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DLC工業会,2019年度「産業標準化事業表彰」で産業標準化功労者表彰を受賞

DLC工業会,2019年度「産業標準化事業表彰」で産業標準化功労者表彰を受賞

 DLC工業会は,経済産業省が産業の標準化推進活動に優れた功績を有する人や組織を表彰する2019年度「産業標準化事業表彰」において,産業標準化功労者表彰 産業技術環境局長表彰を受賞した。

 産業標準化事業表彰は,国際標準化機構(ISO)や国際電気標準会議(IEC)における国際標準策定や国内規格(JIS)策定など,標準化活動に優れた功績を挙げた組織を表彰するもので,同工業会が受賞した産業技術環境局長表彰は,標準の策定や適合性評価活動に貢献し,今後とも継続的な活動が期待できる個人や団体を表彰するもの。毎年「産業標準化推進月間」である10月に表彰式を開催し,功績に応じて,内閣総理大臣表彰,経済産業大臣表彰および産業技術環境局長表彰を行っている。また,この表彰を通じて高度な標準策定能力を有し,標準化を企業戦略に生かせる人材の育成も目指している。

 DLC工業会は,DLC(ダイヤモンドライクカーボン,ダイヤモンド状炭素)の国際標準化推進のために設立された,ISO / TC107(金属および無機コーティング)において,産業化と標準化について熾烈な競争状態にあるDLC膜の国際規格化を実現(1件)。また,第29回ISO / TC107国際会議の日本開催の協賛,DLC国際標準化に関連する講演会や研修会の実施,DLC国際標準化の功績に関する表彰制度も設立し,その普及活動に顕著な貢献を果たしたことなどが評価されての受賞となった。

 2019年10月8日(火)に都市センターホテル3階コスモスホール(東京都千代田区)で行われた表彰式(写真1)には,同工業会を代表して中森 秀樹 会長(ナノテック)が出席し,表彰状とトロフィー(写真2)を授受した。

表彰を受ける中森会長

写真1 表彰を受ける中森会長

授与されたトロフィーと表彰状

写真2 授与されたトロフィーと表彰状

 なお,2019年度の表彰は,内閣総理大臣表彰受賞者が個人1名,経済産業大臣表彰受賞者が個人21名と4組織,産業技術環境局長表彰受賞者が貢献者表彰17名,奨励者表彰4名,功労者表彰7名と4組織だった。('19 11/20)

2019年秋の勲章受章者を発表

 政府は,2019年秋の勲章受章者を発表した。石油業界では,天坊 昭彦 氏(元 出光興産社長)が産業振興功労により旭日重光章を受賞した。また,鈴木 裕司 氏(静岡県石油商業組合理事長)と内海 二郎 氏(元 日本エルピーガス供給機器工業会会長)が産業振興功労により旭日小綬章を受賞した。('19 11/13)

「2019年度GOOD FACTORY賞」の表彰式と受賞企業講演会が開催される―日本能率協会

2019年度(第9回)GOOD FACTORY賞

 日本能率協会は,日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上,改善活動に成果をあげた工場を表彰する「2019年度(第9回)GOOD FACTORY賞」の表彰式と受賞企業による講演会を2019年10月16~17日に都内で開催した。

 受賞企業は,オムロン 欧姆犮(中国・上海),オリンパス 白河オリンパス(日本・福島),花王 上海花王 上海工場(中国・上海),コニカミノルタ 柯尼卡美能达商用科技(夵莞)(中国・広東省東莞市),ダイキン工業 堺・滋賀・淀川・鹿島製作所(4製作所の共同応募),デンソー PT.DENSO INDONESIA(インドネシア・西ジャワ州ブカシ県),東レ 東麗酒伊織染(南通)(中国・江蘇省南通市)の3ヵ国・7工場。

 同賞の応募資格はアジア地域に進出している日系現地企業・工場ならびに日本国内工場。日本およびアジア地域で,工場の生産性向上,品質向上をはじめさまざまな体質革新活動への貢献,そのプロセスや成功要因,現場の知恵,働く方々の意識改革,社会的貢献などの内容を幅広く取り上げ,その成果を日本製造業の範として顕彰することを目的として2011年に創設された。

 第9回となる今回は,東京工業大学 伊藤 謙治 教授を委員長とする審査委員会が,改善・改革活動の「しくみ」「運営」「効果性」「マネジメントの基盤」の4つの視点全てを満たしているか,または特定の項目に優れているかを審査した。

 17日には受賞した7工場が改善や改革活動などを紹介する受賞企業講演会が開催された。ダイキン工業 空調生産本部堺製造部役員待遇製造部長の澤 静治 氏は「世界No.1を目指すモノづくり力を支える人材育成~技能伝承制度の確立~」と題し,国内4製作所のメンバーが主体となり技能伝承の仕組みを構築し運営を実施,グローバルで活躍できる人材育成,IoTなど先端技術を活用した熟練者ノウハウの伝承などの取り組みを紹介した。

 また,デンソー PT.DENSO INDONESIA Production Center Director の久保 崇 氏は「競争力のある複合工場(ミニデンソー)のグローバルモデルの実現」と題し,現地メンバーによる活力あるマネジメントや改善活動の推進,人材教育センターによる高度な生産人材の育成,IoTや自動化の推進,複数の製品を生産する複合工場としてシナジー効果を発揮するなど現地メンバーが中心となって将来の目指す姿の作成から推進までを行う取り組みを紹介した。

 なお,次回(第10回)は,2019年11月から応募を開始し,2020年8月に受賞企業を発表する予定。('19 11/6)

ダウ,台風19号被災地へ支援金および給水袋を寄贈

ダウ,台風19号被災地へ支援金および給水袋を寄贈

 ダウは,台風19号(ハギビス)の被災地支援のため,「アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)」に支援金として2万5千ドルを寄贈した。支援金はA-PADを通じて,パートナー団体であるADRAジャパン(アドラジャパン)に贈られ,千葉県におけるボランティアサポートの活動のために役立てられる。

 また,同社の「PacXpert」包装技術を活用した給水袋1800袋も寄贈した。「PacXpert」包装技術は持ち運びに便利で柔軟な包装材で,袋の上部に取り付けられたキャップや,上下にある本体と一体化したハンドルにより,内容物の出し入れを正確かつ簡単に行うことができる。中身が入っていないときは小さく折り畳むことのできる軟包装コンテナーで,中身が入ると立方体形状となり自立する。中身が液体の場合は,内容物が減っても自立性を保つ。

 A-PADは,災害時により早くより多くの命を救うため,アジア太平洋地域でNGO・企業・政府が国境を超えて相互に協力する仕組みで,現在,日本,韓国,インドネシア,フィリピン,スリランカ,バングラデシュの6ヵ国で活動している。ADRAジャパンは,途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行う認定非営利活動法人で,世界約130ヵ国の支部と協力し,各地で活動を行っている。('19 11/6)

小野測器,「CMMI Ver.1.3」で成熟度レベル5を達成

小野測器,「CMMI Ver.1.3」で成熟度レベル5を達成

 小野測器は,ソフトウェア開発プロセスの能力成熟度を評価する国際的な指標であるCMMIの成熟度レベル5を達成したと発表した。

 同社は,高機能化するソフトウェアの開発力を向上させるために,2008年よりCMMIに取り組み,2009年のレベル2達成後,「CMMI-DEV Ver1.3」の最高位であるCMMI成熟度レベル5を,ソフトウェア開発部門において2016年に続き,2回目の達成をした。

 CMMIレベル5とは,プロセスが定量的に管理され,継続的に改善,最適化している状態。

電子情報技術産業協会,冊子「Society 5.0 ―未来の社会をデザインする―」を発行

Society 5.0 ―未来の社会をデザインする― -電子情報技術産業協会(JEITA)

 電子情報技術産業協会(JEITA)は,冊子「Society 5.0 ―未来の社会をデザインする―」を発行した。3版目の発行となる今回は,今までの「Society 5.0を紹介する冊子」というコンセプトから「Society 5.0の未来をデザインする人たちのための冊子」へと大きく転換し,これからの未来をデザインしたい人たちに向けて,未来を考える上で必要な情報を1冊にまとめた。未来年表やインタビュー,技術解説などを掲載している。

 JEITAは2019年10月1日から,同冊子をJEITA本部(東京都千代田区)のサービスカウンターで無償配布している。また,WebサイトでPDF版を無償でダウンロードすることもできる。同冊子の概要は以下のとおり。

「Society 5.0 ―未来の社会をデザインする―」
 A5変型判 48ページ
 2019年10月1日

PDF版
https://www.jeita.or.jp/cgi-bin/public/detail.cgi?id=754&cateid=1 よりダウンロード可能  ('19 10/16)

NTTドコモ,ノキア,オムロン,製造現場における5G活用実証実験に合意

NTTドコモ,ノキア,オムロン,製造現場における5G活用実証実験に合意

 NTTドコモ,ノキアグループ,オムロンは,工場などの製造現場における第5世代移動通信方式(5G)を活用した共同実証実験を実施することに合意した。

 製造業では,熟練工不足や多品種少量生産などの課題解決に,IoTによるデータ活用で生産性を向上させる取り組みが進んでおり,無線化による要求は高い。しかし,工場では人やモノが動くことによる環境変化や,機器から発信されるノイズなど,安定した信頼性の高い無線品質を確保するには多くの課題もある。この実証実験を通じて,高速・大容量,低遅延,同時接続といった5Gの有用性と可能性を共同で評価し,製造業が直面する課題の解決と,将来の製造現場で求められる通信技術の発展を目指す。

 ニーズが多様化し製品サイクルが短期化するなか,大容量,低遅延の5Gの特徴を活かし,製造設備を無線ネットワーク化し自動搬送ロボットを組み合わせるレイアウトフリー生産ラインや,製造設備のデータや作業者の動きの映像データなどを収集し,AIで解析するAI / IoTによるリアルタイムコーチングなどのユースケースが考えられている。

 5G活用実証実験において,ドコモは「5G装置を活用した実証実験の実施に関わる技術的知見の提供」,ノキアは「5G基地局を含むプラットフォームの提供,ノキアベル研究所の先端技術や知見の提供」,オムロンは「ファクトリーオートメーション機器および制御技術や製造業における知見,自社工場での実験環境の提供」を行う。('19 9/11)

「ハノーバーメッセ2020」にジャパンパビリオンを設置決定

 最新の産業技術・製品が一堂に会す世界最大のB to B専門展示会「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)(主催:ドイツメッセ)」が,2020年4月20日(月)~24日(金)にドイツ・ハノーバー国際見本市会場で開催される。日本能率協会(JMA)ドイツメッセ日本代表部とロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は共同で,日本政府が掲げるConnected Industries (コネクティッドインダストリーズ)とその関連技術,製品,ソリューション,最新事例を世界に発信する場として,「Japan Pavilion For Connected Industries(ジャパン パビリオン フォー コネクティッド インダストリーズ)」を同展に設置すると決定した。

 同パビリオンの設置場所は,ハノーバーメッセの人気エリアである「Digital Factory」から2020年より名称変更される「Digital Ecosystem」になる予定。また,日本電機工業会,Industrial Value Chain Initiative(インダストリアル バリューチェーン イニシアティブ)と展示エリアを隣接,一体化させ150m2規模になる予定となっている。パビリオンの参加者とサポーターの募集を開始した。概要は以下の通り。

  • HANNOVER MESSE 2020概要
    • 会期:2020年4月20日(月)~24日(金) 9:00~18:00
    • 会場:ハノーバー国際見本市会場
    • 主催:ドイツメッセ
  • ジャパンパビリオン概要
    • 主催:ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI),日本能率協会(JMA)
    • 後援・協力:関連官庁・団体等に申請予定
    • 参加規模:150m2(予定)
       ※日本電機工業会,Industrial Value Chain Initiativeの展示エリアの合計
    • 参加号館:HANNOVER MESSE 2020Digital Ecosystems(ホール14,15,16,17のいずれかを予定)
    • 参加対象:Connected Industriesや製造業向けのIT,IoTに関連した日本国内外における事例(ユースケースなどの紹介)・技術・サービス・商品
       ※日本企業および同海外現地法人のみ
  • 問い合わせ先:日本能率協会 ドイツメッセ日本代表部
    〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
     TEL:03-3434-6447  E-Mail:DMS@jma.or.jp
     https://www.jma.or.jp/dms/  ('19 9/4)

「第16回機能性コーティングの最適設計技術研究会」開催される

第16回機能性コーティングの最適設計技術研究会

 日本トライボロジー学会の機能性コーティングの最適設計技術研究会(主査:上坂 裕之 氏,岐阜大学・会員提案研究会)は,2019年7月23日(火),東京都立産業技術研究センター(東京都江東区)にて第12期第1回(通算第16回)研究会を開催した。

 同研究会はCNx,DLC等の硬質炭素系皮膜および二硫化モリブデン等の固体潤滑皮膜を実用化する上で重要となるコーティングの最適設計技術の向上を目指し,幅広い分野の研究者,技術者が集い,トライボロジー会議でのシンポジウムの開催や研究会での話題提供と討論を行っている。

 通算第16回研究会となる今回は,上坂主査の挨拶の後,3件の話題提供と会場となった東京都立産業技術研究センターのトライボロジー研究関連施設の見学を行った。

 講演テーマは次の通り。

○可変な凹凸構造を活用したトライボロジー機能の拡張…大園 拓哉 氏(産業技術総合研究所)
○変形する機能性表面を用いた摩擦の能動的制御―スマートサーフェスへの挑戦―…村島 基之 氏(名古屋大学)
○塩素含有DLC膜の摩擦摩耗特性に関する研究…徳田 祐樹 氏(東京都立産業技術研究センター)  ('19 8/28)

日本能率協会,IngDan Japanと共同で「深センオープンイノベーションラボ」を開設

 日本能率協会とIngDan Japanは,IngDan Japan内に会員制の「深センオープンイノベーションラボ」を開設し,共同運営することを合意した。

 IngDan Japanは,中国深センにて数多くのIoT関連スタートアップ企業が事業を開始するにあたり,設計や製造など様々な機能会社を探し,迅速に市場導入を可能にするインキュベーションのためのプラットフォームである硬蛋(IngDan)を日本企業にも活用してもらうことを目的に設立した企業。欧米やイスラエルのスタートアップも利用し,既に3万を超すプロジェクトがこのプラットフォームから生まれている。

 今回開設する「深センオープンイノベーションラボ」は,この中国深センのプラットフォームを活用できるようにするとともに,膨大な企業情報を利用し,日本企業の発展に貢献できる機能を提供することを目的としている。同地区で起きている変化をいち早くつかみ,必要に応じてこれらを推進する企業群との連携を可能にすることを目指し,会員企業に新たな技術やサービスの動きの情報発信,現地訪問や企業紹介の場の提供などを実現していく。

 同ラボの会員募集,および日本側ショールームの開設は2019年9月を予定している。('19 7/31)

東芝情報システム,音声でフィールド作業を支援するシステムの提供開始

東芝情報システム,音声でフィールド作業を支援するシステムの提供開始

 東芝情報システムは,2019年7月1日よりフィールド作業支援システム「指南名人™」の販売を開始した。

 作業現場では,タブレットやウェアラブルグラスでマニュアル等のドキュメントを見ながら作業を行っているが,両手を使って作業しなければならない場面や,手袋の着用が義務付けられているケースも多く,「作業現場でタブレットを持って作業するのは不便」等の意見が多数ある。

 同システムは,マニュアルやチェックリスト等の閲覧や写真・動画の撮影,パソコンの操作や報告書の作成を作業者の“声”で操作することでハンズフリーでの作業が可能になる(音声コマンド機能)。また,音声合成技術によるガイド機能で,初心者や外国人にも作業を行うことが可能にとなっている(音声ガイド機能)。('19 7/24)

“声”でマニュアルやチェックリスト,動画の呼出・閲覧を操作

“声”でマニュアルやチェックリスト,動画の呼出・閲覧を操作

“声”で写真・動画撮影,音声録音を操作

“声”で写真・動画撮影,音声録音を操作

「スマートファクトリーjapan 2019」開催される

スマートファクトリーjapan 2019(1)

 2019年6月5日(水)~7日(金)の3日間,東京ビッグサイト 青海展示棟(東京都江東区)で「スマートファクトリーjapan 2019」(主催:日刊工業新聞社)が開催され,3日間で43,169名が来場した。

 同展は,スマートファクトリーを実現するうえで欠かすことができない,情報管理・処理システムをはじめ,製造設備・装置,その他生産工場に関する技術・製品が一堂に会する展示会。アマダホールディングスがV-factory対応ベンディングマシン「EG-4010」を展示し,曲げ加工の実演により生産効率の向上を紹介したほか,最新のIoT技術やインダストリー4.0の実現に向けた各種製品・サービスが多数展示された。

スマートファクトリーjapan 2019(2)

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 また,会期中,セミナーや講演会も多数催された。5日(水)には「スマートファクトリーを実現する改革シナリオと実践事例」と題して松本 賢治 氏(日本能率協会コンサルティング)が講演。6日(木)には「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブが目指す日本版ものづくり改革―「ゆるやかな標準」でつなげる第4次産業革命への挑戦―」と題して,インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)が講演し,業務シナリオワーキンググループの事例発表や,2018年度から新たな取り組みとしてスタートした先進研究分科会の発表などを行った。

 次回「スマートファクトリーjapan 2020」は,2020年10月14日(水)~16日(金)の3日間,東京ビッグサイト南ホールで開催する。また,同展の出展募集は2019年9月より開始する予定。