トライボロジー関連のニューストピックス | ジュンツウネット21

今週のジュンツネット21ニュース

  • 「名古屋ものづくりワールド2019」開催される

     軸受,ベアリング,ねじ,ばねなどの機械要素や金属,樹脂に関する加工技術などを一堂に集めた製造業向け専門技術展「名古屋機械要素技術展」(主催:リードエグジビションジャパン)」が2019年4月17日(水)~19日(金)の3日間,ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催された。  製造業向けIT,3Dプリンタ,機械部品,加工技術,航空機部品などが多く出展し中部地域最大級のものづくり専門展として賑わった。  ショットピーニングやDLCコーティングなどの表面処理・改質技術,特殊潤滑剤やグリースをはじめとする摩擦・摩耗対策,洗浄剤や洗浄システム,潤滑油分析や油水分離,廃液減量化など数多くのトライボロジー技術が紹介された。  同時開催の「名古屋設計・製造ソリューション展」「名古屋航空・宇宙機器開発展」「名古屋工場設計・備品展」「名古屋次世代3Dプリンタ展」と合わせた「名古屋ものづくりワールド2019」として3日間で36,177名が来場した。また,セミナーには8,621名の受講があった。(’19 5/22)

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  • 出光興産,高効率ナフサ分解炉建設起工式が開催される

     出光興産(トレードネーム:出光昭和シェル)は2019年4月25日(木),徳山事業所(山口県周南市)にて従来比約30%の省エネルギー効果がある高効率型ナフサ分解炉の建設起工式を行った。  ナフサは粗製ガソリンとも呼ばれる石油製品のひとつで,分解炉を経由し熱分解することでエチレンやプロピレンといった石油化学製品の基礎原料となる。同社は装置の高効率化によるコスト競争力の強化を目的として,エチレン製造装置内にある旧型のナフサ分解炉2基を高効率ナフサ分解炉1基へ更新することを決定し,起工式を行った。同装置の完成予定は2020年中としている。  同事業所は,1957年に出光初の製油所として操業を開始し,1964年に石油化学工場を立ち上げた。現在は周南コンビナートを形成する中核企業として,国内生産量約11%のエチレンを生産しコンビナート各社へ安定供給するとともに,競争力強化に向けた取り組みを行っている。(’19 5/22)

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  • ダイセル・エボニック,高機能ポリアミド事業を再編

     ダイセル・エボニックは,ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のマール・ケミカルパークにポリアミド12(PA12)とその前駆体の製造設備を新設する。投資額は約4億ユーロで,2021年前半に稼動する予定。同時に,透明ポリアミドの生産も拡大する。また,ポリアミド事業の再編成に伴い,2020年第1四半期末までにヴィッテンで製造しているポリフタルアミド(PPA)の製造・販売を中止する。従業員は,PPAプラントからマールに移る予定。(’19 5/22)

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  • ランクセス,高性能エンジンオイル向け有機潤滑油添加剤の販売を開始

     ランクセスは2019年4月22日(月),乗用車用高性能エンジンオイル向け有機潤滑油添加剤の新製品「Additin(R)(アディティン®)RC3502」の販売を開始することを発表した。この「Additin® RC3502」は、摩擦を低減すると同時に性能の持続性と耐摩耗性を発揮するよう開発された潤滑油添加剤。非腐食性ですべての合成系および鉱油系ミネラルエンジンオイルとの親和性を有しているのが特徴で、さらに「SAPSフリー」の特性も備えている。  省燃費は自動車業界のあらゆる分野でのトレンドとなっていて、「Additin® RC3502」は長期間使用されることが多い省燃費油(最大2万マイルを想定)向けに耐久性を備えた有機摩擦調整剤として開発された。市販の乗用車用エンジンオイルおよび高性能エンジンオイルに対して優れた相溶性を備えるだけでなく、表面活性タイプの耐摩耗性添加剤,清浄剤,MoDTCが効果を発揮する摩擦面において,添加剤間の反応を促進する性質も併せ持つ。こうした摩擦低減性と耐久性は、さらなる省燃費性能が求められるILSAC GF-5+やGF-6規格で要求されるエンジンダイナモテスト(ASTM D8114)の省燃費性能に寄与する。(’19 5/22)

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  • イグス,2019年「マヌス賞」を発表

     モーション・プラスチックカンパニーのイグス(ドイツ)は,高性能樹脂製ベアリングを採用した創造性に富んだアプリケーションを表彰する,2019年「マヌス賞」を発表した。今回で9回目となる同賞には,世界32ヵ国から445の応募が寄せられた。  金賞に輝いたのは,スコットランドの機械設計会社ToolTech社の「オフショア検査装置」。同製品は,水中の石油・ガスプラットフォームに設置されたパイプラインを洗浄・検査する装置で,パイプの周辺にカフスのように巻き付き,ローラーで移動しながらパイプラインの洗浄や脆弱な部分を検知することが出来る。金属製のベアリングは腐食しやすいため,イグスの高性能樹脂製部品が採用された。海水への耐性に優れ,無潤滑・メンテナンスフリーの部品が,厳しい条件下でも確実な走行を実現する。  銀賞は,ドイツ・ミュンヘンの造船メーカーCECカタマラン社が開発したスポーツカタマラン(双胴船)「iFLY 15」。同製品は速度を上げると機械的な飛行制御システムにより船体が水上約0.5メートルに浮上し,4枚の小型の折り畳み式水中翼によって最大30ノット(55km/h)で走行する。重量削減など制御システムに関わる課題を克服するため,水中翼にイグリデュール高性能樹脂製すべり軸受を使用した。  銅賞は,フランスのKempf社が開発した「運転支援システム」。障害者や車いす使用者による車の運転を可能にする。ハンドルに装備された制御リング「ダリオス(Darios)」を押せば正確に加速し,ブレーキをかけるときはハンドル横の手動ブレーキを操作する。通常のペダル操作は不要で,最新版の制御リングは単純な円形ではなく,モダンなハンドルと同じように底辺がフラットなデザインとなっている。イグスの3Dプリントによって200個もの高性能樹脂製パーツを作り,連結して,世界初のD型形状加速制御リングに組み込んでいる。  これまでの受賞者やアプリケーションに関する情報は以下URLより。 https://www.igus.co.jp/manus  (’19 5/22)

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  • 日精樹脂工業,低床化したハイブリッド式竪型射出成形機の受注開始

     日精樹脂工業は,業界トップクラスの低床化を実現した型締力2,110kN(220トン)のハイブリッド式竪型射出成形機「TWX220RIII25V」を開発,2019年5月1日から受注を開始した。同製品は,自動車や電子部品など幅広い分野におけるインサート成形向けハイブリッド式竪型成形機「TNX‐RIIIシリーズ」をベースに,新複合式型締機構を搭載し,機械全体の低床化を実現した。これまで高速型締から高圧型締まで1つの型締シリンダで行っていた型締動作を,早送りシリンダと高圧型締シリンダ,ハーフナット機構からなる複合型締機構によって行う。これにより,金型取り付け面高さを従来機比で約30%減の1000mmとし,金型取付けなどの段取り替え作業やワークインサート・製品取り出しの作業性が大幅に向上した。また,機械全体の高さも約10%低く抑えており,成形工場の設置スペース(高さ方向)の融通性も向上している。作動油量は従来機よりも52%削減した。(’19 5/22)

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  • 2019年4月の鍛圧機械受注実績

     日本鍛圧機械工業会がまとめた2019年4月の鍛圧機械受注実績は,前年同月比14.1%減の268億6,400万円となり,2ヵ月連続で減少した。  機種別では,プレス系が同16.8%減の133億3,200万円,板金系が同25.5%減の67億5,500万円,サービスは同9.7%増の67億7,800万円。国内は同19.8%減の103億5,600万円,輸出は同20.1%減の97億3,100万円だった。(’19 5/22)

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  • 2019年3月の潤滑油販売実績

     経済産業省が発表した2019年3月の潤滑油販売量は,前年同月比8.1%減の20万7,696kLだった。用途別に見ると,車両用が同6.7%減の8万932kL,うちガソリンエンジン油が同10.3%減の3万5,740kL,ディーゼルエンジン油が同4.8%減の2万2,847kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同2.4%減の2万2,345kLだった。船舶用エンジン油は同6.4%減の1万2,299kL。工業用は同9.2%減の11万4,465kL,うち機械油が同0.2%増の2万9,844kL,金属加工油が同4.1%減の1万2,777L,電気絶縁油が同14.3%増の6,039kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同14.9%減の4万5,851kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同16.1%減の1万9,954kLだった。(’19 5/22)

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