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オムロン,「状態監視機器新シリーズ」として温度状態監視機器 「K6PM-TH」を発売

温度状態監視機器「K6PM-TH」-オムロン オムロンは,製造現場の異常状態を人に代わって監視する「状態監視機器」の新シリーズとして,温度状態監視機器「K6PM-TH」を2019年6月3日から順次発売すると発表した。

 同製品は,制御盤や配電盤などの盤内にある機器の温度をIoTにより常時遠隔監視することができる。異常発熱を予測する独自の「到達予測アルゴリズム」や,外気温度の影響を受ける場所でも周囲温度の変化をキャンセルし対象機器の温度上昇のみを捉える「差温検出アルゴリズム」で,早期に異常傾向を把握できる。また,広視野角(90°×90°)のコンパクトな非接触温度センサーで狭い盤内でも少ないセンサー数で全面の温度状態を測定することができる。常時遠隔から監視可能なため,人が点検のために巡回する必要がなく,異常発生時のみの現場対応となり,設備や装置の異常停止リスクの低減と省人化の両立が可能となった。('18 6/12)

「Edgecrossコンソーシアム」の設立が発表される

Edgecross(エッジクロス)コンソーシアムロゴ アドバンテック,オムロン,日本電気,日本アイ・ビー・エム,日本オラクル,三菱電機の6社は,「Edgecross(エッジクロス)コンソーシアム」を設立することで合意した。企業・産業の枠を超え,エッジコンピューティング領域を軸とした新たな付加価値創出を目指し,グローバルで需要が高まっているIoT化や,日本政府が提唱する「Society 5.0」とSociety 5.0につながる「Connected Industries」の活動に寄与する。
 当初は,FA・ITの協調を実現するオープンな日本発のエッジコンピューティング領域のソフトウェアプラットフォーム「Edgecross」の仕様策定・普及推進をはじめ,企業・産業の枠を超えた賛同企業が共に協力と協働を行う場の提供を行う。今後はグローバルでの活動も含め,製造業のみならず様々な産業への適用拡大を目指す考え。
 同コンソーシアムは,2017年11月29日(水)設立予定とし,同日から開催される「システムコントロールフェア2017」で出展を予定している。(’17 11/22)

オムロン,世界最長の検出距離を実現した次世代近接センサーを発売

近接センサー「E2E-NEXT」-オムロン オムロンは,自動車および自動車部品工場での設備の稼働率向上に貢献する,世界最長の検出距離を実現した次世代近接センサー「E2E-NEXT」と取付治具「e-治具」を2017年10月2日(月)に発売した。
 「E2E-NEXT」は,同社従来品比約2倍の検出距離を実現したことで,自動車や自動車部品工場で,検出物体との衝突事故や誤動作により設備が停止する回数を従来比1/3に削減できる。
 「e-治具」は,故障時の近接センサーの交換にかかる時間を,従来の約10分から10秒へと大幅短縮したことで,故障個所の確認から,装置の一部解体,センサー交換,配線,動作確認といった一連の作業にかかる設備停止後の復旧時間を約60分から約50分に短縮した。
 両製品の導入により,様々な要因で発生する年間約1,600時間に及ぶ突発的な設備停止の時間のうち約10%にあたる約173時間を削減することができる。(’17 10/11)

NICT,工場IoT化に向け無線通信を安定化させるソフトウェアを構築

 情報通信研究機構(NICT)は,8社と共同で,工場にIoT技術を導入する際に無線通信を安定化するためのソフトウェア構成を発表した。
 工場内での無線利用では,無線システム間の干渉による通信の不安定化や設備稼働への影響といった懸念があるが,複数の無線システムが共存する製造現場において,無線通信の課題解決に向けた試みはこれまで行われてこなかった。NICT,オムロン,国際電気通信基礎技術研究所(ATR),NEC,NEC通信システム,富士通,富士通関西中部ネットワーク,サンリツオートメイション,村田機械は,製造現場でIoT化を推進するため,業界の垣根を越えて,2015年6月から「Flexible Factory Project」を立ち上げ,複数の稼働中の工場で,無線通信技術の基礎評価及び検証を行ってきた。
 ユーザーとなる工場にも協力関係を広げ,音,振動,温度,湿度,電流波形などを取得する多様なセンサーからの情報を無線で送信する評価実験に取り組んできた。また,これら評価結果の検証とユーザーとなる工場へのヒアリング等の調査を通し,工場で用いられる無線通信の要件を用途別に整理した。明確化された用途別の通信要件や洗い出された課題を反映させ,複数の無線システムを協調制御して安定化するための無線通信のソフトウェア構成の提案を行った。
 今後,この結果を踏まえて,工場で想定される設備ごとに独立した無線システムのシミュレーションを通じた不安定化のリスク評価や,安定した通信のための無線通信ソフトウェア構成の定義を行い,システムの構築及び実証実験を通して有用性の検証を進めることで,工場内のIoT化に向けた活動を更に推進する。(’17 1/25)

無線通信を安定化するためのソフトウェア構成-情報通信研究機構ほか8社

オムロン,「耐環境シリーズ耐油コンポーネント」200機種を発売

 オムロンは,自動車の生産ラインで用いられる切削油に対する耐久性を高めたセンサーやスイッチなど「耐環境シリーズ耐油コンポーネント」200機種を2016年7月1日(金)より発売開始した。
 今回発売された200種のコンポーネントは,自動車の加工工程で用いられるセンサーやスイッチといった主要なファクトリーオートメーション用機器を網羅,全機種で耐油実力値4年を実現している。
 自動車の加工工程において生産設備に設置されたFA機器の故障は,設備の突然停止を引き起こし,ライン全体の生産能力低下,生産計画の未達につながる。
 故障の原因の約3割が切削油の侵入であることから,同社は水溶性切削油の浸入経路を徹底的に分析し,材料の強化や封止工法を進化させることで,独自の封止構造を確立した。大手切削油メーカーとも連携し,独自の厳しい評価基準で試験を行い,耐油実力値4年を実証した。
 耐環境性能に優れたコンポーネントの品揃えを一斉に強化することで,加工工程において生産設備が突然停止するリスクを大幅に低減し,自動車生産ラインの長期的な安定稼働に貢献する。(’16 7/13)

オムロン,「耐環境シリーズ耐油コンポーネント」200機種を発売