機械状態監視診断技術者(振動) 訓練機関の紹介 | ジュンツウネット21

機械状態監視診断技術者(振動)

ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」は,(一社)日本機械学会が振動診断技術者の育成を目的として2004年からスタートした。
同資格は,ISO18436に基づく資格認証であり,機械状態監視診断技術者に関する認証制度の骨格がISO18436-1として発行され,その一分野として振動診断技術者の認証に関する規定がISO18436-2として発行された。

機械状態監視診断技術者(振動)の訓練機関の紹介を紹介します。

機械状態監視診断技術者(振動)訓練機関の一覧表

機械状態監視診断技術者(振動)訓練機関の一覧です。各訓練機関のチェックボックスをクリックして資料請求ボタンを押すと資料請求できます。

旭化成エンジニアリング
旭化成エンジニアリングの訓練内容
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2004年度より機械状態監視診断技術者(振動)資格認定試験のための訓練コースを実施している。


新川センサテクノロジ
新川センサテクノロジの訓練内容
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計測器メーカーであるが,振動診断スペシャリストの育成も行っており,カテゴリー I ~IVまでの訓練を一貫して提供できる国内唯一の訓練機関である。


東芝 京浜事業所
東芝 京浜事業所の訓練内容
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充実した設備と質の高い講師陣により,2004年開始当初から教育訓練を開始し,多くの技術認証者を輩出している。


IMV
IMVの訓練内容
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振動メーカーとしての強みを生かした教育機関として実習重視の講義を行っている。


日本原子力発電
日本原子力発電の訓練内容
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電力会社・電力関係会社向けの研修を行うなど,振動以外の様々な訓練にも取り組んでいる。


JFEアドバンテック
JFEアドバンテックの訓練内容
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産業用計測機器メーカーであり,機械状態監視診断技術者の教育・トレーニングや,各種セミナーを実施している。



ISO18436-2準拠 機械状態監視診断技術者(振動)資格認証制度

2015/4

1. 資格認証制度の概要

ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」(以下,振動診断技術者)は,(一社)日本機械学会が振動診断技術者の育成を目的として2004年からスタートした。

同資格は,ISO18436に基づく資格認証であり,機械状態監視診断技術者に関する認証制度の骨格がISO18436-1として発行され,その一分野として振動診断技術者の認証に関する規定がISO18436-2として発行された。

この振動診断技術者は世界的なレベルで技術品質を保証するための資格として位置付けられており,日本機械学会は,ISO18436-2の資格認証に関わる相互承認契約をカナダ(Canadian Machinery Vibration Association:CMVA),韓国(Korean Society for Noise and Vibration Engineering:KSNVE)と締結している。本認証制度の先駆けである米国(Vibration Institute:VI)とは,国内での制度発足当初から事業協力および定期的な情報交流を通して,世界に通用する資格レベルを保持している。

1.1 受験資格

受験資格については,「振動による機械の状態監視・診断技術に適用する原理と手順を理解していることを保証する教育,訓練および実務経験を有していなければならない」とされている。振動診断技術者は,カテゴリ I ~IVに分かれ,表1に示す技術レベルがそれぞれ要求される。累積的な最小経験期間と最小訓練時間を表2に示す。

なお,カテゴリIIIの志願者はカテゴリIIの資格,カテゴリIVの志願者はカテゴリIIIの資格を有していることが受験資格となる。

表1 カテゴリの概要
カテゴリ I
ISO17359およびISO13373-1に従い,1チャンネルの振動計で振動計測が正しくできる技術者の資格。使用するセンサ,解析方法の選択は行わず,計測結果の評価も行わない。
カテゴリ II
1チャンネルの振動計で振動の計測とその基礎的な振動解析を実施できる技術者。計測結果を適用規格,法規に基づいて評価し,簡単な対策処置を提案できる資格。
カテゴリ III
機械の状態監視と診断の実施計画を構築できる技術者。様々な振動解析技術を駆使して診断が実施でき,また,振動監視の計画を構築でき,対策処置を提案できる。遂行業務の目的,予算,費用の評価,人材育成についてマネージメントのための報告書を書くことができる資格。
カテゴリ IV
先端的な振動解析技術を活用できる,是正処置の提案に加えて設計変更に対しても提案できる,振動に関して指導・教育ができる,ISO規格を評価できる等,全ての機械の振動計測と解析に対して精通している技術者の資格。
表2 累積的な最小経験期間と最小訓練時間
 
カテゴリ I
カテゴリII
カテゴリIII
カテゴリIV
最小経験期間
6ヵ月
18ヵ月
36ヵ月
60ヵ月
最小訓練時間
32時間
38時間
40時間
64時間

1.2 教育訓練機関

日本機械学会が認定する教育訓練機関を表3に示す。訓練課程を修了し,受験資格を満たすと認証試験を受験することができる。それぞれの訓練機関の特色や日程は,上の一覧表をご参照頂きたい。

表3 認定訓練機関と募集カテゴリ
認定訓練機関
募集カテゴリ
旭化成エンジニアリング(株)
II
新川センサテクノロジ(株)
I,II,III,IV
(株)東芝 京浜事業所
II,III
IMV(株)
II
日本原子力発電(株)
I,II,III
JFEアドバンテック(株)
II

2. 資格取得の意義

設備管理の中で機械の状態監視を目的とした振動計測は,近年アウトソーシングされる傾向にある。回転機の工場試験,受入試験では適切で正確な振動計測が不可欠であり,また異常の兆候などが見逃されてしまうとプラントの運転全体にも支障をきたす恐れがある。このようなことから,資格を取得した振動診断技術者による試験,検査のニーズが年々高まっている。資格取得により,技術者の能力が正しく評価されるだけでなく,業務品質が保証されるため,ビジネスチャンスが拡大する。

3. 今年度のスケジュール

表4に2015年度の認証試験の日程を示す。第1回認証試験はカテゴリ I ~III,第2回認証試験はカテゴリ I ,II,IVの実施となる。

表4 2015年度 認証試験日程
 
2015年度第1回
※カテゴリ I,II,III実施
2015年度第2回
※カテゴリ I,II,IV実施
公示 2015年1月26日(月) 2015年6月16日(火)
受付開始 2015年4月6日(月) 2015年9月3日(木)
受付締切 2015年5月7日(木) 2015年10月2日(金)
試験 2015年6月27日(土) 【択一試験】
 2015年11月21日(土)
【筆記/面接試験(カテゴリIV)】
 2015年12月12日(土)
合格発表 2015年8月24日(月) 2016年2月1日(月)
申請締切 2015年9月25日(金) 2016年3月1日(火)
認証日 2015年11月24日(火) 2016年4月26日(火)

4. 受験申請者の現状と今後の展望

表5に振動診断技術者の受験申請者数推移と合格者数の推移を示す。カテゴリ I ~IV累計で3,993名が合格している(2004年度第1回試験~2014年度第2回試験)。受験申請者の業種分布図(図1)を見ても分かるように,エンジニアリング,メンテナンスサービス関連業界の受験者が最も多い。これは,製造設備の運転・設備管理において,顧客への機械状態監視技術提供の必要性が高いためとみられる。

また,新入社員など若い世代の資格取得者が増加傾向にあるという。このことからも,振動診断技術者が重要な役割を持つという認識が年々高まっていることがうかがえる。

表5 受験申請者数と合格者数(カッコ内)の推移
年度/回
カテゴリ I
カテゴリII
カテゴリIII
カテゴリIV
2004/1
65(64)
271(268)
   
2004/2
18(17)
233(230)
   
2005/1
14(9)
187(173)
   
2005/2
5(5)
179(156)
26(12)
 
2006/1
19(15)
186(136)
35(21)
 
2006/2
14(14)
171(156)
39(35)
 
2007/1
26(24)
198(169)
21(15)
 
2007/2
36(35)
206(172)
16(11)
15(8)
2008/1
62(40)
149(103)
22(16)
 
2008/2
44(36)
262(175)
30(12)
10(2)
2009/1
31(27)
143(119)
24(12)
 
2009/2
107(93)
211(177)
34(18)
10(3)
2010/1
44(36)
155(133)
32(21)
 
2010/2
73(64)
184(95)
14(2)
12(4)
2011/1
22(20)
121(97)
19(13)
 
2011/2
58(52)
145(130)
27(19)
9(0)
2012/1
17(17)
104(72)
34(12)
 
2012/2
35(35)
125(92)
 
9(3)
2013/1
22(21)
103(81)
47(34)
 
2013/2
12(12)
129(111)
 
5(2)
2014/1
14(14)
98(75)
36(27)
 
2014/2
15(15)
131(104)
 
6(2)
累計
753(665)
3691(3024)
456(280)
76(24)
図1 ISO18436-2準拠 機械状態監視診断技術者(振動)資格認証試験 受験申請者の所属産業分野累計(2004年度第1回~ 2014年度第2回)

図1 ISO18436-2準拠 機械状態監視診断技術者(振動)
資格認証試験 受験申請者の所属産業分野累計
(2004年度第1回~ 2014年度第2回)

 

機械状態監視診断技術者(振動/トライボロジー) 資格認証試験についての問い合わせ先
一般社団法人日本機械学会
事業運営部門 事業企画グループ(担当者:村山)
TEL:03-5360-3506  FAX:03-5360-3509
E-mail:joutai@jsme.or.jp
URL http://www.jsme.or.jp/JOTAIWEB/toppage.htm


○旭化成エンジニアリング
http://www.asahikasei-eng.com


○インテクノス・ジャパン
http://www.intechno.co.jp


○三洋貿易
http://www.sanyo-si.com/


○JFEアドバンテック
http://www.jfe-advantech.co.jp/


○JFEプラントエンジ
http://www.jfe-planteng.co.jp/


○新日鉄住金化学
http://homepage1.nifty.com/nscc_tribo/


○テクノサポート
http://www.technosupport.co.jp


○トライボテックス
http://www.tribo.co.jp/


○日本エスケイエフ
http://www.skf.jp


○プラントサービス
http://www.aps-jp.com/


○プラントテクノス
http://www.plant-technos.co.jp/