潤滑油剤」カテゴリーアーカイブ

トヨタ自動車,超低粘度エンジンオイルを開発

トヨタ純正モーターオイル GLV-1 0W-8-トヨタ自動車

トヨタ自動車は,新エンジンオイル「トヨタ純正モーターオイル GLV-1 0W-8」を開発し,全トヨタ販売店や自動車用品店などを通じて2020年2月10日に発売した。同製品は,現在,最も低粘度のSAE粘度分類「0W-8」にも適合したエンジンオイルで,世界で初めて設定された低粘度のオイル品質規格「JASO GLV-1」の認定を取得した。従来の「トヨタ純正モーターオイル SN 0W-16」に対し,約25%の低粘度化を図り,燃費性能を約0.7%向上させた。

同製品は,2020年2月10日発売の新型ヤリス ハイブリッド車用の工場充填オイルから採用を開始し,対象車種を順次拡大していく予定。('20 2/26)

2019年12月の石油統計速報

統計情報

経済産業省が発表した2019年12月の石油統計速報によると,アスファルトの販売量は前年同月比2.8%減の16万6,392t,生産量は同23.2%減の24万8,669t,輸出は同408.5%増の1万5,000t,輸入は同88.7%減の1,021tだった。潤滑油の販売量は同6.7%減の12万2,365kL,生産量は同8.9%減の16万9,520kL,輸出は同5.8%減の7万1,028kL,輸入は同6.2%減の2万1,224kL。パラフィンの販売量は同1.1%増の3,253t,生産量は同2.3%増の9,297t,輸出は同2.6%増の5,280t,輸入は同27.4%減の323t。LPGの販売量は同1.3%減の109万298t,生産量は同14.6%減の27万4,118t,輸出は同4.6%減の1万880t,輸入は同8.8%増の116万5,685t。LNGの販売量は同6.4%減の654万1,855t,輸入は同6.2%減の649万4,722tだった。('20 2/19)

2019年11月の潤滑油販売実績

統計情報

経済産業省が発表した2019年11月の潤滑油販売量は,前年同月比5.1%減の19万7,270kLだった。用途別に見ると,車両用が同3.5%減の7万188kL,うちガソリンエンジン油が同4.9%減の3万2,193kL,ディーゼルエンジン油が同5.7%増の1万8,792kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同9.0%減の1万9,203kLだった。船舶用エンジン油は同7.6%増の1万1,921kL。工業用は同7.2%減の11万5,161kL,うち機械油が同4.1%減の2万7,021kL,金属加工油が同11.6%減の1万2,113L,電気絶縁油が同14.5%減の4,658kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同8.7%減の4万6,435kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同3.8%減の2万4,934kLだった。('20 2/5)

中部電力,関西オートメ機器と共同でファインバブル浮上分離装置を共同開発

ファインバブル浮上分離装置「RaFloM-HE」-中部電力,関西オートメ機器

中部電力と関西オートメ機器は,自動車工場などで使用する洗浄液と切削液のコストを大幅に削減できる超高速ファインバブル浮上分離装置「RaFloM-HE(ラフローム-HE)」を共同開発し,2020年1月9日より受注を開始した。

同開発品は,ファインバブルを生成し,使用済の洗浄液・切削液に混ぜ合わせることで,液内の不純物が泡に付着。泡に付着した不純物は表層に浮上するため効率的に除去でき,その結果,多くの不純物を除去した後の液体を濾過するフィルターの長寿命化や清掃回数の低減につながり,大幅な管理コスト削減が可能となる。両社による実証実験では,コストの半減を実現している。また,洗浄液にファインバブルが含まれることによる洗浄効果の向上等にもつながる。('20 1/29)

「第81回切削油技術研究会総会」,開催される

第81回切削油技術研究会総会

切削油技術研究会(会長:村上 靖典 氏,三菱マテリアル)は,2019年12月6日(金),アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて「第81回切削油技術研究会総会」を開催した。

同研究会は1954年の創設以来65年間,生産現場に立脚した加工技術者の集団としてユーザー,工作機械,工具,切削油など企業間の壁を超え,それぞれの現場で得た知識やノウハウを持ち寄り,専門委員会による独自の実験をおこない,そのデータを採ることで議論を深め,製造現場に有用な知見を提供している。「穴加工皆伝」「研削加工皆伝」「切削油剤ハンドブック」などの刊行物も発刊し加工技術の向上に貢献しており,2018年12月にはミーリングの中級以上の技術者向けに「ミーリングハンドブック」を発刊した。

今回の専門委員会では,加工点を取り巻く多くのパラメータの中で,生産技術者や加工担当者が重視している項目や,気にはしているものの適性値や閾値を見出しにくいと感じている項目を調査・実験をして検証した結果を報告。切削油剤のかけ方や濃度,油種に着目し切削抵抗の変化や環境負荷に対して適切な選択方法を検討した実験と,深穴加工の工夫により,高機能な形状や素材の選択が可能となるかを検証した実験結果を報告し,テーマに関する自由討論を行った。

特別講演では,宇宙航空研究開発機構の清水幸夫氏が「小惑星探査機『はやぶさ』と『はやぶさ2』が目指すもの~太陽系の起源を紐解く~」と題し,2020年冬に地球帰還を予定している「はやぶさ2」プロジェクトについて紹介した。('20 1/22)

2019年11月の石油統計速報

統計情報

経済産業省が発表した2019年11月の石油統計速報によると,アスファルトの販売量は前年同月比2.5%増の17万8,145t,生産量は同11.6%増の20万3,543t,輸出は同49.3%減の6,000t,輸入は同28.0%減の5,058tだった。潤滑油の販売量は同4.5%増の16万987kL,生産量は同2.9%増の20万8,216kL,輸出は同58.7%増の8万2,728kL,輸入は同6.1%増の2万5,191kL。パラフィンの販売量は同8.3%減の3,415t,生産量は同44.6%増の6,455t,輸出は同0.7%減の1,827t,輸入は同81.7%減の339t。LPGの販売量は同7.8%減の87万9,681t,生産量は同19.0%減の25万8,824t,輸出は同189.4%増の3万3,810t,輸入は同3.2%増の76万2,471t。LNGの販売量は同5.0%減の567万2,695t,輸入は同4.7%減の563万5,256tだった。('20 1/22)

2019年度「第25回全国技術研修会」を開催―全国工作油剤工業組合

2019年度全国技術研修会-全国工作油剤工業組合

全国工作油剤工業組合(全工油)は,2019年11月14日(木)~15日(金)の2日間,KKRホテル名古屋(名古屋市中区)で,2019年度「第25回全国技術研修会」を開催,工作油剤の若手技術者や賛助会員の原材料メーカーや商社など72名が参加した。

同研修会は,「中小企業活路開拓調査・実現化事業―連合会(全国組合)等研修事業」の一環として,若手,組合員技術者及び賛助会員を対象に毎年開催している。

今回の同研修会では,「金属工作油剤関連の基礎知識習得と自動車業界の動向について」をメインテーマに講演が行われ,2日目の講演聴講後には松本 勝 氏(MORESCO)の司会進行で参加者によるグループ討議や発表に対する意見交換会を実施した。EVを中心に自動車産業の動向や加工技術,ベースオイルや金属加工油開発の最新動向や経験談などの2日間にわたる講演内容について,参加者各々が感じた感想やこの経験を今後社内でどのように生かすかなどについて意見を出し合い情報を共有した。

同研修会の講演内容は以下のとおり。

  • 1日目
    • 「原油・基油動向について」 菅原 常年 氏(JXTGエネルギー)
    • 「切削加工の高精度化・高能率化・自動化について」 社本 英二 氏(名古屋大学)
    • 「中国EV業界の最新事情について」 大野 大介 氏(東海日中貿易センター)
  • 2日目
    • 「世界自動車生産市場の展望について」 西本 真敏 氏(IHS Markit)
    • 「金属加工油の科学と技術について」 横田 秀雄 氏(MFリサーチ)  ('20 1/15)

出光興産,「第41回切削油研究会」開催される

第41回切削油研究会-出光興産

出光興産は,2019年11月21日(木)に大阪,翌22日(金)に東京で「第41回切削油研究会」を開催し,大阪は70名,東京は100名が参加した。

同研究会は,切削技術の最新情報提供と意見交換を通して課題解決の場として,1975年から開催している。

冒頭の挨拶で,同社潤滑油二部,潤滑油二課長の半田 豊和 氏は,高能率加工の取組み,最新の工具動向に加え,IoT,AI,ロボットを活用した生産性向上の取組みとともに生産性向上に向けた切削油の開発など今回のテーマを紹介した。

その後,今泉 悦史 氏(オーエスジー),安藤 知治 氏(オークマ),木瀬 浩一 氏(マツダ),近藤 隆司 氏(出光興産)による講演がそれぞれ行われ,参加者から活発に質問や意見が数多く出た。('20 1/15)

出光興産,E AXLE向け専用フルードを新開発

IDEMITSU E AXLE FLUID-出光興産

出光興産は,電気自動車(EV),ハイブリッド車(HEV)の駆動ユニットE AXLE(イー アクスル)の性能向上を図る専用フルード「IDEMITSU E AXLE FLUID」を開発した。E AXLEはモータ,インバータ,減速機を一体化させた駆動ユニット。最小限の設計変更でエンジン車をHEV化できることに加え,EVにも適用可能なため,欧州や中国の自動車メーカーを中心に採用されている。

同製品は,減速機の潤滑,クラッチ性能,モータ冷却性を有するE AXLE専用フルードで,3種類のラインアップがあり,多様なE AXLEユニットに対応する。OEM(相手先ブランド生産)製品として,同社の潤滑油販売拠点より世界28ヵ国以上で展開する。また,出光ブランド製品としての販売も検討する。('20 1/15)

2019年10月の潤滑油販売実績

統計情報

経済産業省が発表した2019年10月の潤滑油販売量は,前年同月比10.1%減の19万8,461kLだった。用途別に見ると,車両用が同14.1%減の6万8,123kL,うちガソリンエンジン油が同11.3%減の3万596kL,ディーゼルエンジン油が同19.4%減の1万8,075kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同13.2%減の1万9,452kLだった。船舶用エンジン油は同12.5%減の1万1,296kL。工業用は同7.3%減の11万9,042kL,うち機械油が同15.0%減の2万6,665kL,金属加工油が同12.8%減の1万2,751L,電気絶縁油が同0.7%減の5,583kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同11.0%減の4万8,594kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同14.7%増の2万5,449kLだった。('19 12/25)

2019年10月の石油統計速報

統計情報

経済産業省が発表した2019年10月の石油統計速報によると,アスファルトの販売量は前年同月比17.7%減の15万6,606t,生産量は同13.3%減の17万6,847t,輸出は同0.6%増の9,000t,輸入は同0.8%減の5,040tだった。潤滑油の販売量は同14.7%減の11万3,919kL,生産量は同5.0%増の19万6,805kL,輸出は同13.0%減の6万8,198kL,輸入は同11.0%減の2万1,075kL。パラフィンの販売量は同37.6%減の3,928t,生産量は同13.1%減の5,349t,輸出は同56.8%減の1,871t,輸入は同79.7%減の443t。LPGの販売量は同14.0%減の74万9,045t,生産量は同5.9%増の25万9,600t,輸出は同151.3%増の2万6,069t,輸入は同16.8%減の68万9,685t。LNGの販売量は同3.3%減の589万844t,輸入は同3.3%減の584万6,147tだった。('19 12/11)

2019年8月の潤滑油販売実績

統計情報

 経済産業省が発表した2019年8月の潤滑油販売量は,前年同月比8.6%減の17万701kLだった。用途別に見ると,車両用が同5.7%減の6万1,384kL,うちガソリンエンジン油が同6.4%減の2万8,515kL,ディーゼルエンジン油が同0.4%減の1万6,181kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同9.2%減の1万6,688kLだった。船舶用エンジン油は同12.8%減の9,558kL。工業用は同9.9%減の9万9,759kL,うち機械油が同2.8%減の2万5,100kL,金属加工油が同2.5%減の1万2,566L,電気絶縁油が同10.6%減の3,640kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同20.0%減の3万5,927kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同2.1%減の2万2,526kLだった。('19 11/6)