潤滑管理」カテゴリーアーカイブ

キグナス石油,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを発表

キグナス石油は,2021年3月18日にオンライン開催された「全国キックオフ」において,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを発表した。全国優秀SS表彰は,「キグナスセールスプロモーションガイド2020」の実践により,客数とカーケア収益の拡大によるキグナス戦略指数・安定指数の改善,ならびに効率的運営による高収益SSづくりに積極的に取り組み,SS競争力強化の成果をあげたSSの名誉を称えて表彰するものである。本来であれば,表彰式を開催する予定だったが,コロナ禍ということもあり,今年はオンライン開催の「全国キックオフ」において,総合優秀賞,各部門賞,チャレンジ奨励賞を獲得した全国優秀SSを動画で紹介した。

<総合優秀賞>

  • 北星産業 セルフ北星FIVE金沢
  • 中央石油 セルフ金井
  • 北星産業 セルフ北星FIVE小松
  • 中央石油 セルフ愛甲
  • キグナス石油販売 セルフ市川大野

<部門賞>

  • MOF部門
    • 三京石油販売 セルフ竹ノ塚
    • アタック・ウィン セルフ高砂
    • 江戸川石油 宇喜田サービスステーション
  • カーケア収益部門
    • 中央石油 洗足池サービスステーション
    • 中央石油 用賀サービスステーション
    • パイオニア石油 セルフ天山
  • オイル部門
    • 中央石油 セルフ相模原
    • 朝日ガスエナジー セルフオアシスミルクロード宿野
    • 中央石油 セルフ弥生台
  • 洗車部門
    • キグナス石油販売 セルフ東海荒尾
    • 永井石油 セルフ朝日町
  • スマカラ部門
    • キグナス石油販売 セルフ大和田
  • カード部門
    • キグナス石油販売 セルフ明姫二見
    • キグナス石油販売 セルフ綾瀬
    • 中央石油 セルフ綱島
  • タイヤ部門
    • 北星産業 セルフ入江
    • 北星産業 セルフ園町

<チャレンジ奨励賞>

  • 東日本支店 宇田川サービススティション セルフ宇田川
  • 中部支店 山源商店 GATEIN一色大橋サービスステーション
  • 西日本支店 淀川砿油 セルフR163門真  ('21 4/21)

キグナス石油,「2021年度全国キックオフ」が開催される

若澤雅博社長-キグナス石油 2021年度全国キックオフ

キグナス石油は,2021年度セールスプロモーション「変化を力に,店舗を前に。NEW GARAGE TOGHETHER」を推進していくため,全国の特約店経営者及び経営幹部を対象とした「2021年度全国キックオフ」を2021年3月18日にオンラインで開催した。

全国キックオフは,若澤 雅博 社長の挨拶に始まり,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを動画で発表。また,「2021セールスプロモーションの概要」,「2021セールスプロモーションの具体的施策展開」の説明を行い,2021年度の取り組みを参加者と共有した。

その後,講演会として初代横浜DeNAベイスターズ社長で現在,プロバスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコス取締役を務める池田 純 氏を招き,「地域密着経営について」と題した内容で,オンライン講演会を行った。DeNAベイスターズが地域住民に選ばれるためにどのような取り組みを行ったかを具体的事例を交えて話し,多くの参加者が視聴。また,講演終了後には,事前に参加者から募った質問に同氏が答えるなど充実した内容となった。('21 4/14)

「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」,合同でオンライン研究会が開催される

「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」の合同オンライン研究会

2021年3月12日(金),日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)「変速機のトライボロジー研究会(主査:村木 一雄 氏,日産自動車)」と「エンジン潤滑研究会(主査:三原 雄司 氏,東京都市大学)」を合同で,Web会議システム(Zoom)を使用したオンライン方式で開催した。

当日は,両研究会主査による開催挨拶の後,3件の話題提供が行われた。三原 雄司 氏は「エンジンの産学連携研究及び新設された“ZEMコンソ”の紹介」と題し,2019年度からAICE(自動車用内燃機関技術研究組合)関連の産学連携研究の具体例や魅力と共に新しく設立されたZEMコンソ(ゼロエミッションモビリティ)について紹介した。

三原先生-「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」の合同オンライン研究会

三原先生

次に黒田 耕治 氏(TRAMI運営委員長・本田技術研究所)は,「TRAMI(自動車用動力伝達技術研究組合)における産学連携活動の紹介」と題し,駆動・電動技術の産学連携の基礎研究や産学人材育成を通して日本の産業力の底上げと持続的な科学技術の発展に貢献することを目的に設立されたTRAMIの活動内容を紹介した。

黒田氏-「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」の合同オンライン研究会

黒田氏

最後に村上 靖宏 氏(技術オフィス・村上)は,「自動車用エンジン油と駆動系油剤への要求特性―低粘度化と省燃費性能の視点から―」と題し,エンジン油と駆動系油剤の要求特性や共通性や相違性を整理した上で,低粘度化による省燃費性能向上効果を検証し,車両の電動化を見据えた両者統合の是非についても議論した。('21 4/7)

村上氏-「変速機のトライボロジー研究会」と「エンジン潤滑研究会」の合同オンライン研究会

村上氏

ブラザー・スイスルーブの姉妹企業Liquidtool Systems社,クーラントを監視するソリューションを日本で発売

ブラザー・スイスルーブの姉妹企業Liquidtool Systems社,クーラントを監視するソリューションを日本で発売

スイスの金属加工油専門メーカー,ブラザー・スイスルーブ社の姉妹企業である Liquidtool Systems社が,プラグ&プレイ技術を使用してクーラントを監視し,プロセスを最適化する「LIQUIDTOOL クーラントマネージャー」を開発し,2021年5月1日に日本市場で発売することを発表した。

すべてのメーカーのクーラントに対応したLiquidtoolセンサーは定期的に機械タンクからクーラントを採取し,内蔵の屈折計と温度計でサンプルを測定。収集されたデータは,対応するプラットフォーム上に保存でき,早期に偏差を検出できる。ユーザーは,pH,亜硝酸塩,水質硬度などの値を手動で追加もできる。プロセスの安定化と最適化,効率の向上,問題の早期発見のための基礎となる信頼性の高い定期的な測定により,機械のダウンタイムを削減,クーラントやツールの寿命を延ばすことが可能となる。

また,センサーで収集されたデータは,クラウド上に保存,分析される。現在および過去のすべての測定データに様々なデバイスからリアルタイムでアクセスが可能。保存されたデータは,様々なグラフィック,統計,レポートの形で表示できる。さらに,世界中の他のユーザーと経験を共有もできる。('21 4/7)

「ターボ機械協会 トライボロジー研究分科会 第20回研究会」がオンラインで開催される

ターボ機械協会のトライボロジー分科会(主査:東﨑 康嘉 氏,近畿大学)は,2021年3月11日(木),Web会議システム(Zoom)を使用したオンライン方式で第20回研究会を開催した。

同研究会は,ポンプ,水車,送風機,圧縮機,風車,蒸気タービンなどのターボ機械に関する技術の向上や交流を目的とするターボ機械協会にて2011年11月に発足し,参加者の実益になるようターボ機械を構成する機械要素特有のトライボロジー技術課題に関する話題やトラブル事例解析,トラブル事例の文献調査などのテーマを取り上げている。

当日は東﨑 主査の挨拶の後,下記4つの講演が行われた。

  • 「軸受設定の最適化に活用するオンライントライボ診断手法の紹介」…安部田 泰 氏(トライボテックス)
  • 「建設機械用オイル状態監視システムの開発」…秋田 秀樹 氏(日立建機)
  • 「高面圧下におけるはすば歯車歯面温度予測法に関する研究」…松本 岐資 氏(近畿大学)
  • 「グリース潤滑時のEHL膜・トラクション係数挙動に関する研究」…宮田 佳祐 氏(近畿大学)  ('21 3/31)

「トライボロジー研究会 第31回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第31回講演会

2021年3月18日(木),トライボロジー研究会 第31回講演会(運営委員長:杉村 丈一 氏,九州大学教授)が初めてWeb会議システム(Zoom)を使用したオンライン方式で開催され300名以上が参加した。

同研究会は協同油脂が支援している活動で,昨年はcovid 19の影響で開催が中止となった。令和の時代の研究会の幕開けとなる今回は「シミュレーションを取り入れたトライボロジー技術」がテーマとなった。

担当運営委員の西岡 岳 氏(福井工業大学 教授)は今回のテーマについて次のように説明した。「様々な製品のトライボロジー開発現場において,数値シミュレーションの活用が進められており,その手法や工夫は他の製品活用にも参考になるものと思われる。近年の分子・原子レベルのシミュレーション技術の進歩は将来,摩擦摩耗の本質が明らかになるものと期待される。」

今回の講演会では,各分野で取り組まれている数値シミュレーション技術のトライボロジーへの適用に関する以下の講演が行われた。

  • KEYNOTE SPEECH
    • 「分子シミュレーションでわかる目から鱗のトライボロジー」鷲津 仁志 氏(兵庫県立大学)
  • CASE STUDY:SESSION I「物質のふるまいを解き明かす」
    • 「グリースEHL解析技術―低速域における厚膜形成メカニズム―」相馬 実波 氏(協同油脂)
  • CASE STUDY:SESSION II「システムを解きほぐす」
    • 「内燃機関潤滑計算の現状と課題」村上 元一 氏(トヨタ自動車)
    • 「空調用コンプレッサの数値シミュレーションによる高信頼性設計」伊東 安孝 氏(東芝)
    • 「軸受動解析システムの開発」大島 吉雄 氏(ジェイテクト)
  • CASE STUDY:SESSION III「解いて裏付ける」
    • 「往復摺動すべり軸受の非定常油膜解析」東谷 裕子 氏(デンソー)
    • 「冷間圧縮機におけるチャタリング防止のための潤滑制御システム」藤田 昇輝 氏(JFEスチール)
  • 特別講演
    • 「金融ビジネスにおけるシミュレーションの活用―年金資産運用を例に」臼杵 政治 氏(名古屋市立大学)  ('21 3/31)

杉村運営委員長-トライボロジー研究会 第31回講演会

杉村運営委員長

西岡運営委員-トライボロジー研究会 第31回講演会

西岡運営委員

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会,岩木賞贈呈式とシンポジウムが開催される

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2021年2月26日(金)に理化学研究所 和光研究所 鈴木梅太郎ホール(埼玉県和光市)で,第23回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来 ―導電性ダイヤモンド応用技術,光輝窒化処理ならびに微細金型加工―」を開催,第13回岩木賞トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と受賞者による記念講演をビデオ会議システムを利用したオンラインとの併用で行った。

岩木賞は,表面改質,トライボコーティング分野で多大な業績をあげられた故 岩木 正哉 博士の偉業をたたえ,当該技術分野およびその関連分野において日々努力・研鑽する個人,法人,団体の業績を表彰するもの。第13回岩木賞を受賞したのは以下の3件で,未来生産システム学協会(NPS)から賞状と盾が授与された。

  • 岩木賞優秀賞
    「導電性ダイヤモンドを利用した精密加工工具の開発」
    岩井 学 氏(富山県立大学),二ノ宮 進一 氏(日本工業大学)

    高濃度のボロンをドープした導電性ダイヤモンドの持つ特性を活用して,ダイヤモンド素材の微細放電加工,微細放電加工を可能とする極低消耗放電加工用ダイヤモンド電極,導電性ダイヤモンド切刃砥石,三次元骨格構造を有する多孔質ダイヤモンド砥石,多結晶ダイヤモンド焼結体(PCD)など新しい精密加工技術を確立した。

  • 岩木賞特別賞
    「光輝窒化を可能とするアトム窒化法の開発」
    原 民夫 氏,原 安寛 氏(プラズマ総合研究所)

    窒素原子を最も効率よく生成することを期待できる「アトム窒化法」を開発。光輝性が良好で精密金型にも窒化でき,成膜した硬質被膜では基材と硬質膜の密着性が優れ,工具・刃物の寿命が大幅に改善された。

  • 岩木賞事業賞
    「虹色加工を施した金型製作と射出成型品の製作」
    池上 正信 氏(池上金型工業)

    プラスチック製品を見栄え良くする方法として加飾技術がある。虹色加工とは金属表面に虹色を発色させる加工方法の総称。射出成型金型に虹色加工を施すことで樹脂成型製品に後処理をすることなく虹色を発色させる技術。虹色加工を施すことで成型のみで加飾を行うことが可能となり,後処理が必要なくなるため工程やコスト削減,環境に配慮した製品の供給が可能となった。

当日は岩木賞受賞者による記念講演3件のほか,特別講演として九州大学名誉教授でDoi Laboratory代表取締役の土肥 俊郎 氏による「化合物半導体の加工プロセスの現状とその高度化のキー ―CMPスラリー高度化の基本的考え方と必須手法―」,会員企業による2件の講演などが行われた。('21 3/24)

挨拶する大森会長-トライボコーティング技術研究会 第23回シンポジウム

挨拶する大森会長

岩木賞受賞者の記念写真--トライボコーティング技術研究会 第23回シンポジウム

岩木賞受賞者の記念写真

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2021」開催される

Grinding Technology Japan 2021

2021年3月2日(火)~4日(木)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第2回Grinding Technology Japan2021」(主催:日本工業出版,フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社))を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で1,695名が来場した。

国内外の研削盤や砥石を始め計測機器や周辺機器,工具製造に関する工作機械や素材と周辺機器などが数多く出展した。

会場では特別協力団体の砥粒加工学会による「2021年度先進テクノフェア(ATF2021)」を同時開催し,大学や研究機関による最新の研削加工や研削工具の計測・評価,レーザ加工,超精密加工・微細加工,環境調和型加工など研究室の技術展示や講演,パネルディスカッションが行われた。また特別協賛団体で,切削加工に関わる業界関係者が集まる「切削フォーラム21」は全国機械用刃物研磨協同組合,日本包丁研ぎ協会と協同で「研ぎサミット」と題したシンポジウムも開催した。

連日併設イベントとして基調講演やセミナーが開催された。3月2日には清水 伸二 氏(日本工業大学)によるパネルディスカッション「研削盤はどこに向かうのか」,岩井 学 氏(富山県立大学)による「研削加工への新技術の応用と将来動向」,松岡 甫篁 氏(松岡技術研究所)による「情報化時代における最新工具と工具研削技術」,3月4日には向井 良平 氏(元砥粒加工学会会長,三井精機工業)による「研削加工の社会への貢献(過去から学ぶもの,現在から将来への期待すること)」などが行われ多くの来場者が聴講した。

主催者WEBサイト(http://grind-tech.jp/2021/jp/)では町工場親善大使の羽田 詩織 氏が会場ブースを訪れ出展企業にインタビューをした動画が配信された。会場に来られない方々も,さも展示会場に来場しているように出展者が説明する光景を見ることが出来喜ばれた。この動画は会期終了後も当面の間HP上から閲覧することが出来る。

今回の展示会では,クーラント液の管理など潤滑管理や環境対応に関する次のような企業の出展が見られた。

研削盤のジェイテクトグループのブースでは,豊興工業が「消泡装置バブけス II」を出展。研削液の泡での困りごとを消泡剤レスで解消出来る。またCNKは高清浄度サイクロン装置により超硬・セラミックなどの非磁性体ろ過に最適な「高清浄度円形渦流クーラントシステム」を出展した.

平面研削盤や精密位置決め,クーラントシステムを製造販売する住友重機械ファインテックは,研削盤用ファインバブル発生装置「FINE GO」やマグネットセパレータを出展。「FINE GO」はクーラントタンクに追加設置するだけで,液中に長期残存するマイクロからナノサイズまでの超微細泡を生成する。負の電荷を帯び,汚れや油分を吸着・除去し洗浄する特性を持つ。砥石の目詰まりを抑え,クーラント液の腐敗や劣化も抑制する。

独自のエッジろ過技術を導入しOne Micron Filterで研削仕上げのコスト低減を実現するトランザーフィルター日本は,ろ過技術を全面にアピールした。エッジフィルトレーションにより,ダーティオイルは各エレメントの中心に向かって押し込まれ1μmまで100%ろ過が可能。このレベルまで研削油をろ過することにより,より早いサイクルタイムでより早い表面仕上げを実現。更に,微粒のろ過と研削油の温度制御により研削油自体の寿命も大幅に延びる「トランザーろ過装置V4 InLine ADO/QD」などを出展した。

職場環境改善や産廃物削減製品などの開発販売をするクール・テックでは,独自の電解技術を用い,高pHのアルカリイオン水(pH13.2)を効率よく低コストで製造することができる「高pHアルカリイオン水生成装置」を出展。環境性能を高めた仕様になっており,成分は水と食品添加物由来の成分のみで,廃水になる酸性水や塩素ガスなどを一切発生させず生産現場での様々な場面で活躍が期待できる。3月4日には特設会場でアルカリイオン水を使うことで得られる洗浄効果の説明と,現場での事例を交えたセミナー「研削・切削加工へのアルカリイオン水の活用」が行われた。

環境装置を製造販売する三鷹工業所は,精密ろ過装置やタンク内スラッジ除去用簡易型クリーナー「カスポンクリーナー」,簡易型ろ過装置「カスポンフィルター」などを出展。

研削・切削工具をはじめ,生産財の総合サプライヤーKamogawaは,水溶性専用簡易式ろ過装置「エコクリーン」を出展。同社ではユーチューブで「Kamogawaものづくりチャンネル」を開設しており実演動画やインタビュー映像などを公開している。

切粉処理や濾過装置を開発・製造するBUNRIは,磁性体用研削盤機種として,「フェニックス」「SLG」「大和」「コンパクト」を展示。「フェニックス」はスラッジ除去率10μm,97%を達成する。「大和」は,濾材のスチールボールを強力磁石で着磁し,磁化されたスチールボールの空間を液が通過する際に濾過される。

独自開発でスラッジの補修効率を高めた京滋興産は,「リクレアン」シリーズを展示。フィルター本体と濾布を脱着可能な構造にすることで,濾布のみの交換で繰返し使用が可能となる。管体内で使用中にエア逆洗浄をすることで,付着物を剥離除去し,濾布の連続使用が可能になり,コスト削減に大きく貢献する。

同展示会は2年ごとの開催を予定しており,次回は2023年3月8日(水)~10日(金)まで,幕張メッセでの開催を予定している。('21 3/24)

出光興産,「2020年度 切削・熱処理研究会」が開催される

2020年度 切削・熱処理研究会-出光興産

出光興産は,2021年2月18日(木)にオンラインで「2020年度 切削・熱処理研究会」を開催した。

開催の挨拶で同社潤滑油二部潤滑技術二課長の半田 豊和 氏は,「CO2排出削減は世界的な流れでありEV化へのシフトは益々加速されると思う。弊社での燃料事業は大きな転換期を迎えカーボンニュートラルに沿った様々なエネルギー供給手法を検討している。一方潤滑油事業では,カーボンニュートラルを含めSDGsに沿った技術開発が今後益々進むものと思われる。例えばEV車の普及に向け材料,形状,硬度の変化や精度の向上など要求特性の変化に対応した油剤の開発。IoTを活用したスマートファクトリーの要となる半導体やロボット分野の部品加工に最適な油剤開発に注力していく。更には単なる油剤開発に留まらず最近普及しつつあるシミュレーション手法の一助となるようなデータの提供にも力を入れていく。」と潤滑油事業の抱負や展望を話した。

今回は出光興産の担当者から切削油と熱処理油に関して2件の講演を行った。営業研究所加工油グループの北村 友彦 氏からは「高引火点切削油を用いた生産性向上の取り組み」と題し,不水溶性切削油の高引火点ニーズの高まりから,安全性だけでなくミスト・油煙の低減など作業環境の向上などについて水溶性切削油や従来油との比較を紹介した。

また潤滑油二部潤滑技術二課の市谷 克実 氏からは「焼入れ強烈度H値を用いた硬度推定と管理への応用」と題し,焼入液の冷却能を示す焼入れ強烈度H値やJIS銀棒試験から求めたH値など,H値を用いた硬度推定と管理への応用について紹介した。

例年は12月に切削油研究会,2月に熱処理研究会を開催していたが,新型コロナの影響で今回初めての試みとしてオンラインで切削・熱処理研究会として開催した。('21 3/10)

東北大学「第4回未来科学オープンセミナー」,オンラインで開催される

2021年1月29日(金),東北大学の「第4回未来科学オープンセミナー」がオンラインで開催された。同セミナーでは,東北大学未来科学技術共同研究センター(New Industry Creation Hatchery Center,NICHe)で行っている研究成果や独創的な開発研究をわかりやすく紹介している。

4回目の開催となる今回は,栗原 和枝 氏(東北大学未来科学技術共同研究センター 教授)が「界面現象解明が拓く新たな産業の世界―界面分析装置開発から界面利用新製品開発まで―」のテーマで,(1)表面力測定,(2)トライボロジー融合研究,(3)地域イノベーションエコシステム形成,の大きく3テーマに分けて講演。ツインパス型表面力装置や共振ずり測定装置「RSM-1」,低温表面力装置「LT-SFA」,試料5µLで測定可能な超微量粘度計「RSM-MV1」などを紹介した。(’21 2/3)

2020年度第1回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」オンラインで開催される

テクスチャリング表面のトライボロジー研究会

日本トライボロジー学会会員提案研究会(旧第3種研究会)の「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学 教授)は,第29回(2020年度第1回)研究会を2021年1月19日(火),オンラインで開催した。

同研究会は,ナノスケールからマクロスケールまでのテクスチャリングをシームレスに捉えるための,表面粗さを含むテクスチャリング設計技術の体系化を目的として,2009年度から活動している。今年度はこれまで,COVID-19の影響で研究会の開催を見合わせていたが,今回オンラインでの開催となった。

当日は,佐々木 氏による「東京理科大・トライボロジーセンターの研究紹介」,二藤 優 氏,原田 敦太 氏(東京理科大学)による「自動車用CVTの摩擦制御に関する研究」,渡部 誠也 氏(東京理科大学 助教授)による「濃厚ポリマーブラシ(CPB)の摩擦耐久性向上のための表面テクスチャリング」の3件の話題提供が行われた。(’21 1/27)

トライボコーティング技術研究会,「トライボコーティングの現状と将来」2/26に開催

トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2021年2月26日(金),理化学研究所和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)で第23回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来―導電性ダイヤモンド応用技術,光輝窒化処理ならびに微細金型加工―」を開催し,第13回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と,受賞者による記念講演を行う。

岩木賞は,表面改質,トライボコーティング分野で多大な業績を上げられた故 岩木 正哉 博士(理化学研究所元主任研究員,トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業をたたえ,当該技術分野およびその関連分野において日々努力・研鑽する個人,法人,団体の業績を表彰するもの。今回のシンポジウムでは,岩井 学 氏(富山県立大学)による「導電性ダイヤモンドを利用した精密加工工具の開発」(岩木賞優秀賞),原 民夫 氏(プラズマ総合研究所)による「光輝窒化を可能とするアトム窒化法の開発」(岩木賞特別賞),松澤 隆 氏(池上金型)による「虹色加工を施した金型製作と射出成形品の製作」(岩木賞事業賞)の記念講演ほか,法人会員等によるトライボコーティング関連技術の最新情報の提供が行われる。

なお,今回はWeb(Zoomを予定)での参加も可能。同シンポジウムの概要や,申し込みなど問い合わせ先は以下のとおり。

  • 日時:2021年2月26日(金) 10:00~17:20(交流会17:45~19:45)
  • 会場:理化学研究所和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)
     ※申し込みの際に,会場参加・Web参加のどちらかを選択
  • 定員:65名(定員になり次第締切)
  • 参加費:シンポジウム6,000円,交流会3,500円
  • 申込締切:2021年2月19日(金)
  • 申し込み・問い合せ先:理化学研究所 大森素形材工学研究室 内
     トライボコーティング技術研究会 シンポジウム事務局
     TEL 03-5918-7613  FAX 03-5918-7624
     E-mail:tribo@tribocoati.st
     URL http://www.tribocoati.st  (’21 1/6)