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「トライボロジー研究会 第30回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第30回講演会 2019年2月22日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)でトライボロジー研究会 第30回講演会(運営委員長:杉村 丈一 氏,九州大学 教授)が開催され,当日は300名以上が参加した。
 同研究会は協同油脂が支援している活動で,研究会発足30周年となる今回は「高信頼性を実現するトライボロジー最新技術」のテーマで,機械システムの高信頼性を実現する,潤滑剤やトライボロジー技術などについて,以下の講演が行われた。

  • KEYNOTE SPEECH
    • 「舶用大型エンジンの信頼性を支える技術」 苅田 広 氏(ヤンマー)
  • CASE STUDY:SESSION I 「潤滑剤・潤滑剤評価技術」
    • 「信頼性向上デフ油の開発―軸受耐摩耗性向上に関する添加剤技術の検討―」 岸 美里 氏(トヨタ自動車)
    • 「ポリマーによる摩擦低減・疲労寿命延長効果」 田川 一生 氏(JXTGエネルギー)
    • 「往復動転がり接触における損傷とグリース潤滑」 大貫 裕次 氏(協同油脂)
  • CASE STUDY:SESSION II 「表面創成・材料技術」
    • 「ミラーボアコーティング技術」 村木 一雄 氏(日産自動車)
    • 「ロバスト最適化技術の適用による表面テクスチャ・メカニカルシールの進化と信頼性向上」 井上 秀行 氏(イーグル工業)
    • 「アブレシブ摩耗で鋼に侵入する拡散性水素量に及ぼす湿度の影響」 伊藤 元博 氏(NTN)
    • 「長期間良好に使用されていた歯車のしゅう動面直下の観察」 松本 謙司 氏(本田技術研究所)
  • CASE STUDY:SESSION III 「トライボ計測・モニタリング技術」
    • 「EHD接触域の潤滑状態モニタリングに関する研究―電気インピーダンス法の開発―」 丸山 泰右 氏(日本精工)
    • 「大型2ストローク機関の状態監視に関する新技術とその応用について」 藤井 幹 氏(ディーゼルユナイテッド)
  • 特別講演
    • 「Passion for Paralympics」 矢野 裕一 氏(オットーボック・ジャパン)  (’19 2/27)

「トライボロジー研究会 第29回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第29回講演会 トライボロジー研究会(運営委員長:木村 好次 氏,東京大学・香川大学名誉教授)は,2018年1月26日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第29回講演会を開催した。
 同研究会は,協同油脂が支援している活動で,今回は「トライボシステムの長寿命化と寿命評価技術」と題して開催した。トライボロジー技術は機械の寿命に大きく関わっている。寿命を延ばしたり寿命を評価する技術は産業分野によって様々である。長寿命化が材料の耐摩耗向上によって図られることもあり,また寿命の評価は対象の機械や寿命の定義によって異なる。そこで今回はトライボシステムの長寿命化のための潤滑技術,材料技術,及び寿命の評価技術に関する具体例の紹介などを行った。
 また講演後,木村 好次 運営委員長は閉会の辞で,運営委員の交代と共に今後運営委委員長には杉村 丈一 氏(九州大学教授)が就任することを発表した。

●KEYNOTE SPEECH
 ○「トライボロジーにおける計測と寿命評価」 木村 好次 氏(東京大学)
●CASE STUDY:SESSION I(長寿命化のための潤滑技術)
 ○「自動車用潤滑油の低粘度化と耐摩耗性能維持向上」 佐川 琢円 氏(日産自動車)
 ○「玉軸受のグリース潤滑における潤滑寿命の研究」 小森谷 智延 氏(協同油脂)
 ○「信頼性と低燃費を両立した低粘度油の開発」 金子 豊治 氏(トヨタ自動車)
●CASE STUDY:SESSION II(長寿命化のための材料技術)
 ○「繊維強化複合金属の熱間圧延ロールへの適用検討」 井上 剛 氏(新日鐵住金)
 ○「転動疲労寿命におよぼすなじみの影響」 長谷川 直哉 氏,藤田 工 氏(NTN),阿保 政義 氏(兵庫県立大学),内舘 道正 氏(岩手大学)
 ○「転がり軸受の耐白色組織はく離材料」 山田 紘樹 氏(日本精工)
●CASE STUDY:SESSION III(寿命の評価技術)
 ○「自動車部品のキャビテーション損傷予測式」 林 裕也 氏,犬飼 恭司 氏(デンソー)
 ○「オイルクリニック(KOWA)による建設機械の予防保全」 飯島 浩二 氏(コマツ)
 ○「実機軸受を使用した軸受焼損試験」 川畑 雅彦 氏(トライボテックス)
●特別講演
 ○「健康病“健康社会”のパラドックス」 上杉 正幸 氏(香川大学)  (’18 2/14)

「トライボロジー研究会 第28回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第28回講演会 トライボロジー研究会(運営委員長:木村 好次 氏,東京大学・香川大学名誉教授)は,2017年1月27日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第28回講演会を開催した。
 同研究会は,協同油脂が支援している活動で,今回は「製品開発を支えるトライボ計測技術の最前線」と題して開催した。「計測の限界が技術の限界である。」とまで言われ,トライボ計測技術開発はトライボ製品の鍵を握っているが,独創的な計測技術からトライボ現象の究明,トライボ新材料の開発,トライボシステムの高性能化へと寄与している。今回は「微細構造のナノ計測」,「システムの状態監視」,「機械要素の状態計測」に焦点を合わせた話題提供を行った。

  • KEYNOTE SPEECH
    • 「製品開発に関わる分析技術の進歩―表面・界面組成分析を中心に―」 萬 尚樹 氏(東レリサーチセンター)
  • CASE STUDY:SESSION I(微細構造のナノ計測)
    • 「AFMを用いたグリース増ちょう剤構造の計測」 園田 健太郎 氏(日本精工)
    • 「共焦点レーザー蛍光顕微鏡を用いたグリース中の増ちょう剤直接観察」 吉原 径孝 氏(協同油脂)
    • 「ナノメートルスケール計測による摩擦低減機構の評価」 清水 悟史 氏(日産アーク)
  • CASE STUDY:SESSION II(システムの状態監視)
    • 「エンジン摩擦損失計測を適用した燃費予測精度向上の検討」 山下 健一 氏・石川 泰裕 氏(いすゞ中央研究所)
    • 「風力発電装置状態監視システムの最新適用状況」 鈴木 洋介 氏(NTN)
    • 「低速軸受のAE計測による損傷診断」 高田基樹氏(JFEスチール),吉良 耕一 氏(JFEアドバンテック)
  • CASE STUDY:SESSION III(機械要素の状態監視)
    • 「TOF-SIMSを用いた転がり疲れに関する微量計測技術」 福島 由倫 氏(デンソー),七尾 英孝 氏(岩手大),小森谷 智延 氏(協同油脂)
    • 「軸受製品設計を支える流体可視化計測技術」 春山 朋彦 氏(ジェイテクト)
    • 「LIF油膜計測法による低トルクシールリングの開発」 水田 裕賢 氏(NOK)
  • 特別講演
    • 「人工衛星を用いた測位システム(GNSS)を活用した突風・大雨の予測と監視に関する研究」 小司 禎教 氏(気象庁気象研究所)  (’17 3/1)

「トライボロジー研究会 第27回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第27回講演会 トライボロジー研究会(運営委員長:木村 好次 氏,東京大学・香川大学名誉教授)は,2016年1月22日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第27回講演会を開催した。
 同研究会は,協同油脂が支援している活動で,今回は「設計に活かすトライボ性能評価技術」と題して開催した。同種のテーマを取り上げてから20年以上が経過したが,トライボロジー分野では,予測信頼度の高い汎用理論モデルが少なく,各社がそれぞれトライボ性能評価技法を開発・運用して顧客の要求に応えている「評価技法」と,設計現場からのフィードバックなどにより進化した新しい計測方法や計測機器の採用など「評価技術」についての話題提供を行った。

  • KEYNOTE SPEECH
    • 「トライボロジーの実用評価技術(自動車エンジン用摺動部品への適用)」 加納 眞 氏(神奈川県産業技術センター)
  • CASE STUDY:SESSION I(転がり軸受関係)
    • 「X線CTによる球軸受内部のグリース挙動解明」 野田 隆史 氏(日本精工)
    • 「実働環境をシミュレートできる大型転がり軸受性能試験装置の開発」 松田 晋也 氏(ジェイテクト)
    • 「低速大荷重用グリースの実働性能評価技術」 吉成 照 氏(協同油脂)
    • 「オンライングリース鉄粉濃度自動計測機による転がり軸受メンテナンス効率化」 萩尾 勇樹 氏(JFEスチール)
  • CASE STUDY:SESSION II(すべり軸受関係)
    • 「小型薄膜圧力センサ技術の実装によるトライボ現象の解明」 三原 雄司 氏(東京都市大学)
    • 「実機大試験装置による発電タービン向けすべり軸受特性評価」 横山 真平 氏(三菱重工業)
    • 「ターボ機械用すべり軸受の最近のトライボ性能実測評価」 森 成良 氏(大同メタル工業)
  • CASE STUDY:SESSION III(自動車エンジン関係)
    • 「ディーゼルエンジン摩擦損失評価法改良と新たな知見」 飯島 章 氏(いすゞ自動車)
    • 「実稼働中の負荷模擬試験によるメタル軸受の寿命予測手法」 松本 謙司 氏(本田技術研究所)
    • 「小形データローガーによるピストン計測技術」 野沢 右 氏(豊田中央研究所)
  • 特別講演
    • 「知れば社会が見えてくる?!消費期限と賞味期限のからくり」 小野 恭子 氏(産業技術総合研究所)  (’16 2/10)

「トライボロジー研究会 第26回講演会」開催される

第17回「トライボコーティングの現状と将来」 トライボロジー研究会[運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学名誉教授)]は,2015年1月23日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第26回講演会を開催した。同研究会は,協同油脂が支援している活動。
 今回は「常識を超えるトライボロジー技術」と題し,新興国の台頭や欧米諸国の政策強化による厳しい国際競争にさらされる中で,我が国の産業の更なる成長は,これまでの技術の継承的な発展だけではなく社会に一大変革をもたらす,「常識を超える」新しい発想によって成し遂げられるものであると考え,トライボロジー分野において数多く経験されている「常識を超える」技術成果として下記の各講演が行われた。

[KEYNOTE SPEECH]
○「常識を超える凄ワザトライボロジーへの挑戦」 堀切川 一男 氏(東北大学教授)

[CASE STUDY:SESSION I 潤滑剤の常識を超える]
○「低速・厚膜-グリースの特異なEHL効果」 董 大明 氏(協同油脂)
○「低燃費CVTフルードの開発」 福水 崇裕 氏(トヨタ自動車)
○「熱間圧延の潤滑特性に及ぼす油膜厚みの影響」 松原 行宏 氏(JFEスチール)

[CASE STUDY:SESSION II 硬質材料の常識を超える]
○「潤滑下の摩擦低減に有効なDLC膜の因子について改めて考える―水素フリーDLC膜への窒素添加とsp3構造比の影響解析を通じて―」 馬渕 豊 氏(日産自動車)
○「新しい発想に基づくDLC-Siの応用事例―低摩擦発現要因からの指針―」 森 広行 氏(豊田中央研究所)
○「酸化物系セラミック転動体の開発」 遠藤 雄一 氏(日本精工)

[CASE STUDY:SESSION III 要素技術の常識を超える]
○「工作機械主軸用低昇温高速軸受の開発」 鈴木 数也 氏(ジェイテクト)
○「遊星ローラねじ式直動機構―電動ブレーキアクチュエータへの適用―」 江口 雅章 氏(NTN)
○「摺動を受ける超高圧ガス用メタルシールの密封性能基礎評価」 井瀬 景太 氏(新日鐵住金)
○「省燃費に貢献するタイヤのトライボロジー技術」 芥川 恵造 氏(ブリヂストン)

[特別講演]
○「脳卒中に対する再生医療の現状と今後の展望」 田口 明彦 氏(先端医療振興財団先端医療センター)  (’15 1/28)

「トライボロジー研究会 第25回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第25回講演会 トライボロジー研究会[運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学名誉教授)]は,2014年1月24日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第25回講演会を開催した。同研究会は,協同油脂が支援している研究活動。今回は「世界に売りたいトライボロジー技術」のテーマのもと,トライボロジーに関心の高い人々が多数参加した。当日は,木村 氏の挨拶の後,下記の各講演が行われ,講演後には懇親会が催された。

◎KEYNOTE SPEECH
 ○「我国製造業の国際競争力の再生」 此本 臣吾 氏(野村総合研究所)

◎CASE STUDY:SESSION I 自動車の低燃費化技術
 ○「自動車の低燃費化に貢献するすべり軸受技術-固体潤滑オーバーレイを中心に」 出崎 亨 氏(大豊工業,トヨタ自動車)
 ○「超低粘度エンジンオイルへの要求性能」 砂岡 基之 氏(本田技術研究所)
 ○「MoDTCの摩擦低減メカニズム」 田中 典義 氏(ADEKA)

◎CASE STUDY:SESSION II 要素の高信頼化技術
 ○「オイルフリースクリュー圧縮機用耐熱性固体潤滑被膜の開発」 池田 由紀子 氏(日立製作所)
 ○「歯車の伝達効率向上」 森川 邦彦 氏(日産自動車)
 ○「低摩擦・樹脂適合性を両立した樹脂/鉄しゅう動用グリース」 中田 竜二 氏(ジェイテクト)
 ○「大容量油圧変速システムの開発と風車への応用」 佐々木 将志 氏(三菱重工業)

◎CASE STUDY:SESSION III 圧延の省エネルギー・高品質化技術
 ○「冷間圧延における潤滑状態の制御技術」 木村 幸雄 氏(JFEスチール)
 ○「炭酸カルシウムを用いた熱間圧延油の開発」 下斗米 直 氏(協同油脂)
 ○「継目無鋼管熱間圧延時の潤滑特性向上のための酸化スケール活用技術」 飯田 純生 氏(新日鐵住金)

◎特別講演
 ○「日本が生んだ世界食~インスタントラーメン~その歴史と知的財産戦略」 加藤 正樹 氏(元日清食品)  (’14 2/5)

「トライボロジー研究会 第24回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第24回講演会 トライボロジー研究会[運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学名誉教授)]は,2013年1月25日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第24回講演会を開催した。同研究会は,協同油脂が支援している研究活動。今回のテーマは「エネルギーの逼迫に対応するトライボロジー」で,多くのトライボロジーに対する関心の高い人々が参加した。当日は,木村 氏の挨拶の後,下記の各講演が行われた。

[KEYNOTE SPEECH]
○「電気自動車の進化」 岩野 浩 氏(日産自動車)

[CASE STUDY:SESSION I 新たなエネルギー源への対応]
○「掘削工具材料の進展」 久保田 邦親 氏(日立金属)
○「石油代替燃料に対応するトライボロジー」 分根 聖司 氏(デンソー)
○「風力発電装置用状態監視システム」 池田 博志 氏,長谷場 隆 氏,竹内 彰利 氏(NTN)

[CASE STUDY:SESSION II エネルギー節減を目指す要素技術]
○「Mo-DTC添加エンジン油中で低摩擦・耐摩耗性を両立するDLC(ダイヤモンドライクカーボン)の開発」 神野 哲史 氏(トヨタ自動車)
○「レーザテクスチャリングによる摩擦低減」 沢田 博司 氏(キヤノンマシナリー)
○「アルミニウムハウジングにおける軸受のクリープ対策」 冨成 敬史 氏(不二越)
○「グリースによる低トルク・低摩擦化」 今井 淳一 氏(協同油脂)

[CASE STUDY:SESSION III エネルギー節減を目指す機器・設備]
○「高効率トロイダルバリエータモジュール」 西井 大樹 氏(日本精工)
○「自動車の省エネルギーに貢献するエコロジー製品群」 松山 博樹 氏(ジェイテクト)
○「タービン向け低漏洩リーフシールの開発」 篠原 種宏 氏(三菱重工業)

[特別講演]
○「マラソンにおける糖と乳酸を中心とするエネルギー源の利用と調節」 八田 秀雄 氏(東京大学)  (’13 1/30)

「トライボロジー研究会 第23回講演会」開催される

トライボロジー研究会,第23回講演会 トライボロジー研究会[運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学名誉教授)]は,2012年1月27日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)で第23回講演会を開催した。同研究会は,協同油脂が支援している研究活動で,今回のテーマは「グローバルニーズの多様化に適応するトライボロジー」となり,多くのトライボロジーに対する関心の高い人々が参加した。当日は,木村 氏の挨拶の後,下記の各講演が行われた。

[KEYNOTE SPEECH]
○「転がり軸受のグローバルニーズ」 荒牧 宏敏 氏(日本精工)

[CASE STUDY:SESSION I ニーズの広がりに向き合う]
○「多様化する自動車燃料とトライボロジー」 小熊 光晴 氏(産業技術総合研究所)
○「新興国市場対応のハブユニット軸受仕様」 山口 和孝 氏(日本精工)
○「多軸荷重センサ内蔵ハブベアリング」 河村 浩志 氏,西川 健太郎 氏(NTN)

[CASE STUDY:SESSION II 多様化の中で品質を確保する]
○「エンジン油開発の新たな可能性を拓く」 八木下 和宏 氏(JX日鉱日石エネルギー)
○「Mo-DTC含有エンジン油中における水素化DLC膜の摩擦特性と摩擦化学反応」 小森 健太郎 氏(本田技術研究所)
○「エンジンオイル用Moフリー新規摩擦調整剤の開発」 金子 豊治 氏(トヨタ自動車)
○「自動車変速機油の品質確保のための規格と評価法」 荒川 慶江 氏(ジヤトコ)

[CASE STUDY:SESSION III 使用環境の過酷化に挑戦する]
○「低温環境下の作動信頼性を確保するすべり軸受技術」 小山田 具永 氏,小野 雅彦 氏(日立製作所)
○「イオン液体を基油とする宇宙用グリースの開発」 岡庭 隆志 氏(協同油脂)
○「舶用機関のピストンリングとシリンダライナのトライボロジー」 佐分 茂 氏(IHI)

[特別講演]
○「TOTOに見るTRIBOLOGY」 猿渡 辰彦 氏(TOTO)  (’12 2/8)

第21回トライボロジー研究会講演会が開催される

第21回トライボロジー研究会講演会 トライボロジー研究会[運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学名誉教授),事務局:協同油脂(株)内]は2010年1月26日(火),パシフィコ横浜アネックスホール(横浜市西区)にて第21回講演会を開催した。アメリカを震源地とした経済危機が回復基調に転じる中で,今までとは異なる新しいモードに転換した経済・社会システムや新産業が出現する可能性があり,そのキーワードの1つである「環境・エネルギー問題の根本的解決」についてトライボロジーの立場から何をなすべきかということから,今回は 「経済回復に備えるトライボロジー」がテーマとなった。同研究会は,協同油脂が支援している研究活動で過去最大規模の参加者数となりトライボロジーに対する関心の高さが現れた結果となった。当日は木村好次氏の挨拶の後,盛り沢山な内容で講演が行われた。発表テーマは以下のとおり。

◎KEYNOTE SPEECH
 ○世界経済危機の後に来るもの―日本産業の競争力を考える
   伊藤 薫 氏(みずほ総合研究所)

◎SESSION I 経済回復に備える材料技術
 ○熱間プレスによる高強度鋼板の特性
   楠見 和久 氏(新日本製鐵)
 ○プラズマ電解酸化被膜の摩擦摩耗特性
   平塚 一郎 氏(アイシン精機)
 ○ロータリーバルブ式カーエアコン用コンプレッサのトライボロジー
   鈴木 將弘 氏(豊田自動織機)

◎SESSION II 経済回復に備える潤滑剤技術
 ○エンジン油およびATFによる摩擦制御技術
   遠山 護 氏(豊田中央研究所)
 ○汎用モータ軸受用グリース開発~省電力化,CO2削減へのアプローチ グリースから環境への貢献~
   小川 哲男 氏(協同油脂)

◎SESSION III 経済回復に備える要素技術
 ○ボールねじ用グリース密封シールの取組み
   佐藤 秀之 氏(NSKプレシジョン)
 ○燃費改善に貢献するエンジン軸受技術―固体潤滑オーバレイの効果―
   神谷 荘司 氏(大豊工業)
 ○工作機械主軸用MQCJ(Minimum Quantity and Cooling Jet)潤滑アンギュラ玉軸受の開発
   古林 卓嗣 氏,森 正継 氏,古山 峰夫 氏(NTN)

◎SESSION IV 経済回復に備える応用技術
 ○可変圧縮比エンジンとトライボロジー
   牛嶋 研史 氏(日産自動車)
 ○常時噛合いギヤ式アイドルストップ機構の開発
   浅田 俊昭 氏,酒井 和人 氏,杉村 一昭 氏,永田 良介 氏(トヨタ自動車)

◎特別講演
 ○元気の出る花火打揚げ技術
   畑中 修二 氏(日本煙火協会)  (’10 2/3)

トライボロジー研究会第20回講演会が開催される

 トライボロジー研究会〔運営委員長:木村 好次 氏(東京大学・香川大学 名誉教授),事務局:協同油脂(株)内〕は2009年1月30日(金),パシフィコ横浜会議センター(横浜市西区)で第20回講演会を開催した。本研究会は協同油脂が支援している研究活動で,今回のテーマは「日本の製造業を強くするトライボロジー技術」。金融危機に端を発する世界的な不況の中,国際競争力を強化し,社会の持続的発展を維持するために,ものづくり産業の発展の基盤を支えるトライボロジー技術の果たす役割は大きい。当日は,木村 好次 氏による開会の挨拶の後,以下のテーマの発表が行われた。

◎KEYNOTE SPEECH
 ○ここにあった!!イノベーション創出の「鍵」~イノベーションを創出する7つの「ツボ」と100の「コツ」~:渡邉 政嘉 氏(経済産業省)

◎SESSION I 「資源問題に対応するトライボロジー技術」
 ○環境・資源対策としてのDLC膜の活用:鈴木 雅裕 氏,安藤 淳二 氏(ジェイテクト)
 ○産業ロボット減速機用潤滑剤:近藤 信也 氏(協同油脂)
 ○オフセット印刷インキの乾燥と耐摩擦性付与:深澤 明 氏(サカタインクス)

◎SESSION II 「省エネルギーを実現するトライボロジー技術」
 ○空調用コンプレッサのシミュレーションによる低摩擦設計:伊藤 安孝 氏,服部 仁志 氏(東芝),三浦 一彦 氏(東芝キヤリア)
 ○ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜のトライボロジー特性:新吉 隆利 氏,不破 良雄 氏(トヨタ自動車)
 ○水素フリーDLC膜をコーティングした低摩擦バルブリフター,及びDLC対応5W30 GF4省燃費油の開発:馬渕 豊 氏(日産自動車)
 ○省燃費に貢献するVCTのトライボロジー:河鰭 実昌 氏(デンソー)

◎SESSION III 「新機能・高機能を目指すトライボロジー技術」
 ○免震とトライボロジー:渡辺 孝一 氏(不二越)
 ○工作機械の技術動向とグリース潤滑転がり軸受の開発:西端 伸司 氏(日本精工)
 ○環境対応型水潤滑樹脂軸受:会澤 宏二 氏(日立製作所),大塚 吉元 氏,友部 亮一 氏(日立エンジニアリング・アンド・サービス)

◎特別講演
 ○インプラント構造で世界の建設を変える:北村 精男 氏(技研製作所)  (’09 2/4)

トライボロジー研究会第20回講演会

「トライボロジー研究会 第19回講演会」が開催される

 トライボロジー研究会〔運営委員長:木村 好次氏(東京大学名誉教授),事務局:協同油脂(株)内〕は2008年1月25日(金),パシフィコ横浜会議センター(横浜市西区)にて第19回講演会を開催した。本研究会は協同油脂が支援している研究活動で,今回のテーマは「CO2問題とトライボロジー」。現在,省エネ・エコ・非化石燃料への転換など,各方面からCO2削減についての提案がなされている。当日は田中 正人 氏(富山県立大学 学長)の開会の挨拶の後,CO2対策への取り組みの現状について紹介した。発表テーマは以下のとおり。

◎KEYNOTE SPEECH
 ○環境にやさしい自動車の技術開発動向:鈴木 茂樹氏(トヨタ自動車)

◎セッション I 「低摩擦によるCO2排出削減 1」
 ○ベルトCVTの伝達効率向上:道岡 浩文 氏,加藤 芳章 氏(ジヤトコ)
 ○超低トルク円すいころ軸受の開発:戸田 一寿 氏(ジェイテクト)
 ○等速ジョイントの小型・軽量化と生産ラインにおける環境対応技術:吉田 和彦 氏(NTN)

◎セッションII 「低摩擦によるCO2排出削減 2」
 ○熱延仕上ミルの省エネ対策:山村 健一 氏(JFEスチール)
 ○油圧作動油による油圧機器の省エネ対策:池島 昌三氏(デンソー)

◎セッションIII 「代替エネルギーにおける課題 1」
 ○風車のトライボロジー:今村 博 氏(風力エネルギー研究所)
 ○ジャイロ式波力発電の課題:神吉 博氏(神戸大学)

◎セッションIV 「代替エネルギーにおける課題 2」
 ○転がり疲労に及ぼす水素の影響:宇山 英幸 氏(日本精工)
 ○水素供給スタンド用水素圧縮機の開発:新井 茂 氏(日立プラントテクノロジー),村井 洋一 氏(日立製作所)
 ○水素雰囲気下の転がり疲れ―潤滑剤からの検討:今井 裕 氏(協同油脂)

◎特別講演
 ○サントリーの環境への取り組み―泡のお話と水のお話:早乙女 明良 氏(サントリー)  (’08 1/30)

トライボロジー研究会第19回講演会