環境関連」カテゴリーアーカイブ

日本製紙連合会,製紙業のCO2排出量を発表

統計情報

 日本製紙連合会は,製紙業の温暖化対策への取り組みとして2013年度から行っている低炭素社会実行計画のフォロ-アップ調査結果を発表した。それによると,2018年度の紙・板紙の生産量は前年度比1.6%減少の2,291万tとなっており,二酸化炭素(CO2)排出量は1,739万tで,前年度比45万t減少した。1990年度を100とした排出原単位指数も2018年度は73.9で前年度から0.7ポイント減少し,過去最小値となった。また化石エネルギー原単位指数は67.2で,同0.2ポイント減少している。エネルギー別原単位指数を2017年度と2018年度で比較すると,総エネルギー原単位,再生可能エネルギー原単位,廃棄物エネルギー原単位は増加しているが,化石エネルギー原単位は減少しており,CO2削減に寄与している。('19 10/16)

経済産業省とNEDO,「第1回カーボンリサイクル産学官国際会議」が開催される

第1回カーボンリサイクル産学官国際会議

 経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,2019年9月25日(水)にホテルニューオータニ(東京都千代田区)で「第1回カーボンリサイクル産学官国際会議」を開催した。同会議は,CO2を炭素資源(カーボン)として捉え,これを回収し,多様な炭素化合物として再利用(リサイクル)するという「カーボンリサイクル」について,各国の産学官の関係者の参加を得て,最新の知見,国際連携の可能性を確認するとともに,イノベーションを効果的に推進するための課題について議論を深めることが目的。

 同省は,相互交流の推進(Caravan),実証研究拠点の整備(Center of Research),国際共同研究の推進(Collaboration)からなる「カーボンリサイクル3Cイニシアティブ」を発表し,各国とのコラボレーションの推進の第1号として,オーストラリアとの間で,カーボンリサイクルに関する協力覚書を締結した。('19 10/9)

出光興産,宇部興産,日揮,二酸化炭素の固定化と利用に関する技術開発の研究会を設立

 出光興産,宇部興産,日揮の3社は,複数の大学の参画を得て,カルシウム等を多く含む産業廃棄物を活用し,火力発電所や工場から排出される二酸化炭素を資源へ転換する新技術開発を目的とする研究会「CCSU(Carbon dioxide Capture and Storage with Utilization)研究会」を設立した。

 新技術開発のコンセプトは,「カルシウム等を多く含む産業廃棄物を活用し,二酸化炭素と反応させて炭酸塩化および高付加価値化する」というもの。さらに,この炭酸塩や金属イオン抽出後の残渣を,建築・土木材料,各種工業材料等の資源として活用することを目指す。('19 6/19)

全国オイルリサイクル協同組合,「アースデイ2019」へ参加

全国オイルリサイクル協同組合,「アースデイ2019」へ参加 全国オイルリサイクル協同組合は,2019年4月20日(土)~21日(日)に代々木公園(東京都渋谷区)で開催された「アースデイ東京2019」に「全国オイルリサイクル協同組合 森とアースへのECOプロジェクト推進チーム」として参加した。

 同推進チームは,資源の有効利用を通して持続可能な社会を形成し発展させるという事業活動と,地球環境問題にも関心を持ち,全国各地の自治体の森林保全活動を支援している取り組みを,ブースを開設してアピールした。また,東京都檜原村の間伐材を利用したサイコロ状のキューブを利用した工作スペースを作り,来場者が自由に工作できるワークショップも設けられた。

 「アースデイ」は,1970年に始まり,世界175ヵ国,約5億人が参加する世界最大の地球フェスティバル。民族・国籍・信条・政党・宗派をこえて,地球環境を守る意思表示をする国際連帯行動として様々な環境活動をリードしている。('19 5/15)

経済産業省とNEDO,「カーボンリサイクル産学官国際会議」を開催

 経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,2019年9月25日(水)に「カーボンリサイクル産学官国際会議」を開催する。同会議は,CO2を炭素資源(カーボン)として捉え,これを回収し,多様な炭素化合物として再利用(リサイクル)するという「カーボンリサイクル」について,各国の産学官の関係者の参加を得て,最新の知見,国際連携の可能性を確認するとともに,イノベーションを効果的に推進するための課題について議論を深めることを目指す。

  • 日時:2019年9月25日(水) 午後
  • 場所:東京都内を予定
  • 開催形式:講演,プレゼンテーション,パネルディスカッション
  • 出席者(予定):各国政府,国際機関,民間企業,大学・研究機関  (’19 4/17)

フクハラ,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置を発売

メタルバスター-フクハラ フクハラは,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置「メタルバスター」を発売した。エアーコンプレッサーのドレン水には,銅,亜鉛,溶解性鉄,溶解性マンガン,クロムなどの金属物質が水質汚濁防止法の排水基準値以上に含有されていることがある。同製品は,この5品目の金属物質を吸着し,水質汚濁防止法の基準値以下に処理する。コンプレッサーの出力に応じて4種類あり,使用済槽は同社が再生処理をする。ISOやエコアクション21の認証を受けている企業などへの販売を目指す。(’19 4/17)

資源エネルギー庁,カーボンリサイクル室を設置

 経済産業省資源エネルギー庁は,化石燃料の利用に伴うCO2排出の大幅削減をめざし,同庁長官官房にカーボンリサイクル室を設置する。CO2の分離・回収の効率化,燃料や素材としての再利用,植物工場での活用などを通じ,CO2が資源として認識され,経済合理的に大気へのCO2排出を抑制する一連の流れをカーボンリサイクルとし,これらを実現するために必要なイノベーションを促進する。(’19 2/13)

NEDOプロジェクトの開発支援製品,売上実績52兆円

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は,NEDOプロジェクトの開発成果がコア技術として活用された製品・プロセスなどを「NEDOインサイド製品」と定義しており,各製品について,売上やCO2排出量削減効果,一次エネルギー削減効果を算出し,中長期的な効果を把握している。「コア技術」とは,研究開発段階であった技術のうち,NEDOプロジェクトが契機となり実用化に至った技術で,当該技術がなければ製品やプロセスが成り立たないものを指す。
 NEDOインサイド製品は,2017年度までに累積115製品が選定されており,投入額は7,200億円。市場導入から2016年度までの累積売上実績は52兆4,827億円。うち,太陽光発電が17兆9,431億円,コンピューティングが15兆4,916億円,電子デバイス(製造・材料含む)が4兆1,873億円,ヒートポンプ・熱源システムが3兆8,515億円となっている。CO2排出量削減効果は,2016年度で4,792万t。一次エネルギー削減効果は,2016年度で原油換算294万kLとなっている。(’18 6/27)

HKS,微生物の力で油汚れを除去するクリーナー「オイルバイオソーブ」を発売

HKS,KEEENのオイルバイオソーブ(Oil Biosorb)を発売 HKSは,バイオテクノロジー製品を開発しているグリーンイノベーション推進企業KEEENの製品で,流出油やこぼれ油の回収が可能なクリーナー「オイルバイオソーブ(Oil Biosorb)」を発売している。同製品は,人体に無害な8種類の微生物を配合した砂状の極細軽石(茶色,無臭)で,地表へ流出した油を即座に吸収することができる。特に,引火の可能性が高い状況や,水で洗い流すことができない場面で大きな効果を発揮する。使用量は,流出油の約10%が目安で,天日で乾燥させることにより2~3回繰り返し使用することができる。(’18 1/31)

2年に1度の化学・環境エンジニアリング専門展示会「INCHEM TOKYO 2017」開催される

INCHEM TOKYO 2017 2年に1度の化学・環境エンジニアリング専門展示会「INCHEM TOKYO 2017」が2017年11月20日~22日まで,東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。今回は,「プロセス産業とIoT」,「プラント補修・保全・長寿命化コーナー」を開催し,新設プラント向けの設備・技術から,IoT化技術,そしてメンテナンス技術までを総合的に網羅する展示会となった。特別講演では,下記のような,化学産業の将来へ向けた指針や,AI・IoT技術の利活用など,注目される最新技術などが多数紹介された。

  • 「プロセスプラントへのAI活用」 千代田化工建設
  • 「化学・プロセス産業におけるIoT・ビッグデータ活用事例」 日本アイ・ビー・エム
  • 「設備保全業務におけるIoT活用の事例と展望」 アクセンチュア
  • 「IoT技術のプロセス産業への適用」 GE エナジー・ジャパン

 また,産官学マッチングフォーラムでは,「IoT技術等を活用した産業保安のスマート化」など,産,官,学のそれぞれからAI,IoT,ビッグデータの化学産業への活用が紹介された。(’17 12/6)

岡田商事,「ハイウェイテクノフェア2017」で環境配慮ロングライフ型バイオオイルを紹介

岡田商事,「ハイウェイテクノフェア2017」で環境配慮ロングライフ型バイオオイルを紹介 岡田商事は,2017年11月21日(水)~22日(木)の2日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ハイウェイテクノフェア2017」(主催:高速道路調査会)」に出展し,プレゼンテーションコーナーで「環境配慮ロングライフ型バイオオイル使用による装置の性能向上と生涯管理コスト削減」について紹介した。
 同社が取り扱っている「PANOLIN HLPシンセ生分解性作動油」は,土壌や水中で速やかに分解され,地球に優しく,莫大な量の二酸化炭素の削減が可能となっている。高速道路の建設にも使われる建設機械の例では,PANOLIN社の化学合成・生分解性潤滑油を使用することにより,生涯で1台数tにも及ぶ二酸化炭素の排出削減が可能である。
 生分解性とは,有機物が微生物により分解され,最終的に無機化されることで,エコマーク基準では生分解度が28日以内で60%以上である事と規定されている。同製品は,OECD 301Bに準拠しており生分解性率は約70%となっている。(’17 11/29)

環境展示会「エコプロ2017」12月に開催

エコプロ2017バナー 産業環境管理協会と日本経済新聞社は,日本最大級の環境展示会「エコプロ2017」を,2017年12月7日(木)~9日(土)の3日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催する。
 同展は,2016年より「エコプロダクツ」から「エコプロ~環境とエネルギーの未来展」へ名称を改め新たなスタートを切り,第19回目となる今年も,環境・エネルギー問題を中心にさまざまな企画を展開し,アジアを代表する環境・エネルギーの総合展示会として,持続可能(サステナブル)な社会の実現を提案する。企業,自治体,NPO,大学など約600社・団体が出展、3日間で17万人の来場者を見込んでいる。入場は無料。開催概要は以下の通り。

  • 名称:エコプロ2017~環境とエネルギーの未来展(第19回)
  • 会期:2017年12月7日(木)~9日(土) 10:00~17:00
  • 会場:東京ビッグサイト(東展示棟) 東1~5ホール
  • 展示規模:600社・団体/1,400小間(見込)
  • 来場者数:170,000人(見込み)
  • 入場料:無料(登録制)
  • 公式サイト:http://eco-pro.com/
  • 来場者からのお問い合わせ先:0120-261-122(9:00~18:00 土・日・祝日を除く。12月15日まで)  (’17 11/8)