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トライボコーティング技術研究会,2019年度「第1回研究会及び総会」が開催される

トライボコーティング技術研究会,2019年度第1回研究会及び総会

 トライボコーティング技術研究会は,2019年5月31日(金),理化学研究所 和光本所(埼玉県和光市)で,2019年度の第1回研究会と総会を開催した。総会では2018年度の活動報告ならびに会計報告および2019年度の活動計画などが発表され,出席者によって了承された。なお,2020年2月28日(金),板橋区立グリーンホールで開催予定の第5回研究会は,砥粒加工学会が主催する「先進テクノフェア(ATF)」との同時開催となる。当日はシンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」の特別講演,岩木賞記念講演などが予定されている。

 今年度の第1回研究会では,平塚 傑工 氏(ナノテック)が「DLC膜の国際標準化動向と最新成膜技術」,馬渕 豊 氏(宇都宮大学大学院工学研究科)が「Pin / Disc試験及びAEを用いた薄膜の密着性評価法」のテーマで講演し,DLC膜の評価法の提案や試験方法のISO化などについて発表した。

 講演,総会終了後には理化学研究所内の光量子工学研究センター 中性子工学施設の見学会が行われ,開発が進む小型加速器などを見学した。

ナノテック 平塚氏による講演

ナノテック 平塚氏による講演

見学で訪れた中性子工学施設

見学で訪れた中性子工学施設

 また,「第12回岩木賞トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)」の業績募集開始が発表された。岩木賞は,表面改質,トライボコーティング分野で多大な業績を上げられた故 岩木 正哉 博士(理化学研究所 元主任研究員,トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業を称え,その遺志を継ぐ技術者・研究者の成果や業績を表彰するもの。同賞には,大賞,優秀賞,特別賞,奨励賞,事業賞,国際賞,功績賞があり,研究の成果や業績,経済的・社会的な貢献度などを基準に審査される。募集締め切りは2019年8月31日(金).2020年2月28日(金)に開催されるシンポジウム「トライボコーティングの現状と将来」において表彰および表彰者の記念講演が行われる。申し込みや推薦受付など問い合わせは下記まで。

問い合わせ先
 未来生産システム学協会(NSP) 表彰顕彰部門 岩木賞表彰事業部内
 e-mail:award@nsp-t.info
 https://sites.google.com/site/npstwebsite/biao-zhang-xian-zhang  ('19 7/24)

「第13回工作機械のトライボロジー研究会」開催される

第13回工作機械のトライボロジー研究会

 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「工作機械のトライボロジー研究会」(主査:野口 昭治 氏,東京理科大学)は,2019年6月20日(木),東京理科大学(神楽坂)森戸記念館(東京都新宿区)で第13回研究会を開催した。

 本年度1回目となる今回は「転がり機械要素の最新技術動向」と題し,軸受や転がり機械要素部品メーカー4社により工作機械のトレンドや転がり機械要素に求められる要素,技術動向など下記テーマが発表され,活発な意見交換が行われた。

  1. 「工作機械用軸受の最新技術」 植田 敬一 氏(NTN)
  2. 「EHD接触域の潤滑状態モニタリングに関する研究-電気インピーダンス法の開発-」 丸山 泰右 氏(日本精工)
  3. 「工作機械主軸用軸受の最新技術」 本條 隼樹 氏(ジェイテクト)
  4. 「LMガイドの最新技術動向」 青山 将大 氏(THK)

 同研究会は,工作機械や各種機械要素(転がり軸受,流体軸受,リニアガイド等),潤滑剤,加工法,加工油,工具等に関係する研究者や技術者が一堂に会し,トライボロジー研究や技術の課題と成果を持ち寄り討論することで工作機械のトライボロジーに係わる研究と技術の発展に寄与することを目的に2015年1月にスタート,年3~4回,研究会を開催している。('19 7/17)

「変速機のトライボロジーとシールの合同研究会」開催される

2019年変速機のトライボロジーとシールの合同研究会

 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「変速機のトライボロジー研究会」(主査:村上 靖宏 氏,アフトンケミカル・ジャパン)と「シール研究会」(主査:杉村 丈一 氏,九州大学)は2019年6月18日(火),JTEKT東日本支社(東京都中央区)でそれぞれ第27回,第121回となる研究会を合同で開催した。

合同研究会で挨拶する杉村丈一氏

合同研究会で挨拶する杉村丈一氏

村上靖宏主査

村上靖宏主査

 当日はシール研究会から「静的シールにおける粗面の接触と密封性に関する研究」を桃園 聡 氏(東京工業大学)が,「Eモータドライブシャフトシールの開発動向」をイーグル工業の井上 裕貴 氏,香取 一光 氏が講演した。また変速機のトライボロジー研究会からは「電磁比例弁内のスプールに作用するクーロン摩擦力に起因した不安定振動の解析と安定化させるための設計法」を山藤 勝彦 氏(日産自動車)が,「トロイダルCVT開発秘話(2001年NHK)の裏話」を竹内 徹 氏(竹内PT研究所)が話題提供し,活発な意見交換が行われた。('19 7/10)

出光興産,宇部興産,日揮,二酸化炭素の固定化と利用に関する技術開発の研究会を設立

 出光興産,宇部興産,日揮の3社は,複数の大学の参画を得て,カルシウム等を多く含む産業廃棄物を活用し,火力発電所や工場から排出される二酸化炭素を資源へ転換する新技術開発を目的とする研究会「CCSU(Carbon dioxide Capture and Storage with Utilization)研究会」を設立した。

 新技術開発のコンセプトは,「カルシウム等を多く含む産業廃棄物を活用し,二酸化炭素と反応させて炭酸塩化および高付加価値化する」というもの。さらに,この炭酸塩や金属イオン抽出後の残渣を,建築・土木材料,各種工業材料等の資源として活用することを目指す。('19 6/19)

「テクスチャリング表面のトライボロジーと境界潤滑の合同研究会」開催される

第27回テクスチャリング表面のトライボロジーと第16回境界潤滑研究会の合同研究会 日本トライボロジー学会の会員提案研究会(旧第3種研究会)である「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学)と「境界潤滑研究会」(主査:青木 才子 氏,東京工業大学)は2019年3月22日(金),東京工業大学大岡山キャンパス(東京都大田区)でそれぞれ第27回,第16回となる研究会を合同で開催した。
 今回は,東工大青木研究室の潤滑剤や添加剤の評価試験など研究室の見学の後,東京工業大学の桃園 聡 氏が「エラストマー接触部の形状・表面性状について」,デンソーの福島 由倫 氏が「重水素トレーサ法を用いたTOF-SIMS分析」,日産自動車の南部 俊和 氏が「マイクロテクスチャによる摩擦制御」,東京理科大学の佐々木 信也 氏が「表面テクスチャリングによるトライボロジー特性向上~テクスチャ形状の最適化と創製プロセスにおける問題点」と題し,表面性状の特性や分析,摩擦制御のための手法など話題提供が行われ活発な意見交換が行われた。
 両研究会は同じく表面形状を研究していることから今後も会員相互の交流などを深めていきたいという。(’19 4/10)

トライボコーティング技術研究会,特別シンポジウムと岩木賞贈呈式が開催される

 トライボコーティング技術研究会(会長:大森 整 氏,理化学研究所)は,2019年2月22日(金)に理化学研究所和光研究所 鈴木梅太郎記念ホール(埼玉県和光市)で,第21回シンポジウム「トライボコーティングの現状と将来―コンフォーマル,高機能成膜・薄膜技術の最前線,マイクロ流体技術の医療応用―」を開催し,第11回岩木トライボコーティングネットワークアワード(岩木賞)の贈呈式と,受賞者の記念講演を行った。
 岩木賞は,表面改質,トライボコーティング分野で多大な業績を上げられた故 岩木 正哉 博士(理化学研究所元主任研究員,トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業をたたえ,当該技術分野およびその関連分野において日々努力・研鑽する個人,法人,団体の業績を表彰するもの。第11回岩木賞を受賞したのは以下の3件・10名で,賞状,盾が授与された。

  • 岩木賞優秀賞・事業賞
    「脱真空回転霧化式二流体スプレー法を用いた三次元スタック構造半導体デバイスへのコンフォーマル成膜技術」
     清家 善之 氏(愛知工業大学)/宮地 計二 氏,小林 義典 氏(旭サナック)/黒河 周平 氏(九州大学)/土肥 俊郎氏(Doi Laboratory)
  • 岩木賞特別賞
    「コールドスプレー法の基礎研究と適用事例の開発」
     榊 和彦 氏(信州大学)
  • 岩木賞奨励賞
    「高機能成膜を実現させるアーク抑制型HiPIMS電源の開発」 
     黒岩 雅英 氏,岡野 忠之 氏(東京電子)/中谷 達行 氏,福江 絋幸 氏(岡山理科大学)

 優秀賞・事業賞を受賞した研究は,「三次元スタック構造の半導体デバイスにおける新しい回転霧化式二流体スプレーによる成膜」という独創的かつ高度な技術と合わせ,実用化に成功している点も高く評価され,岩木賞史上初となる複数の賞の同時受賞となった。
 特別賞は,1980年代にロシアで開発された比較的新しい分野において新たな発展の可能性がみえたことが,奨励賞は,電源開発をスタートに成膜分野にまで波及・発展させた点がそれぞれ高く評価された。
 この日は岩木賞受賞記念講演のほか,会員講演として「PVD用薄膜材料およびEifeler社PVD装置最新動向」「塩素含有DLC膜の摩擦摩耗特性に関する研究」「マイクロ流体チップを用いたがんマーカー物質の検出」の3講演も行われた。(’19 3/6)

第21回トライボコーティングの現状と将来

「第42回熱処理研究会」が開催される―出光興産

第42回熱処理研究会-出光興産 出光興産は,2019年2月19日に東京,翌20日に大阪で「第42回熱処理研究会」を開催し,東京は139名,大阪は144名が参加した。
 同研究会は,生産性の向上や環境改善に結びつく熱処理技術の最新情報の提供と意見交換の場として1976年から開催されており,最近ではインドネシアやタイ,2018年はベトナムなど海外でも開催している。
 中国や欧州等の景気減速など先行きが楽観できない状況である一方で,技術革新の進展から新興国におけるスマートフォンの普及拡大,自動車や家電製品の情報化の動きや,IoT,ビッグデータの活用が拡大し,日本のモノづくりは新たな技術と情報化を連携させた生産性向上の取り組みが必須となってきた。そこで42回目となる今回は「熱処理分野の最新技術動向」をテーマに,三阪 佳孝 氏(高周波熱錬)が「高周波熱処理の現状と最新技術動向」,小椋 一秀 氏,前島 剛 氏(伊藤忠テクノソリューションズ)が「熱処理シミュレーションに必要なIoT要素技術」,橋本 和弥 氏(山陽特殊製鋼)が「機械構造用鋼における最近の技術開発動向」についての講演を行った後,杉浦 崇仁 氏(出光興産)から「熱処理油の性状変化が焼入れ品質に及ぼす影響」と題した講演が行われ,質疑応答が行われた。(’19 3/6)

「トライボロジー研究会 第30回講演会」開催される

トライボロジー研究会 第30回講演会 2019年2月22日(金),パシフィコ横浜(横浜市西区)でトライボロジー研究会 第30回講演会(運営委員長:杉村 丈一 氏,九州大学 教授)が開催され,当日は300名以上が参加した。
 同研究会は協同油脂が支援している活動で,研究会発足30周年となる今回は「高信頼性を実現するトライボロジー最新技術」のテーマで,機械システムの高信頼性を実現する,潤滑剤やトライボロジー技術などについて,以下の講演が行われた。

  • KEYNOTE SPEECH
    • 「舶用大型エンジンの信頼性を支える技術」 苅田 広 氏(ヤンマー)
  • CASE STUDY:SESSION I 「潤滑剤・潤滑剤評価技術」
    • 「信頼性向上デフ油の開発―軸受耐摩耗性向上に関する添加剤技術の検討―」 岸 美里 氏(トヨタ自動車)
    • 「ポリマーによる摩擦低減・疲労寿命延長効果」 田川 一生 氏(JXTGエネルギー)
    • 「往復動転がり接触における損傷とグリース潤滑」 大貫 裕次 氏(協同油脂)
  • CASE STUDY:SESSION II 「表面創成・材料技術」
    • 「ミラーボアコーティング技術」 村木 一雄 氏(日産自動車)
    • 「ロバスト最適化技術の適用による表面テクスチャ・メカニカルシールの進化と信頼性向上」 井上 秀行 氏(イーグル工業)
    • 「アブレシブ摩耗で鋼に侵入する拡散性水素量に及ぼす湿度の影響」 伊藤 元博 氏(NTN)
    • 「長期間良好に使用されていた歯車のしゅう動面直下の観察」 松本 謙司 氏(本田技術研究所)
  • CASE STUDY:SESSION III 「トライボ計測・モニタリング技術」
    • 「EHD接触域の潤滑状態モニタリングに関する研究―電気インピーダンス法の開発―」 丸山 泰右 氏(日本精工)
    • 「大型2ストローク機関の状態監視に関する新技術とその応用について」 藤井 幹 氏(ディーゼルユナイテッド)
  • 特別講演
    • 「Passion for Paralympics」 矢野 裕一 氏(オットーボック・ジャパン)  (’19 2/27)

「第80回切削油技術研究会総会」,開催される

第80回切削油技術研究会総会 切削油技術研究会(会長:村上 靖典 氏,三菱マテリアル)は,2018年12月7日(金),アルカディア市ヶ谷(東京都千代田区)にて「第80回切削油技術研究会総会」を開催した。
 同研究会は1954年に発足し,以来64年間,生産現場に立脚した加工技術者の集団としてユーザー,工作機械,工具,切削油など企業間の壁を超え,それぞれの現場で得た知識やノウハウを持ち寄り,専門委員会による共同調査や研究を重ね,その成果を総会で毎年報告している。「穴加工皆伝」「研削加工皆伝」「切削油剤ハンドブック」などの刊行物も発刊し加工技術の向上に貢献しており,今年の2018年12月にはミーリングの中級以上の技術者向けに「ミーリングハンドブック」を発刊した。
 今回の専門委員会報告では,電気自動車の普及はもとより,航空機産業や重電産業,医療産業などではこれまでとは違った思想の製品設計がなされていることから,製造現場における次世代技術の取組み状況と,既存技術の活用状況を調査し,切削油剤のかけ方による工具寿命の影響調査や加工シミュレーションによる切削温度域の解析結果と高能率加工の条件選定,加工による残留応力の影響調査などを報告し,テーマに関する自由討論(写真)を行った。
 特別講演では,エアロメカ代表取締役の安藤 隆幸 氏が「振動技術者がひもとく零戦開発秘話」と題し,零戦の実用化において障壁となった振動問題の原因や課題克服の過程を当時のエピソードを交え紹介した。(’18 12/26)

出光興産,「第40回切削油研究会」開催される

第40回切削油研究会-出光興産 出光興産は,2018年9月12日(水)に東京,翌13日(木)に大阪で「第40回切削油研究会」を開催し,東京は104名,大阪は52名が参加した。
 同研究会は,切削技術の最新情報提供と意見交換を通して課題解決の場として,1975年から開催されておりこれまで述べ5,500人が参加している。
 今回は生産性の向上や現場の改善事例,最新の工具動向に加え,センシング・IoT技術をテーマに掲げ,神田 孝 氏(住友電気工業)が「新素材工具と切削加工の機能拡大」と題し,被削材部品の難削化や加工条件の高能率化に対する超硬コーティング膜,CBNダイヤモンド新素材など最新工具の開発動向や加工例などを紹介した。西川 静雄 氏(DMG森精機)は「工作機械におけるセンシング・IoT技術~DMG森精機株式会社の取組み~」と題し,NCから取得するデータ,センサから取得するデータを組み合わせて,機械の状態・加工状態を判断し異常検知,予知保全,プロセス監視,熱変位補正,最適加工条件の提案やAIを活用したAIアラーム解析・AI熱変位補正,AI主軸診断など工作機械におけるセンシングやIoTへの取組みを紹介した。財津 匡克 氏(川崎重工業)は「航空機構造部品における難削材加工の現状と取組み事例」と題し,民間航空機の市場拡大が進む中,チタン合金や複合材などの難削材が多く用いられ形状も一体化してきている,難削材の切削加工の現状や同社が取り組んできた切削油による工具寿命改善やダイヤコート刃具開発等の事例を紹介した。最後に服部 秀章 氏(出光興産)は「クリーンファクトリー実現に向けた切削油の提案と有効活用」と題し,クリーンな工場環境がより一層求められる昨今,加工性能だけではなく,加工中の油煙やベタツキ,臭気など作業環境を改善できる不水溶性・水溶性高機能切削油の提案やその管理方法・注意点などを解説した。
 講演の合間には技術交流会も催され,講演企業によるポスターセッションや技術相談,名刺交換など活発な意見交換が行われた。(’18 10/3)

2018年度第1回「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」開催される

テクスチャリング表面のトライボロジー研究会(2018年度第1回) 日本トライボロジー学会会員提案研究会(旧第3種研究会)の「テクスチャリング表面のトライボロジー研究会」(主査:佐々木 信也 氏,東京理科大学教授)は第25回(2018年度第1回)研究会を2018年7月24日(火),東京理科大学葛飾キャンパス(東京都葛飾区)で開催した。
 同研究会は摺動面などに微細加工などを施し,テクスチャを付けることでトライボロジー特性を向上させるなど,表面特性に及ぼす影響を研究し,産業界における用途開拓などを研究する場として2009年に発足している。
 当日は,Prof. Robert W. Carpick (University of Pennsylvania)から「Nanoscale tribology」,東京都市大学の伊東 明美 氏 から「エンジンにおけるテクスチャリング表面の活用と課題」,東京理科大学の伊藤 翔太 氏から「表面テクスチャリングによる摩擦異方性の発現」の3件の話題提供が行われた。
 なお,3件の話題提供に先立ち,東京理科大学の佐々木研究室およびトライボロジーセンターで金属3Dプリンターやトライボロジー関連の評価・分析装置などの見学を行った。(’18 8/8)

「2018年度潤滑油研究会」開催される

2018年度潤滑油研究会 潤滑油協会は,2018年7月10日(火)に笹川記念会館(東京都港区)で「2018年度潤滑油研究会」を開催した。
 同研究会は,資源エネルギー庁の潤滑油の品質確保事業等への支援事業の一環として,潤滑油技術等に携わる人材育成に必要な潤滑油関連情報の提供を目的に,OILの日である7月10日に毎年開催している。
 今回は,小山 成 氏(JXTGエネルギー 潤滑油カンパニー)が「多種の燃料に対応する船舶用潤滑油技術」のテーマで,船舶排出ガス規制の動向や低硫黄燃料対応シリンダ油,省燃費舶用エンジン油の開発動向等について,松枝 宏尚 氏(DIC)が「イオウ系添加剤」のテーマで,イオウ系極圧剤の構造や特徴および最新研究内容等について,山崎 猛 氏(スズキ)が「2サイクルエンジン油 JASO規格の最新状況」のテーマで,2サイクルガソリンエンジン油の市場動向やJASO規格の改正等について,それぞれ講演した。(’18 7/25)