機械業界」カテゴリーアーカイブ

島津製作所,精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」を発売

オートグラフAGX-Vシリーズ-島津製作所 島津製作所は,強度試験機を製造しているが,業界トップクラスの測定能力を実現し,操作性や安全性を大幅に向上させた,引張,圧縮,せん断をはじめとする様々な試験方法に対応する精密万能試験機「オートグラフAGX-Vシリーズ」を2019年4月15日に発売した。同シリーズは,100年以上にわたって試験機を製造してきた同社が開発したハイエンドモデル。
 サンプリング速度が従来製品の2倍となる10kHZに向上したことで,1秒間に10,000回の試験力を採取可能。ISO6892で規定されるひずみ制御方式での試験については,制御周期を10倍に高め,応答性を向上。また,測定精度保証範囲を1/1000からさらに広げ,1/2000まで保証する機種をラインナップしている。オプションのアナログ入力ユニットを増設すれば,最大20チャンネルのアナログ信号の取り込みが可能となるなど,高い拡張性を備えている。
 タッチパネル液晶画面の新しいコントローラを導入し,様々な試験の設定が容易になった。装置が動作する際には,操作音でオペレーターに装置の状況が伝えられる。試験容量20kN以上のモデルには,つかみ具などの試験治具の接続にマルチジョイントを導入したことで,重量のあるジョイントの交換が不要になり,安全性と作業性を高めている。さらに装置の状態をチェックする自己診断機能を新たに導入し,使用時間や操作ログを装置が自動で記録するとともに,部品交換が必要な時期を自動で通知。また,誤操作による治具同士の衝突を防止する機能など,様々な機能が標準搭載されている。(’19 4/24)

2019年2月の機械受注統計

 内閣府が発表した2019年2月の機械受注統計によると,「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)は,前月比1.8%増の8,367億円だった。うち,製造業が同3.5%増の3,881億円,非製造業が同0.8%減の4,510億円。また,官公需は同2.2%増の2,446億円,外需は同19.0%増の9,850億円で,機械受注総額は同5.4%増の2兆3,558億円だった。(’19 4/24)

2019年3月の工作機械受注実績および2018年度累計(速報値)

 日本工作機械工業会が発表した2019年3月の工作機械受注実績(速報値)は,前年同月比28.5%減の1,307億9,100万円だった。うち,内需は同28.5%減の540億3,600万円,外需は同28.5%減の767億5,500万円。
 また,2018年度の工作機械受注実績(速報値)は,前年度比5.1%減の1兆6,892億6,000万円だった。うち,内需は同2.3%増の7,034億6,400万円,外需は同9.8%減の9,857億9,600万円。(’19 4/24)

NTNが2019年「ツアー・オブ・ジャパン」に冠協賛

 ベアリング大手のNTNは,国内最大規模の国際自動車ロードレース「NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」に2017年から3年連続で冠協賛する。
 ツアー・オブ・ジャパンは,UCI(国際自転車競技連合)公認の国内最高峰の国際自転車ロードレース。大阪・堺市の堺ステージでスタートし,京都,いなべ(三重県),美濃(岐阜県),南信州(長野),富士山(静岡県),伊豆(静岡県),東京の全ステージを2019年5月19日(日)~26日(日)まで8日間かけて巡るステージレース。走行距離は765kmに及ぶ。
 今年のTOJは海外7チーム,国内9チームが出場し,東京五輪出場選考としても注目される。
 大会開催中,NTNでは開催地の子供達や観戦者を対象に「NTN回る学校」を開催,ベアリングを使ったアトラクションやワークショップなど環境や省エネルギーをテーマにした体験型プログラムを実施し大会を盛り上げる。
 2019年3月27日にはスバルスタースクエア(東京都渋谷区)で公式記者発表を開催,TOJの栗村 修 大会ディレクターが概要を発表,TOJは「日本を元気にする美しくも過酷なレース」と紹介した。NTNの大橋 啓二 常務取締役は挨拶で,「自転車はエコの象徴でNTNのトライボロジー技術による滑らかな滑りを目指すベアリングと,滑らかな走りを追求する自転車ロードレースは相通じるもの。TOJは地域に密着したレース。協賛することで地域の活性化と次世代教育に貢献したい」と協賛の意義を語った。(’19 4/17)

NTNが2019年「ツアー・オブ・ジャパン」に冠協賛

フクハラ,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置を発売

メタルバスター-フクハラ フクハラは,エアーコンプレッサードレン専用の金属物質吸着装置「メタルバスター」を発売した。エアーコンプレッサーのドレン水には,銅,亜鉛,溶解性鉄,溶解性マンガン,クロムなどの金属物質が水質汚濁防止法の排水基準値以上に含有されていることがある。同製品は,この5品目の金属物質を吸着し,水質汚濁防止法の基準値以下に処理する。コンプレッサーの出力に応じて4種類あり,使用済槽は同社が再生処理をする。ISOやエコアクション21の認証を受けている企業などへの販売を目指す。(’19 4/17)

2019年3月の鍛圧機械受注実績及び2018年度累計

 日本鍛圧機械工業会がまとめた2019年3月の鍛圧機械受注実績は,前年同月比3.6%減の373億5,200万円だった。機種別では,プレス系が同19.4%減の135億1,800万円,板金系が同16.1%増の153億9,400万円,サービスが同3.0%減の84億3,900万円。国内は同5.6%減の206億9,900万円,輸出は同1.1%増の82億1,400万円だった。
 また,2018年度の鍛圧機械受注実績は,前年度比10.1%増の3,897億9,700万円だった。機種別では,プレス系が同13.0%増の1,769億1,600万円,板金系が同8.8%増の1,268億5,300万円,サービスが同6.6%増の860億3,000万円。国内は同6.2%増の1,808億1,000万円,輸出は同19.5%増の1,229億6,100万円だった。(’19 4/17)

研削加工の専門展「Grinding Technology Japan 2019」開催される

 2019年3月18日(月)~20日(水)の3日間,国内初となる研削加工に特化した展示会「Grinding Technology Japan 2019(グラインディングテクノロジージャパン)」(主催:日本工業出版,フジサンケイビジネスアイ・日本工業新聞社)を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,137社・団体・研究室,302小間が出展,3日間で4,988名が来場した。
 研削盤,砥石,周辺機器,ソフトウエアといった研削加工に関連する機器や技術を始め,工具研削や切削工具,研削コンシェルジュによる技術相談コーナーなど専門展としての特色を出す催しが多く見られた。
 切削・研削油ではブラザー・スイスルーブ・ジャパンが「ブラソグラインドGTC7」を,京滋興産がドイツ・oelheldd社の「Grinding Fluids」や「リクレアン」濾過システムを,AGCがフッ素系溶剤の「AMOLEA」や「アサヒクリーン」を,またトランザーフィルター日本,三鷹工業所,CNKがろ過システムを,またブンリが研削盤用クーラント装置などを展示した。出展者からは「工作機械見本市のJIMTOFと違い研削加工に特化した展示会のため,研削加工でお困りの方などの来場者が多く問題解決型の展示会として今後も期待したい」といった声が聞かれた。(’19 4/10)

Grinding Technology Japan 2019

ジェイテクト,多段圧延機バックアップロール用高性能高密封軸受を開発

 ジェイテクトは,鉄鋼設備の中でも,硬質材の圧延や極薄圧延が可能な多段圧延機のバックアップロール(BUR)として使用される高性能高密封軸受を開発した。
 圧延処理は圧延水をかけながら行われるため,軸受内部に水分や異物が浸入しやすく,浸入した異物は,軸受内部の剥離や錆を引き起こすなど,軸受破損や短寿命の原因となる。同製品は,高剛性シールプレートを改良することにより,軸受内部への圧延水や異物の浸入を96%抑えることに成功した。また,多段圧延機は,安定した操業を実現するため,定期的な洗浄などのメンテナンスが不可欠だが,同製品は洗浄時間の大幅な減少にも成功した。
 同社は国内外のプラントメーカーや製鉄所に同製品の拡販を図る。(’19 4/10)

ジェイテクト,多段圧延機バックアップロール用高性能高密封軸受を開発

コマツと東京工業大学,「コマツ革新技術共創研究所」を設置

コマツと東京工業大学,「コマツ革新技術共創研究所」を設置 コマツと東京工業大学は,「コマツ革新技術共創研究所」を2019年4月1日に設置した。東工大すずかけ台キャンパスに325m2の専用スペースを確保して,組織対組織の幅広い分野での連携を進めていく。設置期間は2019年4月1日~2024年3月31日。
 コマツと東京工業大学は2015年に組織的連携協定を締結し,建設機械などの高性能化に欠かせないトライボロジー技術を中心として複数の共同研究を進めてきた。新研究所では,トライボロジー研究をさらに深化させ,また機械要素全体に研究分野を拡げることで,機械部品の高機能化と長寿命化を図る。さらに産業の現場で現出する未解明事象を基盤研究の源泉として,新たな研究分野を生み出していく構想である。東工大にとっては学内にない産業現場の課題への接点,コマツにとっては自社が保有しない先端技術の獲得,また双方にとって新たな人材育成の場の形成につながるとしている。(’19 4/3)

2019年2月の工作機械受注実績(確報値)

 日本工作機械工業会が発表した2019年2月の工作機械受注実績(確報値)は,前年同月比29.3%減の1,097億4,200万円だった。うち,内需は同28.4%減の416億6,800万円,外需は同29.8%減の680億7,400万円。(’19 4/3)

ONYX InSight社,テクニカルシンポジウムを5月に東京で開催

 ONYX InSight社(旧社名:Romax Insight) は,2019年5月24日(金),グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)でテクニカルシンポジウムを開催する。
 同社は,回転機械に注力した革新的な予知保全と高度なコンサルティングによる信頼性の高いエンジニアリングソリューションを提供している。世界30ヵ国以上の国で事業展開を行い,特に風力発電市場では長年にわたって5,000基以上の風力タービンで実績を有する。
 同シンポジウムは昨年に引き続いての開催で,今回は,世界的な潤滑剤メーカーであるカストロールとともに,最新技術に基づく,軸受の理論と潤滑,コンディションベースメンテナンス(CBM,状態基準保全),マシンラーニングによるデータ分析,軸受の潤滑技術に関して紹介する。同シンポジウムの概要や申し込み・問い合わせ先は以下のとおり。

  • 日時:2019年5月24日(金) 10:00~17:00(受付9:30~)
  • 場所:グランドプリンスホテル高輪(東京都港区)
  • 主題:「軸受とデータ分析」
  • 内容:
    • 軸受の理論と潤滑
    • コンディションベースメンテナンス(CBM,状態基準保全)
    • マシンラーニングによるデータ分析
    • 軸受の潤滑技術
  • 定員:先着50名
  • 費用:無料 ※事前登録制。当日は昼食,お茶を用意
  • 申し込み・問い合わせ先
     BPジャパン カストロールインダストリアル事業本部(ONYX InSight社提携パートナー)
     担当:針生(ハリウ)
     TEL:03-5719-7200
     E-mail:industrial_japan@se1.bp.com  (’19 3/27)