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NTN,「低燃費対応小型チェーンテンショナ」を開発

低燃費対応小型チェーンテンショナ-NTN NTNは,自動車のタイミングチェーンの張力を維持する油圧式オートテンショナにおいて,構造の簡素化による小型化と,作動に必要なオイル量の大幅な削減によるエンジンの低燃費化に貢献する「低燃費対応小型チェーンテンショナ」を開発した。

 同製品は,独自設計により,チェーンテンショナの構造を簡素化し,チェーンテンショナ自体の小型・軽量化を実現するとともに,オイルポンプからテンショナに供給,排出しているオイルをテンショナ内部に貯留させる構造とし,従来と同様に高い信頼性・耐久性を維持しながら,必要な供給オイル量の大幅な削減を可能にした。オイル量を削減することでオイルポンプの小型化が可能となり,ポンプ稼働の負荷を減らし,エンジンの低燃費化に貢献する。また,テンショナ内部にオイルを貯留する構造としたことで,エンジン始動直後にも適正な油圧でチェーンの張力を維持することが可能となり,チェーンの張力不足による異音を抑制する。('19 5/29)

NTNが2019年「ツアー・オブ・ジャパン」に冠協賛

 ベアリング大手のNTNは,国内最大規模の国際自動車ロードレース「NTN presents 2019 ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」に2017年から3年連続で冠協賛する。
 ツアー・オブ・ジャパンは,UCI(国際自転車競技連合)公認の国内最高峰の国際自転車ロードレース。大阪・堺市の堺ステージでスタートし,京都,いなべ(三重県),美濃(岐阜県),南信州(長野),富士山(静岡県),伊豆(静岡県),東京の全ステージを2019年5月19日(日)~26日(日)まで8日間かけて巡るステージレース。走行距離は765kmに及ぶ。
 今年のTOJは海外7チーム,国内9チームが出場し,東京五輪出場選考としても注目される。
 大会開催中,NTNでは開催地の子供達や観戦者を対象に「NTN回る学校」を開催,ベアリングを使ったアトラクションやワークショップなど環境や省エネルギーをテーマにした体験型プログラムを実施し大会を盛り上げる。
 2019年3月27日にはスバルスタースクエア(東京都渋谷区)で公式記者発表を開催,TOJの栗村 修 大会ディレクターが概要を発表,TOJは「日本を元気にする美しくも過酷なレース」と紹介した。NTNの大橋 啓二 常務取締役は挨拶で,「自転車はエコの象徴でNTNのトライボロジー技術による滑らかな滑りを目指すベアリングと,滑らかな走りを追求する自転車ロードレースは相通じるもの。TOJは地域に密着したレース。協賛することで地域の活性化と次世代教育に貢献したい」と協賛の意義を語った。(’19 4/17)

NTNが2019年「ツアー・オブ・ジャパン」に冠協賛

NTN,風力発電用状態監視システムの普及拡大を加速

Wind Doctor-NTN NTNは,大型風力発電装置の異常兆候を早期検出する状態監視システム(Condition Monitoring System=CMS)「Wind Doctor(R)」の普及拡大を加速している。
 風力発電装置は,約80mのタワーとその上に設置されたナセル,回転ブレード,ブレード根元の連結ハブで構成されており,ナセル内には,主軸,増速機,発電機および制御ユニットなどの駆動装置がある。同システムは,この駆動系の軸受と歯車周辺のハウジングに取り付けたセンサからデータを収集,蓄積,解析して異常兆候を把握し,不具合部位を特定する。収集したデータはクラウドサーバで管理されており,同社が無償提供する遠隔監視分析ソフトウェア:モニタリングクライアントを利用し,同社だけでなく発電事業者側でも情報共有が可能となっている。
 なお,同社は創業100周年を記念して,現在「Wind Doctor(R)」の「1+1導入キャンペーン」を実施しており,1台購入すると,もう1台を無償提供している。期限の2019年3月までに予約すれば,導入計画が2019年3月以降の場合でもキャンペーンの適用が可能。(’19 1/30)

NTN,熊本県へ「NTNグリーンパワーステーション」4基を寄贈

NTN,熊本県へ「NTNグリーンパワーステーション」4基を寄贈 NTNは,風と太陽光を利用して発電する「NTNグリーンパワーステーション(旧称:NTNハイブリット街路灯)」4基を熊本県に寄贈した。熊本県立東陵高等学校,道の駅「あそ望の郷くぎの」,嘉島町ふれあいセンターの3ヵ所に計4基が設置され,平常時は街路灯,災害時は非常用電源として活用される。設置された3ヵ所はいずれも災害時の避難場所に指定されている。
 同装置は,風力と太陽光の2つの自然エネルギーを活用する発電装置。LED照明が搭載されており,発電した電力を使用して夜間に照明が自動点灯する。独自の翼形状を持つ垂直軸風車の採用により,風切り音の発生を抑え,高い静粛性を特長としているため,公園や学校などの公共施設や商業施設などさまざまな場所で設置が可能。付属バッテリーは満充電状態で5日間分の照明用電力を賄い,独立電源型であるため,災害時や停電時は非常用電源としても使用することができる。
 同社は,2018年3月1日に創業100周年を迎え,地域との共生に向けた施策の一環として,国内5地域に計17基の同装置を寄贈している。(’18 12/19)

NTN,「高速・重切削工作機械主軸用アンギュラ玉軸受」を開発

高速・重切削工作機械主軸用アンギュラ玉軸受-NTN NTNは,「高速・重切削工作機械主軸用アンギュラ玉軸受」を開発したと発表した。これにより,従来は複数の工作機械で行っていた荒加工から仕上げ加工までの工程を1台の工作機械で担えるようになり,マシニングセンタや旋盤,複合加工機の生産性向上に貢献する。
 今回開発された同製品は,転動体(ボール)の大径化など内部設計の最適化と保持器強度の向上により,dmn値160万の高速回転性能を実現するとともに,負荷容量と許容アキシアル荷重を同社従来品比約1.3倍に高めている。これにより,高速回転と高荷重をより高度なレベルで組み合わせた厳しい条件で使用可能になり,工作機械の生産性向上に貢献するほか,工具と加工物の衝突に強い主軸づくりも可能となる。(’18 11/14)

NTN,業界初となる熱流センサー内蔵の工作機械主軸用軸受ユニットを開発

工作機械主軸用センサー内蔵軸受ユニット-NTN NTNは,軸受軌道面周辺のセンシングにより,工作機械主軸の高度な状態監視と,焼付きの未然防止を可能にする工作機械主軸用「センサー内蔵軸受ユニット」を開発した。焼付きを未然に防止することで,これまで工作機械の主軸が焼き付いた際に発生していた部品調達や主軸交換の工数および費用,工作機械の再稼働までの時間を削減し,生産性の向上やコストの低減を実現するほか,定期的なメンテナンスをより的確に行うことができる。
 同開発品は,軸受に隣接する外輪間座にセンサーを内蔵し,軸受軌道面の近くで軸受の温度,振動,熱流束を計測。主軸外径面での計測に比べ,軸受の状態を高感度に計測することができるほか,熱流束を計測することにより,温度や振動よりも軸受の状態変化を早く正確に読み取り,軸受が焼き付く前に異常を検知することが可能となる。
 同社の評価試験では,焼付き発生までの熱流束の上昇率が主軸外径面の温度の上昇率に比べ,約40倍も高いことを確認しており,これにより工作機械主軸の高度な状態監視が可能となり,軸受の焼付きによる損害を未然に防ぐことができるという。熱流センサーを内蔵した工作機械主軸用軸受ユニットは業界初となる。
 同社は,同開発品を2018年11月1日~6日に東京ビッグサイトで開催される「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」に参考出展し,工作機械メーカーやスピンドルメーカーに提案する予定。(’18 10/31)

NTN,羽咋丸善の株式取得

 NTNは,石油継手,建設機械部品等の鍛造を行う羽咋丸善の自己株式を除く発行済み全株式を取得したと2018年10月1日に発表した。
 羽咋丸善は,石川県の能登地区を拠点に,自社開発のローリングミル設備と金型を活用して,寸法精度に優れた鍛造リングを製造し,「平鍛造®」の商標を用いて国内外に供給している。特に,特殊形状の異型鍛造リングの製造においては,仕上げ製品に近い形状に加工するニアネットシェイプと呼ばれる優れた鍛造技術を有しており,環境負荷の低減とコスト削減の両面で高い競争力を発揮している。NTNグループも直径2mを超える風力発電装置向け超大形軸受をはじめ,産業機械向け各種軸受の鍛造品を羽咋丸善から調達している。
 NTNは,今回の株式取得によって,能登地区における軸受の一貫生産体制強化と産業機械用軸受の競争力強化を図るとしている。(’18 10/10)

NTN,鉄道車両用「小型密封式車軸軸受ユニット」を開発

小型密封式車軸軸受ユニット-NTN NTNは,鉄道車両用の車軸軸受ユニットの幅寸法(軸方向寸法)を従来品比で約15%短縮した鉄道車両用「小型密封式車軸軸受ユニット」(複列円すいころ軸受)を開発した。列車の走行を支える車軸軸受ユニットには,一般的にメンテナンスフリーで60万km以上使用できる高い信頼性が要求される。車軸の剛性が低い場合,車体重量によるたわみが大きくなり,車軸軸受ユニット部品間にフレッティング摩耗が発生し,その摩耗粉が軸受内部に侵入すると,軸受内部の潤滑不良や摩耗,はく離などの不具合につながるおそれがある。これらの不具合の原因となる車軸のたわみを抑制するため,車軸軸受ユニットには軸方向寸法の短縮が求められている。
 同製品は,オイルシールのスリーブ先端を外径方向に曲げて堰を設け,シールリップ部へのグリースの移動を抑制するとともに,シールリップ形状としめしろを最適化した新しいシールを採用した。その結果,グリース密封性が向上し,オイルシールを軸受幅の内側に配置して軸方向寸法を短縮することが可能となった。車軸軸受ユニットとして従来品と同等の定格荷重や高速性,グリース密封性などを確保しながら,軸方向寸法の約15%短縮により,車軸のたわみを約30%低減し,摩耗粉の発生を抑制することで,車軸軸受の耐久性の向上に貢献する。(’18 7/4)

NTN,自動車前輪用ドライブシャフト「CFJ-W」を開発

固定式等速ジョイント「CFJ-W」-NTN NTNは,自動車の前輪用ドライブシャフトとして,高効率で世界最高の最大作動角55°となる固定式等速ジョイント「CFJ-W」を開発しました。
同製品は,2012年に発表した「次世代高効率固定式等速ジョイント(CFJ)」をベースに,自動車の前輪用ドライブシャフトに要求される「50°を超える超高作動角」と「高効率」を実現するため,各部品の高強度化と潤滑性の改善を行い,同社独自の技術であるスフェリカル・クロスグルーブ構造(円弧上の内輪および外輪のボール転動溝を軸方向に互い違いに傾斜させた構造)を採用することにより,「世界最高の最大作動角55°」と「従来品(VUJ)比でトルク損失率約50%低減」の両立を実現した。
 同社は,同製品をグローバルに提案し市場展開することで,自動車の最小回転半径の縮小や低燃費などをはじめとする,ユーザーへの要求に貢献していく。(’18 5/30)

NTN,メンテナンスツール取扱い動画をウェブで公開

NTN,メンテナンスツール取扱い動画をウェブで公開 NTNは,ベアリング(軸受)などの補修や交換に使用するメンテナンスツールの取扱い,使い方などを説明する動画を制作し,ウェブで公開した。動画は,ユーザーが必要な時にすぐに視聴できるよう,同社ウェブサイトならびに同社公式Youtubeチャンネルに掲載している。
 今回公開した動画は,同社が販売するメンテナンスツールの特長や利便性の紹介のほか,正しい使用法を理解してもらうため,メンテナンスツールを使用した,ベアリングの取外しや取付け手順などを紹介している。

NTN,ラジアル軸受の生産を行う「(仮称)和歌山製作所」を新設

 NTNは,和歌山県橋本市にラジアル軸受の生産を行う新拠点「(仮称)和歌山製作所」を新設すると発表した。2018年7月から順次着工し,2019年6月から量産を開始予定。新工場では,急速に需要の高まりをみせる低摩擦や長寿命をはじめとする高付加価値のラジアル軸受の生産を行う。また,これまで日本各地に分散していたラジアル軸受の生産を再編成するとともに,高付加価値商品の生産を集約する。
 同社は,新工場に生産性や稼働率の向上を目的とした新設備・システムの導入を行い,スマートファクトリ化を進めるとともに,国内外の拠点にも展開し事業強化を図るとしている。(’18 4/11)