石油・化学業界」カテゴリーアーカイブ

資源エネルギー庁,台風19号被災SSに支援策

 経済産業省資源エネルギー庁は,2019年台風19号で被災したサービスステーション(SS)の復旧のため,2019年度予備費予算の3億円を「石油製品販売業早期復旧支援事業」に投入する。被災地域におけるSSは,被災者の生活再建や被災地域の復旧等に必要不可欠な燃料を供給する役割を担っている。同事業は,被災したSSの早期復旧により,被災者の生活再建や被災地域の復旧等を下支えすることを目指しており,浸水や土砂流入により損壊した計量機などの設備の補修・入替工事に係る費用を3/4補助する。災害救助法が適用された14都県(岩手,宮城,福島,茨城,栃木,群馬,埼玉,千葉,東京,神奈川,新潟,山梨,長野,静岡)のSSが対象。('19 11/20)

ダウ・ケミカル日本,海洋プラスチック汚染問題に関する環境教育プログラムが実施される

ダウ・ケミカル日本,海洋プラスチック汚染問題に関する環境教育プログラムが実施される

 ダウ・ケミカル日本は,世界規模の環境NGOであるバードライフ・インターナショナル東京とともに,循環型社会の実現に向けた環境教育プログラムとして,千葉県習志野市谷津南小学校の4年生の生徒を対象に,全7回構成となる海洋プラスチック問題に関する環境教育の特別授業を行なった。まず,プラスチックごみがなぜ生まれるのか考える授業を行った後,谷津南小学校の生徒たち自身が,ラムサール条約登録地であり,渡り鳥の生息地である谷津干潟にて清掃活動を実施,どんなごみが,どこから流れてきているのか考える授業を行った。その後同社の担当者が,プラスチックの使い方,リサイクルについて講義を行ない,3Rの重要性およびダウの取組について紹介した。

 同社は,グローバル規模で海洋プラスチック汚染問題に取り組む活動である#PullingOurWeight(自らの責任を果たすの意)として,従業員,家族,友人および顧客が,世界中の現地の協力団体・企業と協力し,浜辺および河川クリーンアップに参加することで,海洋プラスチック汚染の問題へ注意を呼び掛けている。クリーンアップ活動は,河川やさまざまな地域において,参加者が1人あたり1日平均的に排出しているといわれている廃棄物の平均量である最低1.8キロ(4ポンド)の廃棄物を回収することに挑戦することを目的としている。同プログラムは,#PullingOurWeightの一環。('19 11/20)

JXTGホールディングス,「JXTGグループアクセラレーター2019」で協働する6社を決定

JXTGホールディングス,「JXTGグループアクセラレーター2019」で協働する6社を決定

 JXTGホールディングスは,「JXTGグループアクセラレーター2019」で事業共創に向け協働する6社を決定したと発表した。JXTGグループでは,ベンチャー企業をはじめとした外部との連携による新規事業創出を促進することを目的に,2018年度よりアクセラレータープログラムを実施している。2回目となる今回は,「地球の未来を創るイノベーション」をキーワードとして,炭素・循環型社会,街づくり,モビリティ,その他領域の4つの領域に関するビジネスプランをベンチャー企業から募集した。

 採択された6社は,2020年3月までの約4ヵ月間の事業共創期間中,JXTGグループ社員や起業支援の専門家と共同で事業化を目指し,その成果を2020年3月19日(木)の「成果発表会(Demo Day)」にて発表する予定。

優秀賞受賞企業・ビジネスプラン

  • MI-6:AIによる材料開発に関する調査・研究・コンサルティングおよび研究開発部門向けSaaS(研究開発支援ツール)
  • DATAFLUCT:データの収集・統合・分析・予測モデル開発およびサービス開発・事業開発(Data as a Service)
  • Luup:電動マイクロモビリティのシェアリングサービスの展開
  • エクセリーベ:マインドフルネス対話型AIによるメンタルトレーニングサービス
  • Mountain Gorilla:中小製造業のIoT化サービス,プラントへのSaaS導入
  • Drive Japan:訪日外国人向けレンタカー旅行ドライブルートプランナー  ('19 11/13)

ダウ,台風19号被災地へ支援金および給水袋を寄贈

ダウ,台風19号被災地へ支援金および給水袋を寄贈

 ダウは,台風19号(ハギビス)の被災地支援のため,「アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)」に支援金として2万5千ドルを寄贈した。支援金はA-PADを通じて,パートナー団体であるADRAジャパン(アドラジャパン)に贈られ,千葉県におけるボランティアサポートの活動のために役立てられる。

 また,同社の「PacXpert」包装技術を活用した給水袋1800袋も寄贈した。「PacXpert」包装技術は持ち運びに便利で柔軟な包装材で,袋の上部に取り付けられたキャップや,上下にある本体と一体化したハンドルにより,内容物の出し入れを正確かつ簡単に行うことができる。中身が入っていないときは小さく折り畳むことのできる軟包装コンテナーで,中身が入ると立方体形状となり自立する。中身が液体の場合は,内容物が減っても自立性を保つ。

 A-PADは,災害時により早くより多くの命を救うため,アジア太平洋地域でNGO・企業・政府が国境を超えて相互に協力する仕組みで,現在,日本,韓国,インドネシア,フィリピン,スリランカ,バングラデシュの6ヵ国で活動している。ADRAジャパンは,途上国や災害被災地において開発支援や緊急支援活動を行う認定非営利活動法人で,世界約130ヵ国の支部と協力し,各地で活動を行っている。('19 11/6)

ランクセス,ホイール用の新システム「アディプレン® LFM C525」を販売開始

ホイール用システム「アディプレンLow Free MDI (LFM)C525」-ランクセス

 ドイツ・ランクセス(LANXESS)は,厳しい環境下のホイール用途向けに開発され,同社のウレタン加硫剤「バイブラキュア®(Vibracure®)2101」で硬化した新システム「アディプレン®(Adiprene®)Low Free MDI (LFM)C525」を販売すると発表した。同システムは,ポリカプロラクトンをベースにした遊離MDI含有量1%未満のプレポリマーで,96ショアA硬度を有する。高い引裂強度,優れた耐疲労性,耐摩耗性と優れた動的特性を提供する。「バイブラキュア® 2101」の異なるグレードを使用することで,低硬度のエラストマーも可能となる。('19 11/6)

日本ケミカルズ販売,自動車用潤滑油のセミナーを開催

 日本ケミカルズ販売は,2019年11月28日(木)ザ ランドマークスクエアトーキョー(東京都港区)で,潤滑油技術セミナー「自動車用潤滑油の低粘度化と合成油技術動向」を開催する。

 自動車の高性能化や省資源,環境負荷低減のため潤滑油の性能向上の要求は一段と増している。エンジンオイルやギヤーオイルなどの低粘度化の要望は強く,温度変化による粘度変化を小さくすることが望まれる。

 温度による粘度変化を小さくするために潤滑油に粘度指数向上剤VII(Viscosity Index Improver)が添加されることが多いが,PAOは鉱油に近い組成でありながら,不純物である硫黄分を含まず,温度が変化しても粘度を保ち続けるという特長がある。優れた粘度特性を持つPAOであるが,異性化があり,容積が大きいという性質もある。同セミナーでは新たに開発した低粘度を目指したメタロセン触媒を用いPAOの性能の改善を行ったmPAOを紹介し,VIIとmPAOの低粘度エンジンオイルによる寿命延長効果や弾性流体潤滑(EHL)条件下における油膜の挙動などを比較し,説明する。

 当日はセミナー終了後に懇親会を予定している。セミナーの概要は以下の通り。

  • 日時:2019年11月28日(木) 13:30~17:00(13:00受付開始),懇親会17:30~19:30
  • 会場:ザ ランドマークスクエアトーキョー 30F LOTUS(東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース内。JR・京急線品川駅高輪口より徒歩1分)
  • プログラム
    1. 化学合成油の特性と自動車・工業用潤滑油の高性能化への応用
       濱地 達也 氏(エクソンモービル・ジャパン)
    2. アジア市場における自動車エンジンオイルの動向およびガソリン・ディーゼルエンジン油の最新規格
       山本 卓也 氏,松本 駿亮 氏(インフィニアムジャパン)
    3. 特別講演:メタロセン触媒を用いたポリαオレフィン合成油における剪断劣化を受けたEHL条件下の油膜の観察
       里永 憲昭 氏(崇城大学)
    4. 石炭からの新合成基油CTLとは?
       奥田 直史 氏(日本ケミカルズ販売)
  • 問い合わせ:日本ケミカルズ販売 営業部
     TEL 03-3719-0366  FAX 03-3791-1752  ('19 10/23)

出光スノーレ石油開発,スノーレ油田向け洋上風力発電導入開発計画をノルウェー政府に提出

 出光興産の子会社である出光スノーレ石油開発は,ノルウェー現地法人出光ペトロリアムノルゲを通じ権益を有するスノーレ油田において,浮体式洋上風力発電導入の開発計画をノルウェー政府に提出した。2022年後半の運転開始に向け,浮体式洋上風力発電設備の建設を行い,その後ノルウェー西部のグレン地区で組立て,洋上設置作業を行う予定。

 同計画は,ノルウェー西部ベルゲン市の沖合約200kmの位置に,定格8000kWの浮体式洋上風力発電設備11基(計8万8000kW)からなる洋上ウィンドファーム(名称:Hywind Tampen floating wind farm)を建設し,石油ガス生産設備へ直接接続するというもので,発電電力はスノーレ油田と近傍のガルファクス油田に供給される。浮体式洋上風力発電設備には,エクイノール社のHywind(ハイウィンド)と呼ばれるコンセプトを使用する。ノルウェー政府は,開発費の一部を補助金として交付することを決定している。

 計画が実現すると,当該エリアの石油ガス生産設備で使用するガスタービン発電から生じる二酸化炭素の排出量を,全体で年間約20万t削減(電力の約35%が再生可能エネルギーに置換)することが可能となる。('19 10/23)

太陽石油,潤滑油販売の「第2回集合研修」が開催される

SOLATO オイルプログラム第2回集合研修-太陽石油

 太陽石油は,系列SS向けの潤滑油販売プログラム「SOLATO オイルプログラム」の一環として,2019年9月に全国6会場で「第2回集合研修」を開催した。同研修は,「第1回集合研修」の際に要望の多かった「駆動系オイル」をメインテーマとして,97名が参加した。座学研修だけでなく実技研修も実施し,基礎知識から交換作業の方法までを体系的に学ぶ研修となった。('19 10/9)

石油連盟,「今日の石油産業2019」を発行

今日の石油産業2019-石油連盟

 石油連盟は,石油産業の現状や業界の取組について最新の情報を周知するため,「今日の石油産業2019」を取りまとめ,2019年9月に発行した。解説文については読みやすさを考慮して,直近の動向を追記し,適宜改訂した。同誌の概要は以下のとおり。

「今日の石油産業2019」
 A4サイズ カラー 46ページ
 2019年9月発行
 200円(税抜)

PDF版および掲載図表データ(JPG)
https://www.paj.gr.jp/statis/data/ よりダウンロード可能  ('19 10/2)

出光興産,「2019年全国SRM会」が開催される

 出光興産(トレードネーム:出光昭和シェル)は,2019年9月12日~13日にTKPガーデンシティー品川(東京都港区)で,統合新社として初となる「全国SRM会」を開催,「『クルマで行こう』を創り出す~ビジョン実現に向けて,デジタルでつなぎ,人で魅せる~」をテーマに,全国の販売店・特約店から約400名が一堂に会した。

 今回は,2018年SRM1級認定者の発表と,2018年度からシェル系SSで展開中のShell CONNECTを中心に,デジタル活用による顧客接点強化,および人財力強化研修を実施した。

 SRM資格制度は,「昭和シェルロイヤルマネージャー資格制度」として,時代にマッチしたSS運営能力,変化に打ち克つ経営能力の向上を目指して1979年に発足した。現在のSRM資格認定者は,1級~3級までの総勢約10,000名。全国SRM会は,SRM資格制度を支える重要な研修会と位置づけられている。('19 10/2)

テクノイル・ジャポン,パーツクリーナーを新発売

MOTUL社製パーツクリーナー「MOTUL PARTS CLEAN NF」-テクノイル・ジャポン

 フランスMOTUL(モチュール)社製モーターオイルの日本総輸入販売元であるテクノイル・ジャポンは,新世代のパーツクリーナー「MOTUL PARTS CLEAN NF(モチュール パーツクリーン エヌエフ)」を新たに発売した。

 同製品は,不燃性のため消防法の危険物に該当せず,危険物保管の問題解決に有効。また,有機溶剤中毒予防規制適用外のため安全性が高い。洗浄性能は従来型(第4類第1石油類)と比較しても優れた清浄性能があり,作業性を損なわない。荷姿は156gエアゾール(窒素)。('19 10/2)

太陽石油,エンジンオイルのラインナップに「SN 0W-16」を追加

SOLATO ECO PREMIUM SN 0W-16-太陽石油

 太陽石油は,SOLATO ECO PREMIUMシリーズの新たなラインナップ商品として「SN 0W-16」を2019年9月20日に発売した。

 同製品は,高性能ベースオイル(VHVI)を配合したガソリンエンジンオイルで,最新エコカーが推奨する0W-16という低粘度・低燃費を実現し,低温時の始動性に優れ,エンジン摩擦を防ぎ,スムーズな潤滑性能と効果的な清浄性能を備えている。また,CO2排出量の削減にも貢献する。('19 9/25)