「第17回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される

 日本機械学会機素潤滑設計部門は,「第17回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏 大阪市立大学,実行委員長:間野 大樹 氏 産業技術総合研究所)を2018年12月6日(木)~7日(金)の2日間,文部科学省研究交流センター(茨城県つくば市)で開催し約90名が参加した。
 同シンポジウムは日本機械学会の「診断・メンテナンス技術に関する研究会」(主査:川合 忠雄 氏,大阪市立大学),日本トライボロジー学会の「メンテナンス・トライボロジー研究会」(主査:本田 知己 氏,福井大学),日本設備管理学会の「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」(主査:陳山 鵬 氏,三重大学)がメンテナンスに関するシンポジウムと合同研究会を,設備診断や設備管理,メンテナンス・トライボロジーといったメンテナンス分野の共通テーマを研究母体とした3つの研究会が持ち回りでホスト役を行い開催するもの。
 現在2年毎夏に開催するメンテナンス分野合同研究会は,決められたテーマにもとづき依頼講演をするのに対し,同シンポジウムは毎年冬の開催で機器診断,状態監視,健全性評価,メンテナンス等に関する技術者・研究者の交流の場として研究者が講演テーマを独自に応募・講演出来ることや,講演会場を一つにし機械や設備,トライボロジーのテーマがごちゃまぜになることで参加者は専門以外の講演も聞け,参加者同士の技術や学術交流が深められる。また研究会以外のメンバーが参加しているのも特長の一つ。最近はIoTなどの通信機器メーカーなど開発した通信機器をどのように診断に活かせるかという角度から参加する企業も増えているという。
 一般講演における質疑・討論をポスターセッション形式で行うことで4件程度の講演を一つのセッションとしている。講演を聞いた後にポスターセッションで質問が出来るのでより詳しくわいわいがやがやと情報交流が出来るのが魅力という参加者の声も多い。
 今回は「弾性波」「センシング・IoT」「転がり軸受」「潤滑・しゅう動」「非破壊検査・ロボット」「構造・モデリング」「保全」の7セッションで構成され31の講演と日立オートモーティブシステムズ 藤田 貴也 氏による「自動車業界におけるパワートレイン電動化動向について」の特別講演が行われた。
 なお次回2019年は大阪での開催を予定している。(’18 12/26)

第17回評価・診断に関するシンポジウム