ENEOS,国内初となるSSでのVPP実証を実施

ENEOS,国内初となるSSでのVPP実証を実施

ENEOSは,次世代型エネルギー供給・地域サービスの提供を目指して,国内初となるサービスステーション(SS)での実証を含む,同社エネルギーリソースを活用したバーチャルパワープラント(仮想発電所,VPP)の実証に取り組むことを発表した。

同社は,再生可能エネルギーの利用拡大および分散型エネルギー社会の到来を見据え,分散電源の活用を中心とした次世代型エネルギー供給・地域サービス事業を成長事業のひとつと位置づけている。蓄電システムや自家発電設備などのエネルギーリソースを制御するVPPの実証に取り組むことにより,再生可能エネルギー導入に伴う,電力需給バランス調整に関する知見を早期に取得し,電気事業の収益力向上を目指していく。

2020年度は,以下の4カテゴリでの実証を計画している。

  1. SSにおける太陽光発電の発電量を有効に活用するような蓄電池の充放電,制御最適化の実証
  2. 製油所・製造所に保有する自家発電設備の稼働余力を活用する実証
  3. EVおよびEV充電器の最適な制御を目指す実証
  4. 産業用蓄電システムを活用した実証

また,2020年6月には,蓄電池事業で先行している英国の蓄電池ファンドへ出資を行うなど,VPP事業にかかわる知見・ノウハウの獲得を積極的に行っている。今後は低炭素・循環型社会の実現に向けて,エネルギーサービスプラットフォームの構築に積極的に取り組んでいく予定。('20 7/29)