機械業界」カテゴリーアーカイブ

永進テクノ,浮遊物・浮上油回収装置が「中小企業庁 長官賞」を受賞

浮遊物・浮上油回収装置ECO EiT-永進テクノ

 永進テクノは,日本産業機械工業会が主催する第45回「優秀環境装置表彰」において,同社製品である「浮遊物・浮上油回収装置ECO EiT(エコイット)」が,“中小企業庁 長官賞”を受賞したと発表した。

 同製品は,工作機械が稼働する時にクーラントタンク内で停滞する,切削液中の浮遊物や浮上油を回収し,クーラントタンク内を清潔に保つ装置。電力を使用しないエアー駆動式で,独自技術の「2段式液面追従システム」で吸い込み口が液面限界を捉えて効率よく油を回収する。また,2段分離槽が採用されており,水位を調整し,廃油の含水率を最大限抑えた廃油回収が可能。

 同製品は,2009年に開発が開始され,1,400台の実績を持つ。シリーズ累計で2,500台を突破し,2019年で10周年を迎える。('19 7/17)

ブルカージャパン,“潤滑剤の高精度な開発ツール”となる高速振動試験モジュールを発表

UMT TriboLab-ブルカージャパン

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は,第74回Society of Tribologists and Lubrication Engineers(STLE)年次総会で,UMT TriboLab™メカニカルテスター用の高速振動試験モジュール(HFRR)の発売を発表した。同モジュールは,TriboLabシステムにセットアップすることにより,幅広い潤滑剤および,材料の効果的なスクリーニングを可能にする。エンジンやリニアコンプレッサーのような往復システムでの表面や潤滑剤のテストは,最終的なコンポーネントテストの前に実験室規模での要素的な摩擦評価を必要とする。同モジュールにより,ASTM D6245などの標準プロトコルのシミュレーションがベンチトップスケールで可能となり,極僅かな摩擦の挙動を監視しながら,シミュレーション条件下で潤滑剤や材料の性能をランク付けすることが出来る。絶対値としてだけでなく,往復ストロークに沿って発現する微小な変化を識別可能な,高精度の摩擦データを提供する。('19 7/17)

2019年6月の鍛圧機械受注実績

統計情報

 日本鍛圧機械工業会がまとめた2019年6月の鍛圧機械受注実績は,前年同月比23.7%減の252億9,700万円となり,4ヵ月連続で減少した。

 機種別では,プレス系が同39.2%減の100億1,900万円,板金系が同12.3%減の80億8,100万円,サービスは同3.3%減の71億9,800万円。国内は同18.2%減の124億3,000万円,輸出は同46.0%減の56億6,900万円だった。('19 7/17)

2019年6月の工作機械受注実績および2019年上期累計(速報値)

統計情報

 日本工作機械工業会が発表した2019年6月の工作機械受注実績(速報値)は,前年同月比38.0%減の988億2,900万円だった。うち,内需は同40.3%減の376億300万円,外需は同36.4%減の612億2,600万円。

 また,2019年上期(1~6月)累計の工作機械受注実績(速報値)は,前年比29.3%減の6,818億2,700万円となった。うち,内需は同30.6%減の2,662億1,500万円,外需は同28.4%減の4,156億1,200万円だった。('19 7/17)

ブルカージャパン,表面形状・硬度機械特性・トライボロジー最先端評価技術ワークショップを愛知で開催

ブルカージャパン,表面形状・硬度機械特性・トライボロジー最先端評価技術ワークショップを愛知で開催

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は,表面形状・硬度機械特性・トライボロジー最先端評価技術ワークショップを2019年7月25日(木)~26日(金)に名古屋で開催する。

 当日は,同社製品の基本原理や応用事例などの説明と,アプリケーションサイエティストの実演により操作性や計測方法などを見ることができるデモンストレーションを行う。

  • 開催日時:
     2019年7月25日(木) 10:00~16:00(予定)
     2019年7月26日(金) 10:00~16:00(予定) ※各日とも同様のプログラム
  • 開催場所:ウインクあいち 愛知県産業労働センター 1307会議室(名古屋市中村区)
  • 紹介製品:
    • 3次元リアルカラーイメージング光干渉型顕微鏡:Contour Elite I
    • ハイジトロンナノインデンテーションシステム:TriboIndenter
    • 多機能摩擦摩耗試験機:UMT-TriboLab
  • 参加費:無料
  • URL:https://www.bruker-nano.jp/event
  • 申し込み:
     WEB登録サイトから https://mbns.bruker.com/acton/media/9063/nagoya
     メールから info-nano.bns.jp@bruker.com
     ※メールで申し込む場合は,件名に「名古屋WS申し込み」と明記し,以下の項目を記入

    • 勤務先名
    • 所属部署
    • 氏名
    • メールアドレス
    • 住所
    • TEL
    • 興味のある製品
    • 参加日(7/25 or 7/26)
  • PDFをダウンロード  ('19 7/10)

グリースや切削油製造工程に有効な湿式プロセス装置運用例セミナーが開催される―マウンテック

湿式プロセス生産装置技術紹介セミナー~PUCコロイドミル・INDAGダイナミックミキサ~-マウンテック

 科学機器メーカーのマウンテックは,2019年6月14日(金)都内で,「湿式プロセス生産装置技術紹介セミナー~PUCコロイドミル・INDAGダイナミックミキサ~」を開催した。

 同社は1985年PC用ソフトウエアや計測機器メーカーとして創業,化学分野や食品分野向けに機器製造や輸入販売をしており,2010年からはドイツ・PUCコロイドミルの輸入販売を開始,グリース製造時の固体潤滑剤の分散・均質化や特殊潤滑剤,切削油の乳化などに貢献している。

 2019年5月から使用中や検討中のユーザー等を対象にセミナーを開催,今回2回目の開催となった。

 当日はPUCコロイドミルやINDAGダイナミックミキサの構造や分散・乳化・均質化に至るメカニズムなどの解説とともに使用例などを紹介。セミナー終了後には希望者を対象に会場近くの同社ショールームの見学も行った。

 次回は2019年8月9日(金)の開催を予定している。

2019年5月の工作機械受注実績(確報値)

統計情報

 日本工作機械工業会が発表した2019年5月の工作機械受注実績(確報値)は,前年同月比27.3%減の1,085億3,500万円だった。うち,内需は同32.1%減の427億1,000万円,外需は同23.8%減の658億2,500万円。('19 7/3)

島津製作所,薬毒物スクリーニング用の「GC / MS法薬毒物データベースVer.2」を発売

 島津製作所は,ガスクロマトグラフ質量分析計(GC / MS)用「GC / MS法薬毒物データベースVer.2」を2019年6月11日に発売した。

 同社は,2010年から警察の科学捜査研究所や大学の法医学教室,救急救命病院における,薬毒物の一斉スクリーニングのためにデータベースを販売しており,今回発売されたVer.2では,登録化合物数を1012成分から2210成分に増やし,「標準品の入手が困難な薬物」や「中毒事件に関係する医薬品・農薬」を網羅している。

 同製品は薬物の含有の有無をソフトウェアが自動で判断するので,ヒューマンエラーを減らすと同時に省力化を図れる。また,血中アルコールとシアン化物やアジ化物などの揮発性毒物を同時に検査できる。薬機法(医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律)で包括指定されている薬物の一斉検出も可能となった。('19 6/26)

GC / MS法薬毒物データベースVer.2-島津製作所

2019年4月の機械受注統計

統計情報

 内閣府が発表した2019年4月の機械受注統計によると,「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)は,前月比5.2%増の9,137億円だった。うち,製造業が同16.3%増の4,001億円,非製造業が同1.2%増の5,176億円。また,官公需は同93.4%増の2,946億円,外需は同24.7%減の8,083億円で,機械受注総額は同4.3%増の2兆3,520億円だった。('19 6/26)

ONYX InSight社とBPジャパン,ギアボックス予知保全に関するシンポジウムが開催される

 回転機械の状態監視技術や予知保全とコンサルティングを手掛けるONYX InSight(オニックス・インサイト)社とBPジャパンの両社は2019年5月24日(金),都内でギアボックス予知保全に関するシンポジウム「ONYX InSight テクニカルシンポジウム」を昨年に続き共同開催し,風力設備や工場の需要家など約40人が参加した。

会場風景

写真1 会場風景

 冒頭の挨拶でBPジャパン代表取締役社長のチャールズ ポッスルズ 氏は,「BPは石油やガスというイメージが強いが,特に米国では風力にも力を入れている。風力発電ではメンテナンスの時間を短くして稼働時間を長くすることが非常に重要であり,その目的を達成するために,2017年に回転機械の技術を有するローマックスと技術提携し,オニックスインサイトをジョイントベンチャー企業として設立した。今日のシンポジウムでは風力分野におけるメンテナンスの時間を短縮し稼働時間を延長するためのテクノロジーをオニックスとカストロールから紹介します。」とローマックス社とジョイントベンチャーでオニックスインサイトを設立した経緯やシンポジウムの意義を説明した。

チャールズ ポッスルズ氏

写真2 チャールズ ポッスルズ氏

 またオニックスインサイト社アジア・パシフィック統括責任者のオ・セ・ウン 氏は,「予知保全の技術としてIoTを駆使したモニタリング技術,クラウド上での分析サービス,現場で使うモバイル基盤で作られた専門ソフトウエアなどを使い,エンジニアリングサービスを提供しています。現在予知保全として5000基以上の風車を管理しています。今日のシンポジウムでは最新の回転機械の状態監視システムなど技術動向を紹介します」と事業内容を紹介した。

オ・セ・ウン氏

写真3 オ・セ・ウン氏

 講演では,オニックスが「転がり軸受の設計方針と現実の故障のケース」,「状態基準保全」,「予知保全のためのマシンラーニング」により,実際の故障,グリースフラッシングや状態基準保全を活用した運営管理費の削減効果や,ビッグデータに基づくマシンラーニングによる故障検出について事例を踏まえて紹介した。

 またBPジャパンは「軸受の潤滑」,「潤滑剤技術と最新のグリース」により,軸受の潤滑の基礎と,潤滑剤の技術と風力発電用グリースによる軸受の損傷防止について事例を踏まえて紹介した。

 さらに「ドローンによるブレード検査と人工知能によるブレード欠陥検出の自動化」を,韓国でマシンラーニングを基盤にブレード点検のソリューションを提供するNearthlab社のYoungsuk Chung 氏が外部講師として発表し,受講者からは活発な質問や意見が出された。('19 6/19)

島津製作所,薬毒分析に用いる卓上タイプ自動前処理装置「ATLAS-LEXT」を発売

薬毒分析の自動前処理装置「ATLAS-LEXT」-島津製作所 島津製作所は,100%出資のグループ会社である島津エンジニアリングが開発した,血液や尿の薬毒物分析に用いる自動前処理装置「ATLAS-LEXT(アトラス-レクスト)」を2019年6月11日に発売した。

 同製品は,科学捜査研究所や法医学検査機関において,尿や血中の薬毒物などの分析に長年用いられてきた同社の液体クロマトグラフ質量分析計(LCMS)やガスクロマトグラフ質量分析計(GCMS)に必要な前処理作業を簡便かつ全自動で実行することが可能。この前処理作業は研究員自身が行うケースが多く,作業に時間を要することに加え,感染性試料を扱うリスクを伴っていたが,同製品により,前処理作業の省力化や感染リスクの低減ができる。また,ディスポーザブルチップ着脱式の分注機能を新たに導入し,遠心力などの基本性能も向上させたことで,血液や尿のほかに毛髪からの薬毒物抽出も可能となった。('19 6/19)

2019年5月の工作機械受注実績(速報値)

統計情報

 日本工作機械工業会が発表した2019年5月の工作機械受注実績(速報値)は,前年同月比27.3%減の1,084億5,600万円となった。うち,内需は同32.2%減の426億2,700万円,外需は同23.8%減の658億2,900万円だった。('19 6/19)