新東工業,アモルファス金属粉末の量産体制を確立,販売開始

新東工業は,アモルファス金属磁性粉末の微粒化および量産対応を可能とし,アモルファス金属粉末「SAP-Dシリーズ」の販売を開始した。

金属磁性粉末は,スマートフォンや自動車などの通信機器,制御機器に搭載される電子部品(インダクタ)のコア材料として利用されており,ノイズ低減や周波数調整,電圧の安定化を行う働きがある。

同シリーズは,微粒子かつエネルギー損失が低い特性があり消費電力の低減や高周波に対応する電子部品,封止材料など幅広く採用が期待されている。また粒度制御の向上により2µmを下回る微粒子の提供が可能となり,新たな市場ニーズへの対応ができるほか,同社独自のコーティング技術による粉末表面への均質な耐食絶縁被膜(膜厚5nm)を形成した,凝集のない粉末の供給も実現した。('20 5/20)