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 自動車技術会は,65年前の創立当時から現在までに至る10万件以上の文献データを保有しており,今まではこれらを有料で提供してきたが,公益社団法人として技術情報をより広く発信することにより,自動車に関する学術や産業の振興に寄与することが重要であると考え,発行後5年を経過したものについては,これらを無料で公開することにした。無料公開を開始する部分は全文献の約8割に相当し,現在の文献複写依頼においても約3割を占める引き合いがある。同サービスは個人会員限定で,同会ウェブサイトの会員マイページより利用できる。現在,約32,000件の文献が同サイトにて無料閲覧可能である。
http://www.jsae.or.jp/  (’12 5/16)

 

 新日本製鉄は,2012年3月16日に航空機用チタンシートの製造における熱処理工程で,Nadcap(国際航空宇宙産業界の特殊工程認証プログラム)の認証を取得した。今回取得したNadcapは,航空機の部品や原材料の製造における熱処理,表面処理などの特殊工程について米国のNPOが認証・維持する仕組みとなっており,航空機市場に普及している。航空機は,機体軽量化に向けた機体への複合材採用拡大により,複合材と相性のよいチタンの1機あたり使用量が,従来機種が20t程度であるのに対し,新型機種では1機当り80tを上回るなど大幅に増加しており,民間航空機向けチタン需要は2011年から2015年で5割以上増加すると見込まれている。 同社は今後,Nadcap承認取得により販売可能領域が飛躍的に拡大することを契機として,これまでの一般工業・民生・建築分野等に加え,長期的に需要拡大が見込まれる航空機分野への取り組みを一層強化していく。(’12 5/16)

 

 全石連は,2012年度の「次世代石油製品販売業人材育成事業」に着手する。普及の早いハイブリッド車(HV)などに対応できる人材育成のため,専門知識や技術を習得する研修会を全国に展開する。教材の作成や研修会の運営準備を進め,今夏から開催していく方針。同事業は,自動車の変化に合わせてSSが次世代化を図るために必要な人材を育てることを目的に,資源エネルギー庁の補助事業として2億2,000万円の予算で実施する。新人従業員対象の,HVの構造および低電圧取扱特別教育と,特別教育の履修者が対象のメンテナンス講座を中心に実施するが,プラグインハイブリッド(PHV)自動車に関する講座を希望する販売業者が多いことから,今年度はPHVの専門講座を設けることも検討している。(’12 5/16)

 

 潤滑油協会は,2012年7月10日(火)に笹川記念会館(東京都港区)で「2012年度潤滑油研究会」を開催する。同研究会は,潤滑油製造業近代化事業(補助事業)の一環として,潤滑油関係業界の方を対象に潤滑油関連情報の提供を目的としている。参加費は無料で(事前登録制),定員は100名となっている。当日は以下の講演を行う予定。

1.「JCMAS GK・GKBのオンファイルシステムによる普及活動について(仮題)」
  飯島 浩二 氏(日本建設機械施工協会/コマツ)
2.「知的財産権の侵害問題について(仮題)」
  服部 正明 氏(日本貿易振興機構(ジェトロ))
3.「産業用車両の潤滑について(仮題)」
  大川 聰 氏(日本トライボロジー学会/元コマツ)  (’12 5/16)

 

 森精機製作所は,中国・天津市に工作機械の新工場を建設すると発表した。新工場は2013年9月の稼働を予定しており,投資額は約40億円,敷地面積は約9万m2,建物面積約2万4,000m2となっている。旋盤やマシニングセンターなどを月産100台で生産する。現地では工作機械の需要が拡大しており,納期短縮や生産コストの低減を狙う。同社は,今後の需要動向次第で増設も検討していく。(’12 5/16)

 

 NTNは,トランスミッション用「自己形成シール付低トルク玉軸受」を開発した。従来のシール付き玉軸受は異物の侵入を防ぎ,軸受寿命を延ばす効果があるが,トルクが高くなるという課題があった。同製品は内輪とシールの間に微小なすきまを自己形成する新開発のシールを採用し,従来品と比べて最大80%の回転トルク低減を実現,5倍の通油性による十分な軸受潤滑も確保した。同社は,同製品を今夏から一部メーカーにサンプル供給を始める予定で,自動車の低燃費化やCO2排出量削減に貢献する製品として市場展開する。売り上げ目標は2014年度に10億円としている。(’12 5/16)

 

 経済産業省が発表した2012年3月分の石油統計速報によると,アスファルトの販売量は前年同月比6.3%増の30.5万t,生産量は同8.3%増の40.1万t,輸入量は2.9万tだった。潤滑油の販売量は同4.3%減の15.8万kL,生産量は同22.8%減の22.7万kL,輸入量は同13.0%減の0.91万kL,輸出量は同4.3%増の7.0万kL。パラフィンの販売量は同23.4%減の0.39万t,生産量は同74.0%減の0.24万t,輸入量は同145.1%増の0.31t,輸出量は同78.2%減の0.12万t。LPガスの販売量は同33.2%増の160.8万t,生産量は同5.6%増の34.6万t,輸入量は同27.4%増の142.1万t,輸出量は同12.6%増の1.3万tだった。(’12 5/16)

 

 ケルヒャージャパンは,北陸エリアでのシェア拡大を目指し,北陸営業所を新たに開設,2012年5月15日(火)から営業を開始した。同営業所は国内13番目の営業拠点となる。これまで名古屋支店が北陸エリアもカバーしていたが,同営業所が石川・福井・富山の3県の全てを担当する。主に工場,農畜産,水産業を中心に業務拡大するとともに,これまで以上に地域に密着したサービスを提供する。また営業所に併設する形で,ケルヒャー製品を展示する店舗「ケルヒャーセンター北陸」も6月にオープンの予定である。同センターでは,高圧洗浄機や床洗浄機,スチームクリーナーを始めとする製品(家庭用・業務用・各アクセサリー・洗剤含む)を展示し専任のスタッフが対応する。

○ケルヒャージャパン 北陸営業所 
 所在地:〒920-0362 石川県金沢市古府2-145
 TEL:076-240-3760  FAX:076-240-3761
 開設日:2012年5月15日(火)  (’12 5/16)

 

 石油連盟,日本建設機械施工協会,日本フルードパワー工業会,潤滑油協会,日本グリース協会と,その他の関連企業(添加剤会社4社)で構成されるJCMA油脂規格普及促進協議会は,建設機械に用いられる「JCMAS建設機械用グリースGK・GKB(JCMAS P 040)」について,自己認証制度(オンファイルシステム)による運用を開始した。日本で設計・開発された建設機械により適合し,使用時の故障リスク低減につながるグリースの品質規格として,建設機械用グリース「JCMAS GK・GKB」を制定した。なお,GKは一般グリース規格,GKBは生分解性グリース規格となっている。建設機械用グリースの製造会社や販売会社は自主的に性能試験を行い,規定の要求性能を満たしていることを自らの判断と責任において表示することになる。同協議会では関係者に対して「建設機械用グリース規格(JCMAS P 040)の運用マニュアル」に従い,JCMA規格を適正に利用するよう働きかけている。JCMA規格を利用する建設機械用グリースの販売会社がグリース缶などに性能分類を表示する際は,同協議会に性能試験結果や代表性状,表示内容等を届け出るよう協力を求め,これらを整理保管(オンファイル)し,JCMA規格の適正な運用・普及を図るための基礎資料として活用する。また,ユーザーの混乱を避けるため性能分類表示の様式を定め,これに従って表示するよう働きかける。届出の受理,オンファイル業務は潤滑油協会に委託している。受付は2012年4月1日に開始されており,グリース缶等への性能表示は2012年10月1日から開始となっている。「JCMAS建設機械用グリースの運用マニュアル」や問い合わせ先などの詳細は,下記の潤滑油協会ホームページよりダウンロード可能である。
http://www.jalos.or.jp/jcmaonfile/  (’12 5/9)

 

 Argus Media Limitedは,IHS McCloskey社と共同で提供している国際市場で代表的な石炭価格指標「APIインデックス」に,2012年5月4日からアジア太平洋市場における3つの新指標を追加した。アジア太平洋市場において,市場連動価格の採用,長期契約の短期化およびスポット取引の増加など,市場構造の大きな変化が続いている。こうしたなか,公平かつ正確な価格指標に対する需要が高まっており,Argus Media LimitedとIHS McCloskeyでは市場の要請に応えるため,新価格インデックスを設計し,その提供を開始することになった。詳細は以下のURLより。

<今回追加するAPIインデックス>
○名称:API-5
○条件:豪州積み(Fob Australia)
○品位:熱量5,500kcal/kg(NAR)の一般炭

○名称:API-8
○条件:中国華南着(Cif South China)
○品位:熱量5,500kcal/kg(NAR)の一般炭

○名称:API-C1
○条件:豪州積み(Fob Australia)
○品位:原料炭

URL:http://www.argusmedia.jp/Methodology.html  (’12 5/9)

 

 財務省が発表した2011年度の貿易統計速報(通関ベース)によると,輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は4兆4,101億円の赤字で,第2次石油危機に見舞われた1979年度の3兆1,278億円の赤字を上回る過去最大の赤字幅だった。2011年度の輸出額は前年度比3.7%減の65兆2,819億円で2年ぶりの減少,輸入額は原油やLNGの大幅増により同11.6%増の69兆6,920億円で2年連続の増加となった。地域別では,対中国が2兆3,020億円の貿易赤字,対米国の黒字幅は前年度比4.8%減の4兆3,024億円,また,対EUの黒字額は同49.8%減の9,194億円と半減した。(’12 5/9)

 

 JX日鉱日石エネルギーは,2015年をめどにドイツで家庭用燃料電池事業に参入する。現地企業と組み,技術開発や量産効果で価格を従来型の1/5の約50万円に下げた最新型を売り込んでいく。ドイツで販売するのは従来型よりも発電効率が3割程度高い,最新型の固体酸化物型燃料電池(SOFC)で,1台あれば一般的な家庭で7割の電気をまかなえる。発電装置の主要部材の素材を見直し,また人手で組み立てているのを自動化することなどで,今の270万円から約50万円に引き下げる。同社は他社に先駆けて新市場を開拓し,2020年に10万台の海外販売を目指す。(’12 5/9)

 

 出光興産が主催する「第22回出光音楽賞」の受賞者が,ピアニストの金子 三勇士 氏,マリンバ奏者の塚越 慎子 氏,ピアニストの萩原 麻未 氏に決定した。同賞は主にクラシック音楽の活動を対象に,育成という観点から,意欲,素質,将来性,前年度の活躍などを選考基準とし,原則30歳以下の若手の音楽家に贈られており,第22回までに82人・1団体が受賞している。今回の受賞者は,いずれも国際コンクールで多くの入賞歴をもっており,今後の音楽会を担う新進演奏家として期待を集めている。(’12 5/9)

 

東日本大震災復興支援・エクソンモービル音楽賞受賞記念演奏会-東燃ゼネラル石油 東燃ゼネラル石油は,2012年4月8日に仙台市青年文化センター(仙台市青葉区)にて,仙台フィルハーモニー管弦楽団との共催により「東日本大震災復興支援・エクソンモービル音楽賞受賞記念演奏会」を開催した。同管弦楽団は,被災地に音楽を届ける活動を展開し,2011年秋に第41回エクソンモービル音楽賞洋楽部門本賞を受賞した。今回の記念演奏会は,この受賞を記念し,被災地の1日も早い復興を願って開催したものである。演奏会には,仙台市内の仮設住宅に入居されている方々約350名と,宮城県内でブラスバンドなどの音楽活動に参加している中高生50名を招待した。なおチケット販売の収益は,CDの作成と,岩手,宮城,福島三県の中学・高等学校へのCDの寄贈に充てられる。(’12 5/9)

 

 経済産業省が発表した,2012年2月の潤滑油販売実績によると,潤滑油全体は前年同月比3.1%増の20万4,000kLとなった。用途別に見ると,車両用が同2.4%増の7万2,000kL,うちガソリンエンジン油は同1.7%増の3万4,000kL,ディーゼルエンジン油は同0.8%減の2万1,000kL。舶用エンジン油は同1.8%減の1万4,000kL。工業用は同2.0%増の9万3,000kL,うち機械油が同4.8%増の3万9,000kL,金属加工油が同12.4%減の1万kL,電気絶縁油が同6.8%増の5,000kLだった。(’12 5/9)

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