潤滑油業界」カテゴリーアーカイブ

キグナス石油,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを発表

キグナス石油は,2021年3月18日にオンライン開催された「全国キックオフ」において,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを発表した。全国優秀SS表彰は,「キグナスセールスプロモーションガイド2020」の実践により,客数とカーケア収益の拡大によるキグナス戦略指数・安定指数の改善,ならびに効率的運営による高収益SSづくりに積極的に取り組み,SS競争力強化の成果をあげたSSの名誉を称えて表彰するものである。本来であれば,表彰式を開催する予定だったが,コロナ禍ということもあり,今年はオンライン開催の「全国キックオフ」において,総合優秀賞,各部門賞,チャレンジ奨励賞を獲得した全国優秀SSを動画で紹介した。

<総合優秀賞>

  • 北星産業 セルフ北星FIVE金沢
  • 中央石油 セルフ金井
  • 北星産業 セルフ北星FIVE小松
  • 中央石油 セルフ愛甲
  • キグナス石油販売 セルフ市川大野

<部門賞>

  • MOF部門
    • 三京石油販売 セルフ竹ノ塚
    • アタック・ウィン セルフ高砂
    • 江戸川石油 宇喜田サービスステーション
  • カーケア収益部門
    • 中央石油 洗足池サービスステーション
    • 中央石油 用賀サービスステーション
    • パイオニア石油 セルフ天山
  • オイル部門
    • 中央石油 セルフ相模原
    • 朝日ガスエナジー セルフオアシスミルクロード宿野
    • 中央石油 セルフ弥生台
  • 洗車部門
    • キグナス石油販売 セルフ東海荒尾
    • 永井石油 セルフ朝日町
  • スマカラ部門
    • キグナス石油販売 セルフ大和田
  • カード部門
    • キグナス石油販売 セルフ明姫二見
    • キグナス石油販売 セルフ綾瀬
    • 中央石油 セルフ綱島
  • タイヤ部門
    • 北星産業 セルフ入江
    • 北星産業 セルフ園町

<チャレンジ奨励賞>

  • 東日本支店 宇田川サービススティション セルフ宇田川
  • 中部支店 山源商店 GATEIN一色大橋サービスステーション
  • 西日本支店 淀川砿油 セルフR163門真  ('21 4/21)

出光興産,「特約販売店全国オンラインミーティング2021」が開催される

出光興産は,2021年3月16日(火)に全国の特約販売店を対象に「特約販売店全国オンラインミーティング2021」を開催した。今年度は昨年度に続き,新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,全国約40ヵ所にて同時に分散開催された。

木藤 俊一 社長は,冒頭の挨拶で,「全国の特約販売店の皆さまにおかれましては,新型コロナウイルスが猛威を振るうなか,SSや営業の第一線において,感染対策を講じながら,石油製品の販売並びに各種販売施策の取り組みにご尽力頂き,厚く御礼申し上げます」と,販売店に感謝の意を表した。

次に,カーボンニュートラル社会の実現に触れ,「カーボンニュートラルを目指していく社会的な機運が高まる中,私はこの流れを当社グループが一段と存在感を発揮し成長していくための好機と捉えています。その実現には,CO2の排出を減らす,または回収し利活用する技術が必要です。石油製品を取り扱うプロである当社には,CO2について多くの知見と活用できるインフラがあります。今後も,既に実施している製油所・事業所での燃料使用量の削減や再生可能エネルギーの取り組みを更に加速させて参ります」と述べた上で,車の電動化について,「電動化によりお客様の来店頻度は確かに減りますが,消耗品やメンテナンス,洗車といったサービスのニーズは残ります。さらに当社は4月に株式会社出光タジマEVを設立し,超小型EVなどのモビリティ開発やサービス開発に取り組みます。サブスクリプション,シェアリング,電力販売を組み合わせたサービスや,地域の分散型電源やリサイクルを組み合わせたビジネスモデルを展開することで,一台の車が廃車になるまで長期のサービスを提供可能です。同時に,地域の交通網の一翼と地域エネルギーの仲介者の役割を担うことできるのではないかと考えています」と述べ,カーボンニュートラル社会においても同社が中心的な役割を担うことが出来ると伝えた。

最後に,4月から始まる新SSブランド「apollostation」について,「『地域の人々の暮らしと移動を支えるライフパートナー』をコンセプトとしており,従来の給油やカーケアサービスの提供にとどまらない,新たなモビリティサービスや生活関連のライフサービスを提供します。またデジタル技術を活用したリテール施策や,特約販売店の皆さまとのコミュニケーション変革も積極的に推進してまいります」と述べた。('21 4/14)

キグナス石油,「2021年度全国キックオフ」が開催される

若澤雅博社長-キグナス石油 2021年度全国キックオフ

キグナス石油は,2021年度セールスプロモーション「変化を力に,店舗を前に。NEW GARAGE TOGHETHER」を推進していくため,全国の特約店経営者及び経営幹部を対象とした「2021年度全国キックオフ」を2021年3月18日にオンラインで開催した。

全国キックオフは,若澤 雅博 社長の挨拶に始まり,2020年キグナス全国優秀SS表彰の受賞SSを動画で発表。また,「2021セールスプロモーションの概要」,「2021セールスプロモーションの具体的施策展開」の説明を行い,2021年度の取り組みを参加者と共有した。

その後,講演会として初代横浜DeNAベイスターズ社長で現在,プロバスケットボールB3リーグ・さいたまブロンコス取締役を務める池田 純 氏を招き,「地域密着経営について」と題した内容で,オンライン講演会を行った。DeNAベイスターズが地域住民に選ばれるためにどのような取り組みを行ったかを具体的事例を交えて話し,多くの参加者が視聴。また,講演終了後には,事前に参加者から募った質問に同氏が答えるなど充実した内容となった。('21 4/14)

研削加工の専門展示会「Grinding Technology Japan 2021」開催される

Grinding Technology Japan 2021

2021年3月2日(火)~4日(木)の3日間,切削工具製造技術と研削加工技術に特化した専門展示会「第2回Grinding Technology Japan2021」(主催:日本工業出版,フジサンケイビジネスアイ(日本工業新聞社))を幕張メッセ国際展示場(千葉市美浜区)で開催し,3日間で1,695名が来場した。

国内外の研削盤や砥石を始め計測機器や周辺機器,工具製造に関する工作機械や素材と周辺機器などが数多く出展した。

会場では特別協力団体の砥粒加工学会による「2021年度先進テクノフェア(ATF2021)」を同時開催し,大学や研究機関による最新の研削加工や研削工具の計測・評価,レーザ加工,超精密加工・微細加工,環境調和型加工など研究室の技術展示や講演,パネルディスカッションが行われた。また特別協賛団体で,切削加工に関わる業界関係者が集まる「切削フォーラム21」は全国機械用刃物研磨協同組合,日本包丁研ぎ協会と協同で「研ぎサミット」と題したシンポジウムも開催した。

連日併設イベントとして基調講演やセミナーが開催された。3月2日には清水 伸二 氏(日本工業大学)によるパネルディスカッション「研削盤はどこに向かうのか」,岩井 学 氏(富山県立大学)による「研削加工への新技術の応用と将来動向」,松岡 甫篁 氏(松岡技術研究所)による「情報化時代における最新工具と工具研削技術」,3月4日には向井 良平 氏(元砥粒加工学会会長,三井精機工業)による「研削加工の社会への貢献(過去から学ぶもの,現在から将来への期待すること)」などが行われ多くの来場者が聴講した。

主催者WEBサイト(http://grind-tech.jp/2021/jp/)では町工場親善大使の羽田 詩織 氏が会場ブースを訪れ出展企業にインタビューをした動画が配信された。会場に来られない方々も,さも展示会場に来場しているように出展者が説明する光景を見ることが出来喜ばれた。この動画は会期終了後も当面の間HP上から閲覧することが出来る。

今回の展示会では,クーラント液の管理など潤滑管理や環境対応に関する次のような企業の出展が見られた。

研削盤のジェイテクトグループのブースでは,豊興工業が「消泡装置バブけス II」を出展。研削液の泡での困りごとを消泡剤レスで解消出来る。またCNKは高清浄度サイクロン装置により超硬・セラミックなどの非磁性体ろ過に最適な「高清浄度円形渦流クーラントシステム」を出展した.

平面研削盤や精密位置決め,クーラントシステムを製造販売する住友重機械ファインテックは,研削盤用ファインバブル発生装置「FINE GO」やマグネットセパレータを出展。「FINE GO」はクーラントタンクに追加設置するだけで,液中に長期残存するマイクロからナノサイズまでの超微細泡を生成する。負の電荷を帯び,汚れや油分を吸着・除去し洗浄する特性を持つ。砥石の目詰まりを抑え,クーラント液の腐敗や劣化も抑制する。

独自のエッジろ過技術を導入しOne Micron Filterで研削仕上げのコスト低減を実現するトランザーフィルター日本は,ろ過技術を全面にアピールした。エッジフィルトレーションにより,ダーティオイルは各エレメントの中心に向かって押し込まれ1μmまで100%ろ過が可能。このレベルまで研削油をろ過することにより,より早いサイクルタイムでより早い表面仕上げを実現。更に,微粒のろ過と研削油の温度制御により研削油自体の寿命も大幅に延びる「トランザーろ過装置V4 InLine ADO/QD」などを出展した。

職場環境改善や産廃物削減製品などの開発販売をするクール・テックでは,独自の電解技術を用い,高pHのアルカリイオン水(pH13.2)を効率よく低コストで製造することができる「高pHアルカリイオン水生成装置」を出展。環境性能を高めた仕様になっており,成分は水と食品添加物由来の成分のみで,廃水になる酸性水や塩素ガスなどを一切発生させず生産現場での様々な場面で活躍が期待できる。3月4日には特設会場でアルカリイオン水を使うことで得られる洗浄効果の説明と,現場での事例を交えたセミナー「研削・切削加工へのアルカリイオン水の活用」が行われた。

環境装置を製造販売する三鷹工業所は,精密ろ過装置やタンク内スラッジ除去用簡易型クリーナー「カスポンクリーナー」,簡易型ろ過装置「カスポンフィルター」などを出展。

研削・切削工具をはじめ,生産財の総合サプライヤーKamogawaは,水溶性専用簡易式ろ過装置「エコクリーン」を出展。同社ではユーチューブで「Kamogawaものづくりチャンネル」を開設しており実演動画やインタビュー映像などを公開している。

切粉処理や濾過装置を開発・製造するBUNRIは,磁性体用研削盤機種として,「フェニックス」「SLG」「大和」「コンパクト」を展示。「フェニックス」はスラッジ除去率10μm,97%を達成する。「大和」は,濾材のスチールボールを強力磁石で着磁し,磁化されたスチールボールの空間を液が通過する際に濾過される。

独自開発でスラッジの補修効率を高めた京滋興産は,「リクレアン」シリーズを展示。フィルター本体と濾布を脱着可能な構造にすることで,濾布のみの交換で繰返し使用が可能となる。管体内で使用中にエア逆洗浄をすることで,付着物を剥離除去し,濾布の連続使用が可能になり,コスト削減に大きく貢献する。

同展示会は2年ごとの開催を予定しており,次回は2023年3月8日(水)~10日(金)まで,幕張メッセでの開催を予定している。('21 3/24)

出光興産,「2020年度 切削・熱処理研究会」が開催される

2020年度 切削・熱処理研究会-出光興産

出光興産は,2021年2月18日(木)にオンラインで「2020年度 切削・熱処理研究会」を開催した。

開催の挨拶で同社潤滑油二部潤滑技術二課長の半田 豊和 氏は,「CO2排出削減は世界的な流れでありEV化へのシフトは益々加速されると思う。弊社での燃料事業は大きな転換期を迎えカーボンニュートラルに沿った様々なエネルギー供給手法を検討している。一方潤滑油事業では,カーボンニュートラルを含めSDGsに沿った技術開発が今後益々進むものと思われる。例えばEV車の普及に向け材料,形状,硬度の変化や精度の向上など要求特性の変化に対応した油剤の開発。IoTを活用したスマートファクトリーの要となる半導体やロボット分野の部品加工に最適な油剤開発に注力していく。更には単なる油剤開発に留まらず最近普及しつつあるシミュレーション手法の一助となるようなデータの提供にも力を入れていく。」と潤滑油事業の抱負や展望を話した。

今回は出光興産の担当者から切削油と熱処理油に関して2件の講演を行った。営業研究所加工油グループの北村 友彦 氏からは「高引火点切削油を用いた生産性向上の取り組み」と題し,不水溶性切削油の高引火点ニーズの高まりから,安全性だけでなくミスト・油煙の低減など作業環境の向上などについて水溶性切削油や従来油との比較を紹介した。

また潤滑油二部潤滑技術二課の市谷 克実 氏からは「焼入れ強烈度H値を用いた硬度推定と管理への応用」と題し,焼入液の冷却能を示す焼入れ強烈度H値やJIS銀棒試験から求めたH値など,H値を用いた硬度推定と管理への応用について紹介した。

例年は12月に切削油研究会,2月に熱処理研究会を開催していたが,新型コロナの影響で今回初めての試みとしてオンラインで切削・熱処理研究会として開催した。('21 3/10)

日本サン石油,2021 SUPER GTシリーズ参戦について発表

日本サン石油,2021 SUPER GTシリーズ参戦について発表

日本サン石油は,同社チーフ・テクニカル・アドバイザーでもある土屋 武士 氏が率いる,つちやエンジニアリングへのテクニカルスポンサーとして2021 SUPER GTシリーズに参戦することを発表した。GT300クラスのHOPPY Porsche / 25号車に,市販製品「BRILL(ブリル)シリーズ」を供給し,チームと共にタイトル獲得を目指す。('21 3/10)

2020年12月の潤滑油販売実績

統計情報

経済産業省が発表した2020年12月の潤滑油販売量は,前年同月比3.3%増の19万6,936kLだった。用途別に見ると,車両用が同3.6%増の7万1,614kL,うちガソリンエンジン油が同2.4%増の3万2,955kL,ディーゼルエンジン油が同6,9%増の1万9,899kL,ギア油やATF(自動変速機専用オイル),LPG車用エンジン油などその他車両用は同2.5%増の1万8,760kLだった。船舶用エンジン油は同25.2%減の1万125kL。工業用は同6.7%増の11万5,197L,うち機械油が同4.6%増の2万7,257kL,金属加工油が同1.1%増の1万3,016kL,電気絶縁油が同0.1%減の4,512kL,シリンダー油や離型油などその他特定用途向けが同7.6%増の4万7,213kL,マシン油やスピンドル油などその他の潤滑油が同12.6%増の2万3,199kLだった。('21 3/10)

2020年12月の石油統計速報

統計情報

経済産業省が発表した2020年12月の石油統計速報によると,アスファルトの販売量は前年同月比9.7%増の18万2,568t,生産量は同19.2%減の20万1,031t,輸入は同1.0%減の1,011tだった。潤滑油の販売量は同13.0%増の13万8,262kL,生産量は同5.5%増の17万8,816kL,輸出は同11.5%減の6万2,856kL,輸入は同5.3%減の2万108kL。パラフィンの販売量は同14.2%減の2,792t,生産量は同36.3%減の5,918t,輸出は同24.8%減の3,969t,輸入は同39.6%減の195t。LPGの販売量は同2.8%減の105万9,991t,生産量は同1.3%減の27万627t,輸出は同11.5%増の1万2,130t,輸入は同36.6%減の73万8,639t。LNGの販売量は同11.0%増の726万3,292t,輸入は同10.9%増の720万2,418tだった。(’21 2/24)

潤滑油協会,2月10日「潤滑油製造業地方研修会」オンラインで開催される

潤滑油製造業地方研修会-潤滑油協会

潤滑油協会は,2021年2月10日(水),「潤滑油製造業地方研修会」(資源エネルギー庁補助事業)をオンラインで開催し,57名が参加した。

同研修会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等への支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に開催されている。例年,横浜,名古屋,神戸で開催されているが,今年度は新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を鑑みてオンライン開催となった。

当日は,潤滑油製造業近代化委員会 技術分科会長の滝島 克巳 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,澤崎 隆 氏(ソディック)が「放電加工の基礎と最新技術」のテーマで,放電加工のメカニズムや分類,特長,歴史などを解説,また最新の形彫り・ワイヤ放電加工技術について紹介した。

また,松信 隆 氏(戸田建設)が「風力主力電源化に向けた技術課題とベアリングおよびモーション技術への期待」のテーマで,風力産業の市場規模や風車におけるベアリング・モーション技術,風力エネルギーの主力電源化に向けた今後の課題や展望について解説した。(’21 2/17)

潤滑油協会,2月5日「潤滑油製造業地方研修会」オンラインで開催される

潤滑油製造業地方研修会-潤滑油協会

潤滑油協会は,2021年2月5日(金),「潤滑油製造業地方研修会」(資源エネルギー庁補助事業)をオンラインで開催し,65名が参加した。

同研修会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等への支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に開催されている。例年,横浜,名古屋,神戸で開催されているが,今年度は新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を鑑みてオンライン開催となった。

当日は,潤滑油製造業近代化委員会 技術分科会長の滝島 克巳 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,宇佐美 亮 氏(産業環境管理協会)が「事業所関連化学物質のリスク管理」のテーマで,製造業の事業所で扱う化学物質のリスク管理の考え方や化学物質関連法規制を踏まえた効率的なやり方等について解説した。

また,三浦 透 氏(ヤマハ発動機)が「二輪車用4サイクルエンジンオイルの現状と将来動向」のテーマで,二輪車用エンジンの特徴やエンジンオイルへの要求性能のほか,JASO T903規格の概要や二輪車用エンジンオイル規格の今後の課題等について解説した。(’21 2/10)

ENEOS,根岸製油所の一部装置を廃止

ENEOS,根岸製油所の一部装置を廃止

ENEOSは,根岸製油所の原油処理装置の一部および潤滑油製造装置を2022年10月をめどに廃止し,石油製品の生産・供給体制の再構築を行うと発表した。

廃止する主な装置は,2系列ある常圧蒸留装置(トッパー)のうち,第1トッパー(120千バレル/日)と,その系列の二次装置である減圧蒸留装置や接触分解装置など,また,潤滑油製造装置(ベースオイル生産能力:270千KL/年)で,第1トッパーの廃止により,同製油所の原油処理能力は,150千バレル/日に,同社グループ合計では,約1,750千バレル/日となる予定。なお,潤滑油については,他所からベースオイルを転送し製品製造(ブレンド)および出荷は継続する。

同社は,基盤事業である石油製品・石油化学製品事業におけるサプライチェーン全体の競争力強化を図り,安定供給を前提とした最適な生産・供給体制の構築を推進するとしている。(’21 2/10)

潤滑油協会,「潤滑油製造業地方研修会」オンラインで開催される

潤滑油製造業地方研修会-潤滑油協会

潤滑油協会は,2021年1月27日(水),「潤滑油製造業地方研修会」(資源エネルギー庁補助事業)をオンラインで開催した。

同研修会は,資源エネルギー庁の支援のもと,潤滑油の品質確保事業等への支援事業(補助事業)の一環として,潤滑油技術等に携わる人材を育成するために必要な潤滑油関連情報を提供することを目的に開催されている。例年,地方で開催されているが,今年度は新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を鑑みてオンライン開催となった

当日は,潤滑油製造業近代化委員会 技術分科会長の滝島 克巳 氏(三和化成工業)による開会の挨拶の後,片桐 律子 氏(化学物質評価研究機構)が「化学物質のリスク評価と毒劇法対応の概要について」のテーマで,化学物質のリスク評価の基本的な考え方と具体的な方法について評価事例をもとに解説。毒物及び劇物取締法(毒劇法)の概要についても説明した。また,リスク評価を実施した製品であることの表示について,製品パッケージへの表示例を示して提案した。

橋本 裕輔 氏(ヤンマーアグリ)は「農業機械用潤滑油に関する課題と課題解決に向けた取り組み」のテーマで,農機用潤滑油の使用例や要求性能,農機用トランスミッションオイルに関する課題と対策について解説。また,日本農業機械工業会(JAMMA)油脂技術分科会の活動紹介や同分科会による農機用共通潤滑油の規格化への取り組み等について説明した。(’21 2/3)