「トライボロジー会議 2013秋 福岡」開催される

トライボロジー会議 2013秋 福岡 日本トライボロジー学会(会長:益子 正文 氏,東京工業大学)は,2013年10月23日(水)~ 26日(土)の4日間,福岡県福岡市で「トライボロジー会議 2013秋 福岡」(実行委員長:杉村 丈一氏,九州大学)を開催,約600名が参加した。今年の秋のトライボロジー会議は,World Tribology Congress 2013が9月にイタリアのトリノで行われたことから例年の9月ではなく10月の開催となった。
 23日(水)~25日(金)までアクロス福岡(福岡市中央区)で開催された講演会では「循環型社会の実現とグローバル化を支えるシール技術」や「表面テクスチャのトライボロジー」のシンポジウム,また「表面・接触」,「潤滑油」,「摩擦・摩耗」,「表面処理」,「転がり接触」,「境界潤滑」,「グリース」,「コーティング」,「加工」,「流体潤滑」,「バイオトライボロジー」の一般講演が発表された。

 初日はイブニングフォーラム「福・博の歴史・文化に学ぶ人間(じんかん)摩擦低減術」が催され,「福岡藩成立期の諸問題―外様大名が大藩の大名となるには―」を田坂 大藏 氏(福岡市博物館 顧問),「博多のまつりとしきたり―博多いろはかるたより―」を岡部 定一郎 氏(NPO法人鴻臚館・福岡城歴史・観光・市民の会 理事・事務局長)が講演した。
 2日目は九州大学で多様な次世代環境調和型技術の基礎研究やその実証実験に取り組んでいることから,特別講演として「風レンズ技術を利用した風力・水力の有効利用―洋上浮き島エネルギーファーム―」を大屋 裕二 氏(九州大学)が,「日本のエネルギー・環境の中・長期展望」を本田 國昭 氏(九州大学)が,それぞれ先進技術を紹介した。
 また,最終日の26日(土)には,九州大学伊都キャンパスの水素等関連施設や実験設備および創業百四十余年の酒蔵「杉能舎」の見学会を行った。
 次回は「トライボロジー会議 2014春 東京」が2014年5月19日~21日の3日間,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で,また「トライボロジー会議 2014秋 盛岡」が2014年11月5日~7日の3日間,アイーナいわて県民情報センター(岩手県盛岡市)で開催される予定。(’13 12/4)