機械業界」カテゴリーアーカイブ

ジェイテクト,焼結機パレット台車加圧ローラ用軸受を改良

ジェイテクト,焼結機パレット台車加圧ローラ用軸受を改良

 ジェイテクトは,鉄鋼設備である焼結機パレット台車の加圧ローラ用軸受に使用する特殊シールに改良を加えることで,軸受寿命が従来比の2倍となる製品を開発した。

 製銑工程の焼結機は鉄の原料となる粉鉱石と粉石炭を焼き固める設備で,焼き固められた焼結鉱を積載運搬するのがパレット台車である。パレット台車用軸受は,高荷重や衝撃荷重といった厳しい使用条件に加え,粉塵と高温という環境下で使用されているため,軸受部品の更なる長寿命化のニーズが高まっている。今回,「加圧ローラ軸受」に使用される「密封型複列円筒ころ軸受」の,特殊シールの主リップにばねをつけることで追随性を向上,また柔軟性のあるサイドリップと外径ゴム巻きにより密封性を向上させることで,異物侵入量を従来品比70%低減できる軸受を開発した。2020年1月に量産を開始する予定。('19 10/16)

JFEテクノリサーチ,3次元で摩耗を計測できる計測装置「マモミエール」を商品化

摩耗計測装置「マモミエール」-JFEテクノリサーチ

 JFEテクノリサーチは,関西電力と共同で開発した摩耗計測装置「マモミエール」の販売を開始した。

 同製品は,これまで手作業により測定をしていた水力発電所(水車)や火力発電所の設備(タービン,配管)に発生する摩耗状態を,簡単な操作により評価できる計測装置。計測部と制御部から構成されており,レーザー光照射と小型カメラとを組み合わせた方式により,深さの3D計測を可能にした。(特許出願中)。計測部は片手で持って使用し,伸縮ハンドルを取り付けることで奥深い狭い場所を測定できる。計測中の状況や測定結果を手元のPC画面でリアルタイムに見ながら操作でき,1人での作業も可能。これにより経年劣化に伴う摩耗を定量化し,部品交換サイクル計画時のIoTツールとして活用できる。操作は簡単で,だれでもすぐに使用でき,点検作業を省力化にも繋がる。('19 10/9)

ソディック,リニアモータ駆動の大型形彫り放電加工機を新発売

放電加工機「AG200L」-ソディック

 ソディックは,リニアモータ駆動の大型ワーク対応高速・高性能形彫り放電加工機「AG200L」を開発,発売した。同製品は,C型コラム仕様の形彫り放電加工機「AG100L」をベースに,XYZ各軸のストロークを拡張するとともに,最新の構造解析による機械剛性の向上などを最適化した機械設計を行うことで,設置面積を抑えつつ,大型のワークへ対応した。X軸を1200mmから2000mmに,Y軸を650mmから1200mmにそれぞれ拡張し,従来の最大機AG100L対比で,最大加工物寸法(面積)で約2倍,加工タンク空間容積で約3.2倍の大型ワークに対応しながら,機械寸法(面積)を1.5倍に抑え,マシンのコンパクト化に成功した。また,自社開発・製造の高出力リニアモータや放電安定システム「アークレスPlus」,専用に設計された放電電源装置「LN2A2電源」などを搭載し,高速・高精度な加工を実現する。('19 10/9)

2019年8月の工作機械受注実績(確報値)

統計情報

 日本工作機械工業会が発表した2019年8月の工作機械受注実績(確報値)は,前年同月比37.0%減の884億8,700万円だった。うち,内需は同39.8%減の375億4,100万円,外需は同34.7%減の509億4,600万円。('19 7/31)

ブルカージャパン,潤滑油のトライボロジーから問題解決に向けたトライボロジーセミナーを東京で開催

トライボロジーセミナー(2019年10月17日,東京)-ブルカージャパン

 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部は,潤滑油のトライボロジーから問題解決に向けたトライボロジーの基礎知識と評価手法を紹介するトライボロジーセミナーを2019年10月17日(木)にベルサール八重洲(東京都中央区)で開催する。

 同セミナーは,トライボロジー技術に広い知見を持つ講師を招き,新たな設計指針に繋がる低粘度油における境界潤滑の研究成果や,問題解決に向けた基礎試験機の活用方法などが紹介される。また同社で取り扱っているトライボロジー評価機やナノインデンテーション技術も紹介される。セミナー概要,申し込み方法は以下の通り。

  • 開催日時:2019年10月17日(木) 13:00~17:00(12:45受付開始)
  • 開催場所:ベルサール八重洲Room6(東京都中央区)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 申し込み方法:https://mbns.bruker.com/acton/media/9063/tmt1017
  • HP:https://www.bruker-nano.jp/seminar
  • プログラム:
    • 【特別講演1】「境界潤滑における潤滑油の新しい描像」(仮) 栗原 和枝 氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター)
    • 「トライボロジーにおける一般的知識とトライボロジー評価機の概要」 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部
    • 【特別講演2】「実機におけるトライボロジー~問題解決に向けた基礎試験機の適用~」 谷田 芳夫 氏(JAPAN TESTING LABORATORIES)
    • 「ナノインデンテーション技術の紹介」 ブルカージャパン ナノ表面計測事業部  ('19 9/18)

2019年8月の工作機械受注実績(速報値)

統計情報

 日本工作機械工業会が発表した2019年8月の工作機械受注実績(速報値)は,前年同月比37.1%減の883億4,700万円となった。うち,内需は同40.1%減の373億4,800万円,外需は同34.6%減の509億9,900万円だった。('19 9/18)

「JASIS 2019」が本日(9/4)より開幕

JASIS 2019

 「JASIS 2019」(主催:日本分析機器工業会,日本科学機器協会)が2019年9月4日(水),幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)にて開幕した。

 JASIS(Japan Analytical & Scientific Instruments Show)は,2012年に第50回分析展(日本分析機器工業会)と第35回科学機器展(日本科学機器協会)が合同展示会として開催された際に統一名称として使用されたもの。

 またキャッチフレーズは「未来発見。」(Discover the Future.)でこの分野のアジア最大級の展示会として,「イノベーションを生み出し,将来のビジネス発展につながる発見がある場」という期待が込められている。新素材や材料,表面改質などの評価・分析を行う装置や機器などが多数出展され,会期中には同施設のほか隣接するホテルも含め,出展社などによる企業説明やコンファレンス,新技術説明会などが数多く行われる。同展,併催イベントの詳細は以下のURLより。

  • 名称:JASIS 2019
  • 会期:2019 年9月4日(水)~6日(金) 10:00~17:00 (コンファレンスは9月3日(火)~6日(金))
  • 会場:幕張メッセ国際展示場
  • 入場料:無料
  • 主催:日本分析機器工業会,日本科学機器協会
  • URL:https://www.jasis.jp/  ('19 9/4)

NCネットワーク,第1回「FBCホーチミン2019ものづくり商談会」をベトナム・ホーチミンで開催

NCネットワーク,第1回「FBCホーチミン2019ものづくり商談会」をベトナム・ホーチミンで開催

 国内最大級の製造業向け受発注サイトを運営するNCネットワークと同社グループのFactory Network Asiaは,2019年10月10日(木)~11日(金)の2日間,ベトナム・ホーチミンで第1回「FBCホーチミン2019ものづくり商談会」を開催する。同イベントは在ベトナムの日系・ローカル製造業を中心に,日本,ASEAN,中国など,アジア各国からも多くの企業が集結する業界特化型のマッチングイベント。出展各社が登録する調達・販売案件を基に,WEB上で商談の事前申し込みとマッチングを行うことにより,会期中に計画的,効率的な商談を行うチャンスとなる。ベトナム政府機関と協力し,ベトナムローカル企業も参加する。開催概要は以下のとおり。

  • 名称:FBCホーチミン2019ものづくり商談会 Factory Network Business Expo 2019
  • 日時:2019年10月10日(木)~11日(金) 9:00~17:00
     全日程,出展企業同士,来場企業との事前予約商談+来場者とのフリー商談
  • 場所:Phu Tho Indoor Sports Stadium(219, Ly Thuong Kiet Street, Ward 15,District 11, Ho Chi Minh, Vietnam)
  • 参加費:無料
  • 事前来場登録・商談申し込み:2019年9月27日(金)まで
  • 出展対象
    • 製造業:ベトナムでの部品調達,販路拡大を目的とする製造業企業(B to Bで部品・製品を製造・加工している企業)
       金属製品,自動車・鉄道・船舶製品,鉄鋼業,非鉄金属,一般機械器具,電気機械器具,情報通信機械器具,電子部品・デバイス,精密機械器具,繊維・繊維製品,化学工業,プラスチック・ゴム製品,石油・石炭製品 など
    • ソリューション企業:製造業企業にサービス,製品を提供する非製造業企業
       商社,IT(ソフト開発),人材,物流,工業団地など
  • 主催:Factory Network Asia Group,NC Network Group
  • 公式サイト:https://fbchcm.factorynetasia.com/  ('19 9/4)

クボタ,マンホールポンプ監視システムにAIを導入

マンホールポンプAIサポートシステム-クボタ

 クボタは,生活汚水を集めて下水処理場へ送る下水管路の途中に設置するマンホールポンプを遠隔で監視するシステムに,新たにAIを導入した「マンホールポンプAIサポートシステム」を2019年10月から提供する。

 同システムは,AIが人の代わりに水位と電流値のデータを監視し,運転変化を自動検知する。マンホールポンプ場ごとに通常運転の範囲を自動設定して,通常時と異なる運転をしていた場合には監視画面上に通知する。緊急対応になる前に異常運転を把握することにより,効率的な維持管理が可能になる。また,自治体が保有する全てのマンホールポンプ場の機器仕様や修繕・更新履歴を登録できる台帳(機場台帳)をクラウド上に作成でき,最新情報の管理や関係者での情報共有も容易。点検データもクラウド上に登録可能なため,マンホールポンプの情報を一元管理できる。('19 9/4)

2019年6月の機械受注統計

統計情報

 内閣府が発表した2019年6月の機械受注統計によると,「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)は,前月比13.9%増の9,603億円だった。うち,製造業が同1.7%減の3,644億円,非製造業が同30.5%増の6,147億円。また,官公需は同30.0%減の2,466億円,外需は同6.7%増の8,555億円で,機械受注総額は同6.3%増の2兆3,522億円だった。('19 9/4)

「MF-TOKYO 2019 第6回プレス・板金・フォーミング展」が開催される

MF-TOKYO 2019 第6回プレス・板金・フォーミング展1

 鍛圧機械の専門展示会「MF-TOKYO 2019 プレス・板金・フォーミング展」(主催:日本鍛圧機械工業会・日刊工業新聞社)が2019年7月31日(水)~8月3日(土)の4日間,東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された。同展は2009年から鍛圧機械の専門展示会として隔年で開催している。

 今回は自動車産業を横ぐしに,「将来のモビリティ社会に向けた付加価値向上に資する鍛圧技術」として自動車メーカーからの記念講演や,ホットスタンピング,レーザ加工などの最新動向や技術講演,日本塑性加工学会,レーザ加工学会,日本ばね工業学会,日本ねじ研究協会からなる24講座の「学会テクニカルセミナー」も開催した。

 展示会場では,プレス・板金・フォーミングなどの鍛圧機械やレーザ加工を始め関連機器や周辺機器が数多く出展した。トライボロジー関連では,イグスやハイウインなどの軸受メーカー,スーパーアルカリイオン水を洗浄分野に展開するEプラン,工作油剤関連では,日本鍛造協会内でフックスジャパンが,液圧プレスメーカーの森鉄工内で日本工作油が生分解性の高い環境対応型FB工作油を出展した。

 なお,254社1,717小間の出展で4日間の来場者は30,113人だった。('19 8/28)

MF-TOKYO 2019 第6回プレス・板金・フォーミング展2