技術別」カテゴリーアーカイブ

出光興産,郵船商事,日本郵船,石炭ボイラ制御最適化システムの販売会社を設立

ULTY-V plus -郵船出光グリーンソリューションズ 出光興産,郵船商事,日本郵船の3社は,石炭ボイラ制御最適化システム「ULTY-V plus (アルティ ヴイ プラス)」の販売会社「郵船出光グリーンソリューションズ株式会社」を共同設立し,今後国内および中国・台湾・ベトナムなどへの同システムの販売を強化すると発表した。
 同システムは,発電所や工場で使用されている石炭ボイラの最適な運転を実現するため,AI(人工知能)を活用し,一連の動作を「自己計測」,「自己分析」,「自己判断」の完全自己完結型で行う燃料制御機能システム。燃焼効率の改善や燃料使用量削減による経済性の向上だけでなく,二酸化炭素(CO2)排出削減による地球温暖化防止を通じ,持続可能な社会の実現へ貢献していく。

  • 会社名:郵船出光グリーンソリューションズ株式会社
  • 資本金:3,000万円
  • 出資会社:出光興産,郵船商事,日本郵船
  • 事業内容:ボイラ制御最適化システムに関する販売事業,改良開発事業,コンサル事業ほか  (’19 4/24)

島津製作所,精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」を発売

オートグラフAGX-Vシリーズ-島津製作所 島津製作所は,強度試験機を製造しているが,業界トップクラスの測定能力を実現し,操作性や安全性を大幅に向上させた,引張,圧縮,せん断をはじめとする様々な試験方法に対応する精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」を2019年4月15日に発売した。同シリーズは,100年以上にわたって試験機を製造してきた同社が開発したハイエンドモデル。
 サンプリング速度が従来製品の2倍となる10kHZに向上したことで,1秒間に10,000回の試験力を採取可能。ISO6892で規定されるひずみ制御方式での試験については,制御周期を10倍に高め,応答性を向上。また,測定精度保証範囲を1/1000からさらに広げ,1/2000まで保証する機種をラインナップしている。オプションのアナログ入力ユニットを増設すれば,最大20チャンネルのアナログ信号の取り込みが可能となるなど,高い拡張性を備えている。
 タッチパネル液晶画面の新しいコントローラを導入し,様々な試験の設定が容易になった。装置が動作する際には,操作音でオペレーターに装置の状況が伝えられる。試験容量20kN以上のモデルには,つかみ具などの試験治具の接続にマルチジョイントを導入したことで,重量のあるジョイントの交換が不要になり,安全性と作業性を高めている。さらに装置の状態をチェックする自己診断機能を新たに導入し,使用時間や操作ログを装置が自動で記録するとともに,部品交換が必要な時期を自動で通知。また,誤操作による治具同士の衝突を防止する機能など,様々な機能が標準搭載されている。(’19 4/24)

JXTGエネルギー,台湾最大の洋上風力発電事業へ参画

JXTGエネルギー,台湾最大の洋上風力発電事業へ参画 JXTGエネルギーは,台湾で洋上風力発電所の建設・運営を行う允能(ゆんねん)ウインドパワー社の権益6.75%を取得し,台湾における発電事業および洋上風力発電事業に初めて参画することを発表した。
 今回のスキームは,JXTGエネルギー,双日,中国電力/中電工,および四国電力が共同で参画したスターウインド・オフショア社が,允能ウインドパワー社の持株会社である雲林(ゆんりん)ホールディングス社の株式を,ドイツの大手再生可能エネルギー開発事業者wpdグループから27%(同社持分6.75%)を取得するもの。
 允能ウインドパワー社は,2021年12月までに,台湾の雲林県沖合で640MW(64万kW)の洋上風力発電所を建設し,台湾における再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に基づき,台湾電力へ20年にわたり電力を販売する。
 台湾は2025年までに5.5GW(550万kW)の洋上風力発電の導入を目指しており,本件の開発エリアでもある西海岸一帯を風力発電の開発エリアと定め,積極的に導入を後押ししている。(’19 4/17)

キグナス石油,「キグナスセールスプロモーション」を発表

2019年度キグナスセールスプロモーション キグナス石油は,2019年3月20日(木)の「2019年度全国キックオフ」において,2019年度のキグナスセールスプロモーションを発表した。
 2019年度のセールスプロモーションは,「HUMAN FOCUS 2019『人にフォーカス!継続的な関係づくり』」をテーマと発表した。
 低燃費車の普及により,ガソリン需要は減少傾向にある中,顧客との1回ごとの接点を重要と捉え,集客力と固定化効果を発揮する「キグナス楽天ポイントカード」,「キグナスジャックスカード」,顧客ごとにアプローチを可能にする顧客管理システム「KMS(キグナス・メンバーズ・システム)」の3大ツールを推進していく。
 また,「個客」理解に基づき一人ひとりに最適な提案をするため,「キグナス接客サービスコンテスト」の活用や,従来の「QHCモニターチェック」に加え,今年度新たに「QHCレベルアップ研修」を新設し,SS店舗での店舗力・サービス力のレベルアップを図る。(’19 4/17)

経済産業省とNEDO,「カーボンリサイクル産学官国際会議」を開催

 経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,2019年9月25日(水)に「カーボンリサイクル産学官国際会議」を開催する。同会議は,CO2を炭素資源(カーボン)として捉え,これを回収し,多様な炭素化合物として再利用(リサイクル)するという「カーボンリサイクル」について,各国の産学官の関係者の参加を得て,最新の知見,国際連携の可能性を確認するとともに,イノベーションを効果的に推進するための課題について議論を深めることを目指す。

  • 日時:2019年9月25日(水) 午後
  • 場所:東京都内を予定
  • 開催形式:講演,プレゼンテーション,パネルディスカッション
  • 出席者(予定):各国政府,国際機関,民間企業,大学・研究機関  (’19 4/17)

フクハラ,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置を発売

メタルバスター-フクハラ フクハラは,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置「メタルバスター」を発売した。エアーコンプレッサーのドレン水には,銅,亜鉛,溶解性鉄,溶解性マンガン,クロムなどの金属物質が水質汚濁防止法の排水基準値以上に含有されていることがある。同製品は,この5品目の金属物質を吸着し,水質汚濁防止法の基準値以下に処理する。コンプレッサーの出力に応じて4種類あり,使用済槽は同社が再生処理をする。ISOやエコアクション21の認証を受けている企業などへの販売を目指す。(’19 4/17)

大阪ガス,工場向けIoTサービスを開始

 大阪ガスは,2019年4月1日よりIoTを活用して工場の生産性向上につながるソリューションを提供するサービスの営業を開始した。
 同サービスは,最適なデバイスやセンサーの選定とその可視化・分析ツールを用意するなど,IoTサービスをワンストップで提供する。これにより,設備稼働データの傾向管理による突発的な設備故障の軽減に加え,加工条件と製品品質情報との照合により安定的な品質維持を実現することなどが見込める。業種ごとのニーズや特徴をとらえた安価で汎用的なIoTサービスを提供する。
 同サービスは,2019年4月1日より営業を開始し,6月からサービスの提供を予定している。(’19 4/17)

「テクスチャリング表面のトライボロジーと境界潤滑の合同研究会」開催される

第27回テクスチャリング表面のトライボロジーと第16回境界潤滑研究会の合同研究会 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学)と「境界潤滑研究会」(主査:青木 才子 氏,東京工業大学)は2019年3月22日(金),東京工業大学大岡山キャンパス(東京都大田区)でそれぞれ第27回,第16回となる研究会を合同で開催した。
 今回は,東工大青木研究室の潤滑剤や添加剤の評価試験など研究室の見学の後,東京工業大学の桃園 聡 氏が「エラストマー接触部の形状・表面性状について」,デンソーの福島 由倫 氏が「重水素トレーサ法を用いたTOF-SIMS分析」,日産自動車の南部 俊和 氏が「マイクロテクスチャによる摩擦制御」,東京理科大学の佐々木 信也 氏が「表面テクスチャリングによるトライボロジー特性向上~テクスチャ形状の最適化と創製プロセスにおける問題点」と題し,表面性状の特性や分析,摩擦制御のための手法など話題提供が行われ活発な意見交換が行われた。
 両研究会は同じく表面形状を研究していることから今後も会員相互の交流などを深めていきたいという。(’19 4/10)

研削加工の専門展「Grinding Technology Japan 2019」開催される

 2019年3月18日(月)~20日(水)の3日間,国内初となる研削加工に特化した展示会「Grinding Technology Japan 2019(グラインディングテクノロジージャパン)」(主催:日本工業出版,フジサンケイビジネスアイ・日本工業新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,137社・団体・研究室,302小間が出展,3日間で4,988名が来場した。
 研削盤,砥石,周辺機器,ソフトウエアといった研削加工に関連する機器や技術を始め,工具研削や切削工具,研削コンシェルジュによる技術相談コーナーなど専門展としての特色を出す催しが多く見られた。
 切削・研削油ではブラザー・スイスルーブ・ジャパンが「ブラソグラインドGTC7」を,京滋興産がドイツ・oelheldd社の「Grinding Fluids」や「リクレアン」濾過システムを,AGCがフッ素系溶剤の「AMOLEA」や「アサヒクリーン」を,またトランザーフィルター日本,三鷹工業所,CNKがろ過システムを,またブンリが研削盤用クーラント装置などを展示した。出展者からは「工作機械見本市のJIMTOFと違い研削加工に特化した展示会のため,研削加工でお困りの方などの来場者が多く問題解決型の展示会として今後も期待したい」といった声が聞かれた。(’19 4/10)

Grinding Technology Japan 2019

三和化成工業の代理店会「SAMIC会」開催される

2019年SAMIC会-三和化成工業 三和化成工業(武藤 英輔 社長)は,2019年3月8日(金)にホテル横浜ガーデン(横浜市中区)で同社の工業用潤滑油販売代理店会「SAMIC会」を開催,防錆油や切削油,塑性加工油など工業用製品を販売する全国の代理店29社40名が参加した。
 SAMICは同社の工業用潤滑油のブランドとして,エンジン油の「Verity」と共に長年親しまれている。
 冒頭の挨拶で武藤 社長は,「最近ではIoTという物と物とがインターネットに繋がることで価値を高める動きになっています。弊社では潤滑剤に対してユーザーニーズを如何に掴み製品開発に生かしていくかということに取り組むため製品戦略室を開設しました。代理店の皆様にはユーザーの細かなニーズなどの面で今後も助けて頂き新規顧客開拓などに励んで頂きたいと思います」と更なる代理店との連携の強化など期待と抱負を述べた。
 2018年の業種別市況や,販売状況として海外への輸出が好調なことやベースオイル販売が増えていることなどを説明,SAMIC製品の販売方針の説明ではマグネシウム合金対応の水溶性加工油剤の開発商品や油膜形洗浄兼さび止め油「サミックラストエースMG-831」などの工業用潤滑油のほか,航空機や商業施設の内装に新たな展開を進めている軽量・不燃材「サニール」などの重点商品を紹介した。また今期新たに発足した「製品戦略室」によるユーザーに直結した情報収集を元にした商品開発のコンセプトなどを発表した。
 その後,外部講師として海洋研究開発機構の川村 善久 氏による「海底資源開発の歴史と戦略的イノベーション創造プログラム 海洋課題における取組」の講演や懇親会が行われ参加者相互の親睦を深める一時となった。(’19 4/3)

コマツと東京工業大学,「コマツ革新技術共創研究所」を設置

コマツと東京工業大学,「コマツ革新技術共創研究所」を設置 コマツと東京工業大学は,「コマツ革新技術共創研究所」を2019年4月1日に設置した。東工大すずかけ台キャンパスに325m2の専用スペースを確保して,組織対組織の幅広い分野での連携を進めていく。設置期間は2019年4月1日~2024年3月31日。
 コマツと東京工業大学は2015年に組織的連携協定を締結し,建設機械などの高性能化に欠かせないトライボロジー技術を中心として複数の共同研究を進めてきた。新研究所では,トライボロジー研究をさらに深化させ,また機械要素全体に研究分野を拡げることで,機械部品の高機能化と長寿命化を図る。さらに産業の現場で現出する未解明事象を基盤研究の源泉として,新たな研究分野を生み出していく構想である。東工大にとっては学内にない産業現場の課題への接点,コマツにとっては自社が保有しない先端技術の獲得,また双方にとって新たな人材育成の場の形成につながるとしている。(’19 4/3)

2019年1月の潤滑油販売実績

 経済産業省が発表した2019年1月の潤滑油販売量は,前年同月比100.0%の横ばいで18万3,084kLだった。用途別に見ると,車両用が同0.3%増の6万4,575kL,うちガソリンエンジン油が同0.3%増の2万9,096kL,ディーゼルエンジン油が同3.2%減の1万6,666kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同3.4%増の1万8,813kLだった。船舶用エンジン油は同1.3%減の1万1,045kL。工業用は同0.1%減の10万7,464kL,うち機械油が同4.6%減の2万3,269kL,金属加工油が同5.4%増の1万2,424kL,電気絶縁油が同12.8%増の4,197kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同0.8%増の4万5,363kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同1.7%減の2万2,211kLだった。(’19 4/3)