石油・化学業界」カテゴリーアーカイブ

「インフィニアムトレンズ2019と創立20周年記念パーティー」開催される

「インフィニアムトレンズ2019と創立20周年記念パーティー」開催される

 潤滑油添加剤大手のインフィニアムジャパンは2019年6月12日(水),都内ホテルで「インフィニアムトレンズ2019」を開催した。当日は自動車メーカー,石油元売,潤滑油専業メーカー,商社など約250人が参加した(写真1)。

会場風景

写真1 会場風景

 Infineum Singapore Pte Limited, Lubes AP Sales Directorの Boon Ping Chia氏(写真2)は開会の挨拶で,「排ガス規制の厳格化や電動化,AI,シェアードモビリティなど新たな課題に直面しています。昨年は“バランスの取れた性能を目指して進む”をテーマに業界がどのようなスピードで変化をしているかを詳しく分析しました。今年のテーマは“持続可能な未来に向けてモビリティーを推進する”と致しました。弊社のマーケットやテクノロジーの専門家が,業界の様々なシナリオをインフィニアムがどのように捉えているのか,また世界有数のOEMやパートナーの皆様の体験を伺いご紹介します。」と今年のテーマを紹介した。

Boon Ping Chia氏

写真2 Boon Ping Chia氏

 プレゼンテーションでは,Infineum Singapore Pte Limited からAsia Pacific Portfolio ManagerのEnrico Franchini 氏,AP Lubes Technology ManagerのJanice Lim 氏, Technology ManagerのLaurent Chambart 氏の3名がそれぞれ,マリントランスミッション,小型エンジン,大型エンジン,乗用車,商用車の技術が最適なパフォーマンスと保護を提供するためにどのように設計されているのか,市場動向や予測と共にグローバルマーケットのトレンドや最新の添加剤テクノロジーなどを紹介した。

 また,セミナー終了後にはインフィニアムジャパンが2019年1月に創立20周年を迎えたことから記念パーティーを開催した。

 Infineum USA L.P. Executive Vice President Salesの Aldo Govi氏(写真3)は挨拶で,「インフィニアムはエクソンモービルとシェルの合弁会社として1999年に設立しました。この20年間,安全,技術,供給の信頼性を得て業界をリードしてまいりました。しかし最も重要なことは業界のパートナーの皆様と密接な関係を築かせて頂いたことです。今後も最先端の課題に直面しながらも日本の業界のため開発に邁進してまいりたいと思います。また私達はこれまで以上に革新的かつ市場ニーズに即しながらリソースと投資を集中させたいと考えています。そして地域のニーズに合った業界全体のバリューチェーンに対し更に価値を目指すソリューションをご提供出来るよう努力して参りたいと思います。」と感謝の辞と抱負を述べた。

Aldo Govi氏

写真3 Aldo Govi氏

 またインフィニアムジャパン代表取締役社長の中村 良知 氏(写真4)は「潤滑油業界には電動化という大きな波が押し寄せてきております。このような世の中の変化に対応した製品を今後ともタイムリーにお届けすることで皆様のご要望にお答えできるようにしたいと思います。」と乾杯の挨拶をした。('19 6/26)

中村良知氏

写真4 中村良知氏

創立20周年記念パーティーでの鏡開きの模様

写真5 創立20周年記念パーティーでの鏡開きの模様

出光興産,「2018年度全国優秀店の集い」開催される,社長表彰受賞店を表彰

2018年度全国優秀店の集い-出光興産

 出光興産は2019年6月10日(月),都内ホテルで「2018年度全国優秀店の集い」を開催,合計14部門で71店,74SSの社長表彰受賞店の表彰式を行った。

 社長表彰の受賞店は販売店部門が15店,SS部門が26SS,セルフ部門が4SS,カーケアセルフ部門が4SS,営業委託セルフ部門が2SS,トラックステーション部門が3SS,オートフラット部門が3SS,出光オイル部門が5SS,出光オイルセルフ部門が2SS,出光カード部門が3SS,アポロセルアウト部門が20店,アポロハット部門が2SS,外販店の燃料油部門が10店,潤滑油部門が10店,I MAX2018特別表彰が20SS,それぞれ選出され,表彰された(写真).燃料油部門・潤滑油部門にて表彰された外販店は以下の通り。

  • 外販店燃料油部門
    なかせき商事,山二,出光リテール販売 ファインオイル東日本カンパニー,サンワ,丸井商會,出光リテール販売 ファインオイル西日本カンパニー 東海支店,鳥井油業 外販営業所,角藤田,出光リテール販売 九州カンパニー,エスアイエナジー 中国四国支店
  • 外販店潤滑油部門
    なかせき商事,東和興産 北関東支社,カナセキユニオン,赤尾商事,石川興産,本多商事,出光リテール販売 ファインオイル西日本カンパニー,三平石油販売,出光リテール販売 中国カンパニー,出光リテール販売 九州カンパニー

<表彰基準の概要>

  1. 販売店部門・SS部門
     集客力,収益力,経営力の3項目を中心に評価し,顕著な成果のあった販売店・SSを表彰
  2. オートフラット部門
     オートフラットの販売において顕著な実績のあったSSを表彰
  3. 出光オイル部門
     セルイン,セルアウトとも顕著な販売成果のあったSSを表彰
  4. 出光カード部門
     出光カードの新規発券において顕著な実績のあったSSを表彰
  5. アポロセルアウト部門
     タイヤ・バッテリー・A商品5品目の合計販売実績に顕著な成果のあった販売店を表彰
  6. アポロハット部門
     アポロハット導入店の基本商材販売に顕著な実績のあったSSを表彰
  7. 外販店(燃料油・潤滑油)部門
     両部門とも,販売実績,販売活動内容などに顕著な成果のあった販売店を表彰
  8. I MAX2018特別表彰
     黒字経営確立のために,基本活動の徹底,競争力強化を図ったSSを表彰  ('19 6/26)

イグス,3次元動作用イーサネットケーブル「CFROBOT8.PLUS」を開発

イーサネットケーブル「CFROBOT8.PLUS」-イグス

 イグスは,厳しい条件下で稼働する産業用ロボットのスピーディーなコミュニケーションを確保するため,最大捻回角度±360度のチェーンフレックス イーサネットケーブル「CFROBOT8.PLUS」を開発した。

 製造業では,2020年には世界中で300万台を超える産業用ロボットが稼働すると見込まれ,それに伴い,ロボット同士やロボット軸,制御系統,上位システム間の確実なコミュニケーションに対する要求も高まっている。同社では,将来的には産業用イーサネットケーブルが優勢になる可能性が高いことを踏まえ,高負荷の3次元動作に対応し,ロボット部品間の確実なデータ伝送を担うイーサネットケーブルの開発に至った。最大捻回角度±360度で耐久性に優れる新しいケーブルは,市場で欠けていた領域をカバーできる。

 同製品は広さ2,750m2の同社試験施設において,3次元動作用ケーブル保護管のトライフレックスR内で1,500万サイクル以上の捻回テストが実施されており,イーサネット通信の電気特性が問題なく機能することが確認されている。耐用年数を評価する試験は現在も継続中で,最終結果が出るまでには,あと数年かかる予定としている。('19 6/26)

トタル・ルブリカンツ・ジャパン創立20周年記念パーティーが開催される

 トタル・ルブリカンツ・ジャパンは,創立20周年を迎えたことから,取引先や関係者など約170名が集まる記念パーティーを2019年5月24日(金)にフランス大使館 大使公邸で開催した。

会場風景-トタル・ルブリカンツ・ジャパン創立20周年記念パーティー

写真1 会場風景

 冒頭の挨拶でトタルマーケティング&サービス 東アジア・中東担当 副社長のジャン・パぺ 氏は,「トタル・ルブリカンツ・ジャパンは20年前にエルフ・ルブリカンツ・ジャパンとして発足し,トタル,エルフ,及び提携ブランドの潤滑油及び石油製品拡販に力を尽くしてきました。電気自動車が増える中で今後潤滑油や燃料,石油製品はどう変わるかという問い掛けに対し,電気自動車は市街地における騒音や大気汚染といった重要課題の解決になります。そこでトタルはモビリティのニーズ変化の先取りが非常に大事と考えトタルクォーツブランドに新たに電気自動車専用油を加えました。しかし今すぐに電気自動車が内燃機関エンジンにとって代わるものだとは考えていません。自動車用と産業用の潤滑油,トタルとエルフにはまだまだこれからも素晴らしい未来が待っていると確信しています。」と今後の抱負を述べた。

ジャン・パぺ氏

写真2 ジャン・パぺ氏

 またトタル・ルブリカンツ・ジャパン代表取締役社長のエマニュエル・マトレ 氏は,「20周年を迎えられたのもパートナーの皆さんのご支援があった賜物です。生産,供給,マーケティングなど日本での販売に携わってこられた皆様,ご支援を頂いている全ての皆様に厚くお礼申し上げます。これから先も長くコラボレーション,協力関係を築いていきたいです。」と感謝の辞を述べた。

 トタルは世界第4位の潤滑油サプライヤーであり,日本では潤滑油を中心に石油関連製品,LNG,再生可能エネルギーの販売などに力を入れている。('18 6/12)

エマニュエル・マトレ氏

写真3 エマニュエル・マトレ氏

日本オートケミカル工業会,2019年度通常総会・特別講演会・懇親会が開催される

日本オートケミカル工業会,2019年度通常総会・特別講演会・懇親会 日本オートケミカル工業会(JACA)は,2019年5月15日,都内で「2019年度(令和元年)通常総会」及び「講演会」「懇親会」を開催した。

 総会では,2018年度事業報告と収支決算,2019年度事業計画及び収支予算,役員改選などの議案について審議され,原案どおり承認された。任期満了により理事と監事が改選され,新理事長に武蔵ホルトの渕田 昌嗣 社長が就任した。

 講演会では,「『つながる車の未来』~豊かに安心して暮らせるモビリティ社会を目指して~」と題して今井 武 氏(自動車技術会フェロー/筑波大学非常勤講師)が,モビリティの変化や「CASE」や「MaaS」といったコネクテッド,自動運転,カーシェアリング,電動化,ライドシェア,オンライン配車サービスと人間らしさといった自動車の変革期に考えなくてはならないことのポイントを解説した。

 懇親会では,渕田 新理事長が冒頭の挨拶で,「次世代自動車とケミカルがどのように今後関わっていくのか非常に興味があるところで工業会の皆さんと勉強を続けていきたい。洗車をすれば車が奇麗になり事故が減るとも言われている。安全や安心を広めるためにもAAAL(オートアフターマーケット活性化連合)やJAAMA(全国自動車用品工業会)と共に洗車の日を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。('19 6/5)

日鉄ケミカル&マテリアル,本社・銀座事務所を移転・統合

 日鉄ケミカル&マテリアルは,本社事務所(秋葉原UDX)と銀座事務所(日鐵木挽ビル)を日鉄日本橋ビルへ移転・統合,2019年5月27日(月)より業務を開始した。新住所と連絡先は以下の通り。

  • 新住所:〒103-0027 東京都中央区日本橋1-13-1 日鉄日本橋ビル
     TEL 03-3510-0301(代表)  FAX 03-3510-1161  ('19 6/5)

NMC,硬質被膜防錆剤「NPコート1」を発売

 NMCは,硬質被膜防錆剤「NPコート1」を発売した。同製品は,JIS規格である「NP-1」と同等の防錆力を持ちながら,有機溶剤中毒予防規則(有機則)非該当,さらに環境汚染物質排出・移動登録制度(PRTR法)に該当する有害な化学物質も含まれておらず,環境にも現場の作業者の健康にも配慮している。屋内・外での機械,鋼材,金型,車両下廻りなどの長期防錆や,重工長大の作業現場に最適な防錆剤。('19 6/5)

ランクセスのイオン交換樹脂,インドのクロルアルカリ製品メーカーへ導入

 ランクセスは,同社のイオン交換樹脂「レバチット MDS TP 208」がインドのクロルアルカリ製品メーカーの塩水精製に導入されたと発表した。同製品は,均一で粒径が細かいポリマービーズで,電解に使用するイオン交換膜へのダメージを防ぐことで必要なエネルギー量を効果的に低減し,電解膜寿命の延長を実現する。('19 6/5)

キグナス石油,本社・東日本支店を移転

 キグナス石油は,本社及び東日本支店を移転し,2019年5月20日(月)より業務を開始した。新住所と連絡先は以下のとおり。

新住所・連絡先

  • 本社:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー10F
     TEL 03-5204-1600(代表)  FAX 03-5204-1580
  • 東日本支店:〒100-0004 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー10F
     TEL 03-5204-1700(代表)  FAX 03-5204-1705  ('19 5/29)

ランクセス,製品開発にAIを導入

 ドイツ・ランクセス(LANXESS)は,高性能プラスチックの開発スピードを加速するためAI(人工知能)を導入する。このため,アメリカに拠点を置く化学物質・素材人工知能(AI)プラットフォームを運営するAI企業,シトリン・インフォマティクス社と密接な協力体制を構築する。両社は,プラスチック製造におけるAI導入の可能性を評価することを目的としたパイロットプロジェクトに着手した。多くの高性能プラスチックの強化材として使用するガラス繊維の一層の最適化を図り,最終的には素材の性能を高めることを目的としている。

 プラスチックの機械的性能を向上するために混入されるガラス繊維は,繊維と素材の隙間を埋めるサイジングに覆われている。このガラス繊維のサイジングを最適化するプロセスは複雑で,時間と労力を要する。AIは,過去の配合の数千の測定結果,原料情報,多数の追加データからAIアルゴリズムを導き出して,テスト構成とパラメータを改善するために,予想モデルを計算し,個々のテストからの計測結果に基づいてこれらのモデルを向上することよって最適化された配合を提案する。ランクセスは,この手順により,従来の方法より製品開発スピードを大幅に加速させることになるとしている。('19 5/29)

出光興産,高効率ナフサ分解炉建設起工式が開催される

出光興産,高効率ナフサ分解炉建設起工式が開催される 出光興産(トレードネーム:出光昭和シェル)は2019年4月25日(木),徳山事業所(山口県周南市)にて従来比約30%の省エネルギー効果がある高効率型ナフサ分解炉の建設起工式を行った。

 ナフサは粗製ガソリンとも呼ばれる石油製品のひとつで,分解炉を経由し熱分解することでエチレンやプロピレンといった石油化学製品の基礎原料となる。同社は装置の高効率化によるコスト競争力の強化を目的として,エチレン製造装置内にある旧型のナフサ分解炉2基を高効率ナフサ分解炉1基へ更新することを決定し,起工式を行った。同装置の完成予定は2020年中としている。

 同事業所は,1957年に出光初の製油所として操業を開始し,1964年に石油化学工場を立ち上げた。現在は周南コンビナートを形成する中核企業として,国内生産量約11%のエチレンを生産しコンビナート各社へ安定供給するとともに,競争力強化に向けた取り組みを行っている。('19 5/22)

ダイセル・エボニック,高機能ポリアミド事業を再編

 ダイセル・エボニックは,ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のマール・ケミカルパークにポリアミド12(PA12)とその前駆体の製造設備を新設する。投資額は約4億ユーロで,2021年前半に稼動する予定。同時に,透明ポリアミドの生産も拡大する。また,ポリアミド事業の再編成に伴い,2020年第1四半期末までにヴィッテンで製造しているポリフタルアミド(PPA)の製造・販売を中止する。従業員は,PPAプラントからマールに移る予定。('19 5/22)