「環境と新冷媒 国際シンポジウム2016」開催される

 地球温暖化防止の観点から空調・冷凍分野での新冷媒や省エネルギー製品開発の検討が行われている中,2016年12月1日(木)~2日(金)の2日間,神戸国際会議場メインホール(神戸市中央区)で「環境と新冷媒 国際シンポジウム2016~冷凍空調機器の環境・新冷媒・省エネに対応し21世紀をリードする最新テクノロジー~」(主催:日本冷凍空調工業会(JRAIA))が開催された。
 同シンポジウムは,最新の環境対応技術の発表と意見交換の場として1994年にスタートし,国内外の空調冷凍機器・部品メーカーや冷凍機油・フロンメーカー,輸送・設備サービス・建設・電力・ガス空調衛生などの業界や団体が参加しており,今回で12回目の開催となる。
 低環境負荷冷媒や省エネルギーに関する発表を中心に,環境,新冷媒,微燃性冷媒,圧縮機と潤滑油,省エネルギーの5つのテーマをテクニカルセッションに分けて発表した。
初日の「圧縮機・潤滑油」のテクニカルセッションでは,山口 健太郎 氏(JXエネルギー)が「HFO冷媒用POE系冷凍機油の開発」,斉藤 玲 氏(日本サン石油)が「様々な用途の冷凍空調機器に検討される低GWP冷媒と冷凍機油」,中島 聡 氏(出光興産)が「HFC冷媒用空調機油の消費電力評価」,Joseph Karnaz氏(Shreve Chemical Products)が「Lubricants and New Refrigerants : System Performance Needs」と題し,新冷媒に対応した冷凍機油の開発や性能評価などを発表した。
 またポスターの特別展示として日冷工で検討した微燃性冷媒を使用した製品別のリスク評価結果も展示された。(’16 12/28)

環境と新冷媒 国際シンポジウム2016