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松村石油

「第14回境界潤滑研究会」開催される

 官公庁・研究機関・協会など, 潤滑管理  「第14回境界潤滑研究会」開催される はコメントを受け付けていません。
5月 102017
 

 日本トライボロジー学会の第3種研究会「境界潤滑研究会」(主査:青木 才子 氏,東京工業大学)は2017年4月21日(金),東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区)で第14回研究会を開催した。
 同研究会は,境界潤滑にかかわる研究者・技術者が一同に会し,それぞれの立場から見る境界潤滑像を持ち寄って自由に討論できる場を提供する目的で開催されている。当日は,トライボロジー研究会最前線の話題提供として以下3件の発表が行われた。
 平山 朋子 氏(同志社大学)による「MoDTCと無灰FM剤の併用系における固液界面構造とナノトライボロジー特性」と題した発表では,無灰摩擦低減剤の金属表面への吸着形態の分析およびモリブデン系摩擦低減剤を併用した場合の摩擦特性の変化を評価した実験結果が報告された。
 伊藤 伸太郎 氏(名古屋大学)による「ナノすきまで摺動される潤滑剤の粘弾性計測」では,ポリαオレフィン系潤滑剤の粘弾性を計測するファイバーウォブリング法(FWM)が,表面力測定装置や原子間力顕微鏡(AFM)と比較しながら紹介された。
 成田 恵一 氏(出光興産)による「歯車・軸受の疲労寿命と潤滑剤の関わり」では,ギヤ油や自動変速機油の低粘度化と,歯車・軸受の疲労寿命との関わりについて発表が行われた。(’17 5/10)

IHI,CCSプラントの開発に着手

 エネルギー, 機械業界  IHI,CCSプラントの開発に着手 はコメントを受け付けていません。
5月 102017
 

CO2回収・貯留実証プラント-IHI IHIは,大量に二酸化炭素(CO2)を発生する石炭火力発電所の環境負荷低減を後押しする,CO2回収・貯留(CCS)プラントの事業化調査および基本設計に着手した。
 同社は,吸収液を使い燃焼後の排ガスから化学的にCO2を回収する「化学吸収技術」を用いたCCSのプラント実証を進めている。吸収液に用いられるアミンと排ガスを吸収塔で接触させて,アミンにCO2を溶け込ませ,放散塔で加熱することで99.9%以上の高濃度CO2を回収できる仕組みで,今後吸収液や反応システムなどの開発を進め,CO2の分離に必要なエネルギーを従来技術比で半減させる。
 同社相生工場や豪州で実証実験を行っており,豪州の実証プラント(写真)では,約1年で計画運転時間の5000時間に到達した。2017年度はさらに5000時間の運転を実施し,商用機を開発する。豪州,北米,日本などで初号機の建設を目指す。
 なお,同社は,化学吸収技術のほかに,酸素燃焼プロセスによるCO2液化回収装置の実証実験も行っている。(’17 5/10)

小野測器,トルク演算表示器「TQ-5300」を開発

 測定・検査・分析, 電機業界  小野測器,トルク演算表示器「TQ-5300」を開発 はコメントを受け付けていません。
5月 102017
 

トルク演算表示器「TQ-5300」-小野測器 小野測器は,フランジ型の高剛性トルク検出器用トルク演算表示器「TQ-5300」を開発し,2017年5月25日(木)より受注を開始する。
 同製品は,同社のフランジ型高剛性トルク検出器「TQ-1000シリーズ」および「TQ-2000シリーズ」に対応。トルク検出器から検出したトルク量に相当する信号出力周波数を1周期ごとに演算し,高速応答でアナログ出力する。従来機種「TQ-5200」に搭載されているデジタルインターフェースRS-232Cのほかに,新たにEtherCAT,PROFIBUS,CANを搭載し,より高速でのデジタル通信が可能となったほか,トルク検出器本来の高精度なトルク計測値をそのまま出力することができるようになった。さらにこれまではトルクのみアナログ出力が可能だったが,回転速度のアナログ出力も可能となった。オプションの使用により,トルク2chの出力が可能となり,制御用と記録用の出力を分離する等の用途に応じた使用が可能となる。(’17 5/10)

2017年2月の潤滑油販売実績

 官公庁・研究機関・協会など, 潤滑油剤, 潤滑油業界  2017年2月の潤滑油販売実績 はコメントを受け付けていません。
5月 102017
 

 経済産業省が発表した2017年2月の潤滑油販売量は,前年同月比3.8%減の19万127kLだった。用途別に見ると,車両用が同2.3%減の6万9,519kL,うちガソリンエンジン油が同1.2%減の3万1,667kL,ディーゼルエンジン油が同11.5%減の1万7,726kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同5.4%増の2万126kLだった。船舶用エンジン油は同0.2%増の1万1,611kL。工業用は同5.1%減の10万8,997kL,うち機械油が同12.7%減の2万5,150kL,金属加工油が同3.1%減の1万880kL,電気絶縁油が同3.4%減の4,308kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同0.5%減の4万8,921kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同6.7%減の1万9,738kLだった。(’17 5/10)

キグナス石油,春のオイルフェア開催

 潤滑油剤, 潤滑油業界, 石油・化学業界  キグナス石油,春のオイルフェア開催 はコメントを受け付けていません。
4月 122017
 

2017年KYGNUS春のオイルフェア キグナス石油は,2017年4月1日(土)~30日(日)までの期間,全国の系列SSで「KYGNUS春のオイルフェア オイル交換でリフレッシュ!」を展開する。
 期間中にオイル交換をするとその場でくじを引くことができ,「リフレッシュ」をテーマとした賞品がもれなくもらえる。また,キグナス楽天ポイント加盟SSで,対象のモーターオイル14種の中からオイル交換をすると,楽天ポイント200ポイントがもれなくもらえる。キグナス楽天ポイントカードは,キグナス店舗にて無料で配布している。詳細は以下のURLより。
http://kygnus.jp/fair/  (’17 4/12)

島津製作所,エネルギー分散型蛍光X線分析装置用に「微小部分析キット」を発売

 機械業界, 測定・検査・分析  島津製作所,エネルギー分散型蛍光X線分析装置用に「微小部分析キット」を発売 はコメントを受け付けていません。
4月 122017
 

島津製作所,エネルギー分散型蛍光X線分析装置用に「微小部分析キット」を発売 島津製作所は,同社エネルギー分散型蛍光X線分析装置「EDX-7000 / 8000」用に,直径1mm以下の微小異物を精度良く測定可能な「微小部分析キット」を2017年3月27日(月)より発売した。
 同キットは,X線照射径を最小0.3mm径まで絞ることができる微小部対応コリメータプレートと,解像度を約2.5倍向上させる試料観察カメラを構成に含むことで,直径1mm以下の微小異物の測定に対応。X線の照射径に対して分析対象が小さすぎる場合,対象領域外への照射がデータに影響を与えることがあったが,X線の照射径を絞ることで必要な領域のみを高精度に分析しやすくなる。微小な異物や小さな領域のめっき厚などの正確な分析に最適で,食品や電機・電子,素材など幅広い業界の製造現場や品質管理部門で使用できる。(’17 4/5)

出光興産,「春のありがとうフェア」を開催

 潤滑油剤, 潤滑油業界, 石油・化学業界  出光興産,「春のありがとうフェア」を開催 はコメントを受け付けていません。
4月 052017
 

2017年春のありがとうフェア-出光興産 出光興産は,2017年4月1日(土)~6月30日(金)まで,全国の系列SSで「春のありがとうフェア」を実施する。
 同フェアは,キャンペーン実施中の同社系列SSでオイル2,500円(税込)以上(工賃・フィルター代込み)を購入したユーザーまたは,出光カードを1万円(税込)以上利用した会員が対象。オイル購入者は,スマートフォンでレシートを撮影して応募し,カード利用者は,出光ホームページでエントリーできる。
 今年度は「家族でドライブ!」と銘打ち,抽選で30名に松坂牛焼肉用600g(Aコース),470名に出光オリジナルタンクローリー型ティッシュカバー(Bコース),500名に出光キャッシュプリカ1,000円分(Cコース)が贈られる。同フェアの詳細は以下のURLより。
http://idemitsufair.jp/  (’17 4/5)

キグナス石油,「オイルマン研修(キックオフ会議)」開催される

 潤滑油剤, 潤滑油業界, 潤滑管理, 石油・化学業界  キグナス石油,「オイルマン研修(キックオフ会議)」開催される はコメントを受け付けていません。
4月 052017
 

キグナス オイルマン研修(キックオフ会議)2017 キグナス石油は,2017年3月22日(水),横浜市内のホテルでSSマネージャークラスを対象とした「キグナス オイルマン研修(キックオフ会議)」を開催し,全国から30名が参加した。
 同研修は,系列SSスタッフの人材力向上を目的に実施している「キグナスプロスタッフスクール(KPSS)」の柱となる研修で,オイル交換を入り口とした幅広いカーケアニーズに応える接客力,技術,知識,コミュニケーション力を持ち得たプロスタッフの育成を目的とした研修会。今年度新たに参加する方を対象とした「ファーストステージ」,昨年度オイルマン資格認定者のみが進める「セカンドステージ」,オイルマン資格認定に再チャレンジする「フォローアップステージ」の3ステージで展開する。同研修を修了し,4月~12月の実績で一定の成果基準をクリアした受講生は「キグナス オイルマン資格」として認定される。今回の研修では,顧客の心を動かす接客方法やオイル量販に向けたセールストーク,二次販売へとつなげる手法や次世代自動車への対応について学んだ。(’17 4/5)

NTNとエア・ウォーター社,複雑な形状でも高効率に洗浄できるシステムを開発

 機械業界, 洗浄  NTNとエア・ウォーター社,複雑な形状でも高効率に洗浄できるシステムを開発 はコメントを受け付けていません。
4月 052017
 

NTNとエア・ウォーター社,複雑な形状でも高効率に洗浄できるシステムを開発 NTNとエア・ウォーター社は,エア・ウォーターの液化炭酸ガスを使ったドライアイススノー精密洗浄システム「クイックスノー」の技術と,NTNの「パラレルリンク型高速角度制御装置」の技術を融合した新製品を開発した。
 クイックスノーは,液化炭酸ガスから生成したドライアイス微粒子を高速で洗浄対象物に衝突させ,ミクロの異物を洗浄するドライ洗浄装置。クイックスノーの洗浄効果を最大限に引き出すためには,噴射ノズルを適切な位置に動かしながら洗浄することが必要だが,従来の垂直型多関節ロボットとの組み合わせでは,ノズルを滑らかに動かす動作の実現に課題があった。
 新製品は,クイックスノーのノズルの向きを高速角度制御装置で制御しながら連続動作させることで,従来では除去が難しかった異物に対しても,極めて良好な除去ができ,1,000分の1ミリサイズの微細な異物に対しても効果的な洗浄が可能。また,クイックスノーのノズルを高速角度制御装置の機構内側に組み入れることで,高速動作を可能にするとともに,必要な配線類も機構内側に組み入れることができ,コンパクト化に寄与している。
 今後は,自動車部品や半導体・電子制御部品など,高効率な精密洗浄を必要とする生産工程へ導入を提案し,従来の洗浄装置では困難だった精密洗浄の実現を目指す。
 なお,同製品は2017年4月5日(水)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第27回ファインテックジャパン(http://www.ftj.jp/)」にて,エア・ウォーターブースに参考出展する。(’17 4/5)

2017年1月の潤滑油販売実績

 官公庁・研究機関・協会など, 潤滑油剤, 潤滑油業界  2017年1月の潤滑油販売実績 はコメントを受け付けていません。
4月 052017
 

 経済産業省が発表した2017年1月の潤滑油販売量は,前年同月比3.4%増の18万8,087kLだった。用途別に見ると,車両用が同2.8%増の6万4,811kL,うちガソリンエンジン油が同1.4%増の2万9,613kL,ディーゼルエンジン油が同6.0%増の1万6,567kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同2.6%増の1万8,631kLだった。船舶用エンジン油は同0.5%減の1万1,421kL。工業用は同4.2%増の11万1,855kL,うち機械油が同8.2%増の2万5,074kL,金属加工油が同10.1%増の1万1,541kL,電気絶縁油が同12.5%増の4,013kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同3.2%増の5万1,506kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同2.6%減の1万9,721kLだった。(’17 4/5)

メンテナンス・トライボロジー研究会,創立30周年記念シンポジウム開催される

 官公庁・研究機関・協会など, 潤滑油剤, 潤滑管理  メンテナンス・トライボロジー研究会,創立30周年記念シンポジウム開催される はコメントを受け付けていません。
3月 292017
 

 日本トライボロジー学会の第3種研究会「メンテナンス・トライボロジー研究会」は2017年3月8日(水),東京理科大学 神楽坂キャンパス(東京都新宿区)にて,同研究会創立30周年を記念したシンポジウム(写真1)を開催し,約100名が参加した。
 冒頭,同研究会主査の若林 利明 氏(香川大学;写真2)は「記念シンポジウムの開催にあたって」と題し,1986年第1回研究会設立時からの活動経緯や最近10年間の活動として日本機械学会・日本設備管理学会との連携による「メンテナンス関係合同研究会」の共同開催や「評価・診断に関するシンポジウム」開催への協力,「COMADEM2010」の開催協力など関連する他学会等との協力や「機械状態監視診断技術者(トライボロジー)の創設などを紹介した。今回のテーマである「~メンテナンス・トライボロジーの軌跡と次なる飛翔をめざして~」について,あらゆる資源の徹底的な有効活用を使命に環境の世紀にふさわしい新技術などの軌跡や現状,今後の課題などを発表し,「次なる飛翔と発展を目指していきたい」と述べた。

 特別講演では,歴代の主査である木村 好次 氏(東京大学・香川大学 名誉教授)と,似内 昭夫 氏(トライボロジーアドバイザー)が登壇した。
 木村 氏は「メンテナンストライボロジーは何処へ向かうのか」と題し,予知保全と遠隔支援による総合メンテナンスとしてIndustrial InternetやIndustrie 4.0の実用による状態監視システムの実例を交えて紹介した。「これまで日本のメンテナンスは人の能力に依存する意識が強かったが,今後はメンテナンス手法選択の自由度が増えたことを理解し,従来の日本流のメンテナンスを再評価するとともに,どこへ,どのようにIoTを導入すべきか,せざるべきかを考える必要がある。メンテナンスの様態が変われば,トライボロジーに求められる寄与も重点が変わることを考えておくべき」と述べた。
 似内 氏は「メンテナンストライボロジーについて考える―研究会への提案―」と題し,メンテナンストライボロジー(MT)は,トライボロジーの成果を有効に活用し,また信頼性工学の手法を取り入れて,機械設備の企画・設計・製造・運用を行うこととしたMTの概念や概念図(AREA MAP)を紹介した。「MTはトライボロジーの中でも特に現場技術の向上に寄与することが求められている領域。MTの技術伝承のため資格認定制度や大学の学術的な体系化やカリキュラムを進め,一人でも多くの現場の技術者達がトライボロジーの効能・価値を認識・理解してもらえることを願っている」と今後への期待を述べた。

 合同研究会を共同開催している日本機械学会の「診断・メンテナンス技術に関する研究会」主査の川合 忠雄 氏(大阪市立大学),日本設備管理学会の「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」主査の陳山 鵬 氏(三重大学)が「記念シンポジウムに寄せて」と題して研究会や技術動向を紹介,またそのほかに6件の一般講演が行われた。
 最後に研究会幹事の藤井 彰 氏(新日鐵住金)が「今後も研究会のメンバーやメンテナンスに携わる方々とともに最適なメンテナンスのあり方について考えていきたい」と締めた。一般講演の講演内容は以下のとおり。

  • 「メンテナンストライボロジーにおけるAE研究の歴史と動向」 長谷 亜蘭 氏(埼玉工業大学)
  • 「回転軸の高確度AE計測と高精度信号解析」 小熊 規泰 氏(富山大学)
  • 「非線形超音波法による接触型損傷の検知」 増田 新 氏(京都工芸繊維大学)
  • 「潤滑油の新還元添加剤による自動車と産業機械用における合成油寿命延長の考察」 里永 憲昭 氏(崇城大学)
  • 「表面テクスチャリングの特性と使い方」 是永 敦 氏(産業技術総合研究所)
  • 「プロアクティブ・メンテナンスとトライボロジー」 本田 知己 氏(福井大学)  (’17 3/29)

写真1 メンテナンス・トライボロジー研究会創立30周年記念シンポジウム/写真2 若林利明氏

「2016年度ITM(Idemitsu Technical Master)認定式」開催される―出光興産

 潤滑油剤, 潤滑油業界, 潤滑管理, 石油・化学業界  「2016年度ITM(Idemitsu Technical Master)認定式」開催される―出光興産 はコメントを受け付けていません。
3月 292017
 

 出光興産は2017年3月10日(金),都内で「2016年度出光テクニカルマスターITM(Idemitsu Technical Master)認定式」を行い,2016年度は,燃料油部門で69名(1級9名,2級16名,3級44名),潤滑油部門で104名(1級4名,2級30名,3級70名),合計173名(1級13名,2級46名,3級114名)が認定された。
 ITM資格制度は,販売店営業担当者の燃料油・潤滑油の商品知識や提案力強化を通じて,ユーザーの課題解決に役立てることを目指し,2009年度より導入した同社独自の資格制度。燃料油・潤滑油の各部門を1級・2級・3級に区分し,それぞれの基準(国家資格の有無,経験年数,研修の受講歴など)を満たし,筆記試験に合格すると認定される。これまでに燃料油部門で累計285名,潤滑油部門で469名,計754名が認定され,ITMsと呼ばれる外販担当者の全国組織で活躍している。

 同認定式の冒頭挨拶で,川崎 武彦 上席執行役員は,2016年の国際情勢について「2016年11月に開催されたOPEC総会での8年ぶりの減産合意を契機として,原油価格は50ドル~55ドルに大きく上昇した。また,2016年10月には国際海事機関(IMO)による船舶用燃料硫黄分の規制が2020年から強化されることが決定した。これにより燃料油に限らず潤滑油を含めた世界的な石油製品の需給や市況に様々な影響を与えると想定される」と説明。国内の需給動向については「国内の燃料油市況は需要減少に伴う販売競争の一層の激化により,原油価格や需給環境を反映しない異常な状態が継続している。石油製品需要は,自動車の燃費向上や産業用の燃転の進展により,2016年4月~12月の燃料油需要は98.2%と引き続き減少している。潤滑油需要は100.8%とほぼ横ばいだが,省エネや省コストを実現する高付加価値商材は今後も需要が見込まれる」と説明した。
 販売戦略については,「単純に燃料油・潤滑油を販売するだけではなく,効率的な営業体制の構築や,更なる営業活動における創意工夫によって勝ち残っていかなくてはならない。出光グループでは,簡易熱診断を活用して工場に直接足を踏み入れることで,現場での新たなニーズの発掘と様々な商材の提案活動を推進している。引き続き,熱診断,需要家セミナー,実機・実車テスト等,他社にはない提案型販売を通じ,お客様ニーズを的確に捉え,納得・信頼を積み重ねていただきたい」と述べ,出席者を激励した。また,燃料油収益に依存しない収益構造を目指すとして,「簡易熱診断を入り口とした潤滑油販売や機器販売をはじめとする高付加価値商材への取り組みを強化していく」と述べた。(’17 3/29)

2016年度出光テクニカルマスターITM(Idemitsu Technical Master)認定式