設備管理」カテゴリーアーカイブ

大阪ガス,工場向けIoTサービスを開始

 大阪ガスは,2019年4月1日よりIoTを活用して工場の生産性向上につながるソリューションを提供するサービスの営業を開始した。
 同サービスは,最適なデバイスやセンサーの選定とその可視化・分析ツールを用意するなど,IoTサービスをワンストップで提供する。これにより,設備稼働データの傾向管理による突発的な設備故障の軽減に加え,加工条件と製品品質情報との照合により安定的な品質維持を実現することなどが見込める。業種ごとのニーズや特徴をとらえた安価で汎用的なIoTサービスを提供する。
 同サービスは,2019年4月1日より営業を開始し,6月からサービスの提供を予定している。(’19 4/17)

研削加工の専門展「Grinding Technology Japan 2019」開催される

 2019年3月18日(月)~20日(水)の3日間,国内初となる研削加工に特化した展示会「Grinding Technology Japan 2019(グラインディングテクノロジージャパン)」(主催:日本工業出版,フジサンケイビジネスアイ・日本工業新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,137社・団体・研究室,302小間が出展,3日間で4,988名が来場した。
 研削盤,砥石,周辺機器,ソフトウエアといった研削加工に関連する機器や技術を始め,工具研削や切削工具,研削コンシェルジュによる技術相談コーナーなど専門展としての特色を出す催しが多く見られた。
 切削・研削油ではブラザー・スイスルーブ・ジャパンが「ブラソグラインドGTC7」を,京滋興産がドイツ・oelheldd社の「Grinding Fluids」や「リクレアン」濾過システムを,AGCがフッ素系溶剤の「AMOLEA」や「アサヒクリーン」を,またトランザーフィルター日本,三鷹工業所,CNKがろ過システムを,またブンリが研削盤用クーラント装置などを展示した。出展者からは「工作機械見本市のJIMTOFと違い研削加工に特化した展示会のため,研削加工でお困りの方などの来場者が多く問題解決型の展示会として今後も期待したい」といった声が聞かれた。(’19 4/10)

Grinding Technology Japan 2019

ONYX InSight社,テクニカルシンポジウムを5月に東京で開催

 ONYX InSight社(旧社名:Romax Insight) は,2019年5月24日(金),グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)でテクニカルシンポジウムを開催する。
 同社は,回転機械に注力した革新的な予知保全と高度なコンサルティングによる信頼性の高いエンジニアリングソリューションを提供している。世界30ヵ国以上の国で事業展開を行い,特に風力発電市場では長年にわたって5,000基以上の風力タービンで実績を有する。
 同シンポジウムは昨年に引き続いての開催で,今回は,世界的な潤滑剤メーカーであるカストロールとともに,最新技術に基づく,軸受の理論と潤滑,コンディションベースメンテナンス(CBM,状態基準保全),マシンラーニングによるデータ分析,軸受の潤滑技術に関して紹介する。同シンポジウムの概要や申し込み・問い合わせ先は以下のとおり。

  • 日時:2019年5月24日(金) 10:00~17:00(受付9:30~)
  • 場所:グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)
  • 主題:「軸受とデータ分析」
  • 内容:
    • 軸受の理論と潤滑
    • コンディションベースメンテナンス(CBM,状態基準保全)
    • マシンラーニングによるデータ分析
    • 軸受の潤滑技術
  • 定員:先着50名
  • 費用:無料 ※事前登録制。当日は昼食,お茶を用意
  • 申し込み・問い合わせ先
     BPジャパン カストロールインダストリアル事業本部(ONYX InSight社提携パートナー)
     担当:針生(ハリウ)
     TEL:03-5719-7200
     E-mail:industrial_japan@se1.bp.com  (’19 3/27)

日本能率協会,「Maintenance & Resilience ASIA」の出展者を募集中

 日本能率協会とタイの展示会主催会社であるExposis社は,2019年10月2日(水)~4日(金)にBITEC(バンコク国際貿易展示場,タイ・バンコク)で「Maintenance & Resilience ASIA(メンテナンス&レジリエンス アジア) 工場・プラントメンテナンス技術ゾーン」を開催する。同展は,工場・プラントの維持管理,スマート保安に関するASEAN初の展示会。タイ工業省,タイ運輸省,タイ工業連盟,タイ投資委員会,チュラロンコン大学と連携した,展示会及びカンファレンス形式の複合型B to Bイベントで,タイ政府が工場・プラントの設備管理・保全責任者/決裁者を誘致する。現在,出展者を募集している。出展対象品目は,設備管理・保全技術,予知保全・モニタリング,補修・補強材料と技術,プラント・工場管理システム,工場・プラント高機能管理設備など。詳細は以下のURLより。
https://asia.maintenance-resilience.com/ja/  (’19 2/20)

NTTデータ グローバルソリューションズ,ポーライトの中国工場にIoTソリューションを導入

 NTTデータ グローバルソリューションズは,総合粉末冶金製造メーカーであるポーライトが中国揚州工場に導入したインダストリアルIoTソリューション「SAP Manufacturing Integration and Intelligence(以下SAP MII)」のシステムを構築し,現在安定稼働してる。
 同システムは,Integration(統合)とIntelligence(可視化)の2つの機能を持っている。製造現場との統合を実現するため,さまざまな現場機器(PLCやDCS,Historian,SCADA,検査装置など)や各種データベースと接続して,その接続した現場機器から収集した情報を可視化の機能によって見やすい形にし,製造現場における意思決定に役立てることが可能。
 導入した生産ラインでは,工場設備機器のIoT化が実現され,設備状況のリアルタイムな情報把握による管理精度の向上,及び設備状況のリアルタイム監視による製造品質の改善が得られ,監視に関わっていた管理工数を20%低減した。ポーライトでは,2019年に台湾と日本の工場にも導入する予定としている。(’19 2/20)

高田工業所,クラウド型回転機械診断サービス「TM-CLOUD」を販売開始

 高田工業所は,回転機械の診断において電流情報量診断システム(T-MCMA)を利用したクラウド型回転機械診断サービス「TM-CLOUD」を販売する。
 同サービスは,以前より同社で販売している「電流情報診断システム(T-MCMA)」を利用して収集・解析した回転機械の状態データをクラウド上で蓄積し,いつでも・どこでも回転機器の状態監視・診断を可能にしたサービス。遠隔地にある複数のプラントのデータもクラウド上にて収集・蓄積できるため,一元管理が可能となるほか,クラウド内のデータは複数名で共有でき,ユーザーの希望に応じて同社スタッフによる精密診断などの遠隔サポートが可能。
 近年,設備メンテナンスは,壊れてからメンテナンスする「BDM(事後保全)」や設備状態に関係なく定期的にメンテナンスを行う「TBM(時間基準保全)」から壊れる前にメンテナンスを行う「CBM(状態基準保全)」へ移行しており,同サービスはメンテナンスコストの削減と安定稼働への貢献が期待されている。(’19 2/6)

高田工業所,クラウド型回転機械診断サービス「TM-CLOUD」を販売開始

「第12回工作機械のトライボロジー研究会」開催される

第12回工作機械のトライボロジー研究会 日本トライボロジー学会の会員提案研究会「工作機械のトライボロジー研究会」(主査:野口 昭治 氏,東京理科大学)は,2019年1月24日(木),東京理科大学(神楽坂)森戸記念館(東京都新宿区)で第12回研究会を開催した。
同研究会は,工作機械にかかわるトライボロジーの課題を幅広く取り上げ,各分野の技術交流と自己研鑽を目的として2015年1月より活動を開始。会員数は90名で,工作機械や各種機械要素,潤滑剤,加工法,加工油剤,工具等に関連する研究者や技術者が多数参加している。
 今年度最後の開催となる今回は,「JIMTOF2018における工作機械の最新技術」のテーマで,工作機械メーカー各社から以下の4件が発表された。

  • 「DMG森精機JIMTOF2018における最新技術」 佐々木 麻倫子 氏(DMG森精機)
  • 「ハイブリッド複合加工機と活用事例」 浅野 孝平 氏(ヤマザキマザック)
  • 「IoT,AI,自動化が支えるスマートなものづくりについて」 安藤 知治 氏(オークマ)
  • 「TAKAMAZの工作機械の自動化への取り組み」 金子 義幸 氏(高松機械工業)  (’19 1/30)

NTN,風力発電用状態監視システムの普及拡大を加速

Wind Doctor-NTN NTNは,大型風力発電装置の異常兆候を早期検出する状態監視システム(Condition Monitoring System=CMS)「Wind Doctor(R)」の普及拡大を加速している。
 風力発電装置は,約80mのタワーとその上に設置されたナセル,回転ブレード,ブレード根元の連結ハブで構成されており,ナセル内には,主軸,増速機,発電機および制御ユニットなどの駆動装置がある。同システムは,この駆動系の軸受と歯車周辺のハウジングに取り付けたセンサからデータを収集,蓄積,解析して異常兆候を把握し,不具合部位を特定する。収集したデータはクラウドサーバで管理されており,同社が無償提供する遠隔監視分析ソフトウェア:モニタリングクライアントを利用し,同社だけでなく発電事業者側でも情報共有が可能となっている。
 なお,同社は創業100周年を記念して,現在「Wind Doctor(R)」の「1+1導入キャンペーン」を実施しており,1台購入すると,もう1台を無償提供している。期限の2019年3月までに予約すれば,導入計画が2019年3月以降の場合でもキャンペーンの適用が可能。(’19 1/30)

JFEアドバンテック,「振動法による設備診断技術セミナー」を1~2月に川崎,蔵前,横浜で開催

 JFEアドバンテックは,無料セミナー「振動法による設備診断技術セミナー」を追加開催する。追加するのは,2019年1月22日(火)に川崎会場(サンピアンかわさき,川崎市川崎区),2月1日(金)に蔵前会場(同社東京本社,東京都台東区),2月21日(木)に横浜会場(日本丸メモリアルパーク,横浜市西区)の3会場。
 同セミナーは,予備知識不要で,設備診断が初めての方にも習得が可能な内容となっている。また,回転モデル機を使用しての測定実演も充実している。参加費・テキスト共に無料で,テキストはセミナー後にも有効活用が可能。定員は,川崎会場が90名,蔵前会場が25名,横浜会場が40名。同セミナーの申し込み,問い合わせ先は以下のとおり。

「第17回評価・診断に関するシンポジウム」が開催される

 日本機械学会機素潤滑設計部門は,「第17回評価・診断に関するシンポジウム」(組織委員長:川合 忠雄 氏 大阪市立大学,実行委員長:間野 大樹 氏 産業技術総合研究所)を2018年12月6日(木)~7日(金)の2日間,文部科学省研究交流センター(茨城県つくば市)で開催し約90名が参加した。
 同シンポジウムは日本機械学会の「診断・メンテナンス技術に関する研究会」(主査:川合 忠雄 氏,大阪市立大学),日本トライボロジー学会の「メンテナンス・トライボロジー研究会」(主査:本田 知己 氏,福井大学),日本設備管理学会の「最新設備診断技術の実用性に関する研究会」(主査:陳山 鵬 氏,三重大学)がメンテナンスに関するシンポジウムと合同研究会を,設備診断や設備管理,メンテナンス・トライボロジーといったメンテナンス分野の共通テーマを研究母体とした3つの研究会が持ち回りでホスト役を行い開催するもの。
 現在2年毎夏に開催するメンテナンス分野合同研究会は,決められたテーマにもとづき依頼講演をするのに対し,同シンポジウムは毎年冬の開催で機器診断,状態監視,健全性評価,メンテナンス等に関する技術者・研究者の交流の場として研究者が講演テーマを独自に応募・講演出来ることや,講演会場を一つにし機械や設備,トライボロジーのテーマがごちゃまぜになることで参加者は専門以外の講演も聞け,参加者同士の技術や学術交流が深められる。また研究会以外のメンバーが参加しているのも特長の一つ。最近はIoTなどの通信機器メーカーなど開発した通信機器をどのように診断に活かせるかという角度から参加する企業も増えているという。
 一般講演における質疑・討論をポスターセッション形式で行うことで4件程度の講演を一つのセッションとしている。講演を聞いた後にポスターセッションで質問が出来るのでより詳しくわいわいがやがやと情報交流が出来るのが魅力という参加者の声も多い。
 今回は「弾性波」「センシング・IoT」「転がり軸受」「潤滑・しゅう動」「非破壊検査・ロボット」「構造・モデリング」「保全」の7セッションで構成され31の講演と日立オートモーティブシステムズ 藤田 貴也 氏による「自動車業界におけるパワートレイン電動化動向について」の特別講演が行われた。
 なお次回2019年は大阪での開催を予定している。(’18 12/26)

第17回評価・診断に関するシンポジウム

「トライボロジー会議2018 秋 伊勢」開催される

 日本トライボロジー学会は2018年11月7日(水)~9日(金)の3日間,伊勢市観光文化会館(三重県伊勢市)で「トライボロジー会議2018 秋 伊勢」(実行委員長:梅原 徳次 氏,名古屋大学)を開催,3日間で約200件の各種トライボロジーに関する講演・発表が行われた。
 会議のスローガンは「古の 時を感じて トライボの 未来がミエる この伊勢で」と題し世界的にも有名な「伊勢神宮」のお膝元に約700名が参加した。
 2008年秋に名古屋で開催されて以来10年ぶりに東海地区での開催となった今回は,「固体潤滑~故きを温めて新しきを知る~」,「潤滑油の超低粘度化を実現する添加剤・基油・配合技術」,「シールにおけるトライボロジー技術」,「エロ―ジョンとその応用及びその周辺技術」の4件のシンポジウムに加え,初日のイブニングフォーラムでは開催地伊勢の名産品である真珠の養殖技術とその事業展開や元祖ふれあい水族館として有名な伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイスに関わる地域経済活性化について講演を行った。

 初日の「潤滑油の超低粘度化を実現する添加剤・基油・配合技術」シンポジウムでは,トヨタ自動車 山守 一雄 氏による「ガソリンエンジン油の低粘度化の現状と課題」,アフトンケミカルジャパン 村上 靖宏 氏による「駆動系油剤の低粘度化に関する話題」の基調講演のほか,潤滑油全般を対象に低粘度化へ対応する添加剤・基油技術,それらを用いた配合技術の検討,さらに摩擦・摩耗低減メカニズムの解析事例などを発表し,低粘度化実現のための課題や解決の方向性などを議論した。
 2日目の午後からは特別講演が行われ,昨今の急速な技術革新によって我々の生活を変えると期待されている人工知能について「コンピューターが小説を書く日」と題し名古屋大学大学院教授の佐藤 理史 氏が,約2000年前の我が国の文化が今に伝えられる「伊勢神宮~森と祭りの2000年」を皇學館大学大学院特別教授の櫻井 治男 氏が紹介した。その後は伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢シーパラダイス)に会場を移し懇親会を行った。

 会期中は「企業展示コーナー」が併設され,機器や技術資料などが数多く展示された。昼食時には島津製作所,ジェイテクト,堀場製作所,ダイセル,ビックケミー・ジャパン,ケン・オートメーションの6社によるランチョンセミナーも開催し,連日賑わった。
 2019年は「トライボロジー会議2019 春 東京」を2019年5月20日(月)~22日(水)まで,「ITC Sendai 2019」を2019年9月17日(水)~21日(金)までの開催を予定している。(’18 11/28)

トライボロジー会議2018 秋 伊勢

日本能率協会,「工作機械の予知保全・メンテナンス特集」を開催

 日本能率協会は,2019年7月24日(水)~26日(金)に開催する展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2019」の特別企画として「工作機械の予知保全・メンテナンス特集」を初開催する。
 工作機械や生産設備では予知保全が主流だが,稼働状態モニタリングのためのIoT活用には既存設備の通信ネットワーク対応も課題となる。また,新規設備導入の一方で,日常的な修理・点検によってトラブルを回避しながら稼働している工作機械・設備も多い。このような背景のもと,同展は生産技術/設備保全における課題解決を通じて,ものづくりの生産効率・品質向上に資することを目的としている。
 現在,出展者を募集している。出展対象は,工作機械の予知保全・異常検知,既存設備機械のネットワーク対応,定期的な工作機械の保守・点検・メンテナンス,メンテナンス性に優れた工作機械・産業機械,潤滑管理に関連する製品・技術,経年劣化に伴う工作機械の改造・修理サービス,工作機械の移設に伴う技術サービスなど。同展の開催概要や出展に関する問い合わせ先は以下のとおり。

  • 名称:特別企画「工作機械の予知保全・メンテナンス特集」
  • 会期:2019年7月24日(水)~26日(金) 10:00~17:00
  • 会場:東京ビッグサイト 西展示棟,南展示棟(予定)
  • 出展申し込み期限:
     早期申し込み期限 2019年2月1日(金)
     通常申し込み期限 2019年3月8日(金)
  • Webサイト:https://www.jma.or.jp/mente/outline/prediction.html
  • 問い合わせ先:日本能率協会産業振興センター内 メンテナンス・レジリエンスTOKYO事務局
     〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
     TEL 03-3434-1988
     E-mail mente@jma.or.jp  (’18 11/28)