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SKFとKISSsoft AG,ソフトウェアの連携で合意

 SKFとスイスのギアボックス設計ソフト開発を行うKISSsoft AGは,SKFの軸受計算ソフトウェアをKISSsoft社のソフトウェア内に組み込むことで合意した。設計技術者は,データ,設計規定や制約が定期的に更新され,全般にわたり使いやすいフォーマットで文書化が行える,インターフェースが1つのシームレスなツールを用いて,最新の軸受技術に基づいた最適な軸受の設計を行うことが可能となる。KISSsoftユーザーは,SKFのクラウドサービスを介し最新のSKF軸受データを簡潔なエンジニアリングレポートフォーマットで入手できるようになる。(’19 1/16)

SKF,クラス最小サイズのグリース計量装置を発表

SKF,クラス最小サイズのグリース計量装置を発表 SKFはシングルライン潤滑システムでの使用を目的に開発したLincoln SLCグリース計量装置を新たに発表した。クラス最小サイズともいえるコンパクトなモジュラーデザインを採用することで,接合部を減らし漏れリスクの低減を図っている。バネによってリセットされる制御ピストンは最大でNLGIちょう度クラス2のグリースに対応可能で,厳しい条件下や低温時でも安定した高圧の潤滑を実現。吐出量は調整ネジまたは注入ネジで設定でき,いずれの方法でも各潤滑ポイントに所定量の潤滑剤を確実に供給する。
 再生可能エネルギー,建設,鉱業での用途のほか,小型の中圧デュアルライン潤滑システムとの交換用などコンパクトさを生かした対応の幅広さも特徴。
 ラインアップは,アウトレット1~12個用のSLC1とアウトレット1~6個用のSLC2の2つのバージョン。どちらもBSPまたはNPTネジ穴付きで,腐食性分類はC3,インレットおよびアウトレットの接続金具は,メートル系寸法と英ヤード・ポンド系寸法の双方に対応可能となっている。(’19 1/9)

SKFとNREL,風車ドライブトレインの信頼性向上に向け連携

風力発電用SKF球面ころ軸受-SKF SKFと米国エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(以下NREL)は,3年間の共同研究契約を交わした。多様な条件下での風車ドライブトレインの性能を調査し,風力タービン用軸受の故障の原因を探る。同契約は,より高い信頼性を提供する新しい改良デザインを開発し,ギアボックスおよびメインシャフト両方の軸受の故障モードを精査することを目的としている。
 同調査は,NRELの国立風力技術センターの施設に設置されている,既存のGE 1.5MW風車で進められている。SKFは,新たに最適化された球面ころ軸受240/600 BC,軸受ハウジング,シール,状態監視ハードウェアおよびソフトウェア(IMx-8ならびに@ptitude Observer 10.2),自動潤滑システムなどの多様なコンポーネントやシステムを供給する。
 ギアボックスおよびメインシャフトの軸受に取り付けられたセンサーにより,大気条件,静的条件,動的条件が測定され,軸受の迷走電流はロゴスキーコイルをベースとするツールで監視する。センサーがとらえる測定値によって,湿度,機械的過負荷,迷走電流,ころのスリップといった,ギアボックス軸受の不具合の原因により詳しく迫ることができると期待されている。また,SKFが特許を取得しているころ速度測定は,軸受の大幅な改変を行わなくても,タービン内の軸受の実際の運動学的挙動をより理解することができる。(’18 8/1)

SKFとローマックス・テクノロジー,「第1回ドライブライン・シミュレーション(eDSIM)会議」を開催

 SKFとローマックス・テクノロジーは,高効率な電気ドライブトレインを開発するためのパワフルなソフトウェアの可能性を探るため,第1回となる「ドライブライン・シミュレーション(Driveline SIMulation (eDSIM))会議」を開催する。
 両社は,目的とコスト効率性に適ったエンジニアリングシステムを提供するには,シミュレーション主導の設計がカギになるという認識を持っていた。同会議は,この分野に関わりのある株主,ソフトウェアプロバイダー,機器メーカー,サプライヤー,大学関係者が,電化ドライブトレインの多数の分析結果について情報を交換する場となっている。異業種間での情報交換の目的は,可能な限り「統合された」実用的で費用対効果の高いドライブシステムの開発における,現在の課題を克服することにある,としている。
 同会議は,ドイツ,ダルムシュタットのマリティムホテルにて2018年9月25日~26日の日程で開催される。詳細は以下のURLより。

https://romaxtech.com/media/events-webinars/romax-innovation-summit-user-conference-2018/edsim-conference-2018/  (’18 7/25)

SKF,シングルライン潤滑用に非金属製計量装置を発表

非金属製計量装置「シリーズ310」-SKF SKFは2017年9月18日,業界初となる非金属製計量装置「シリーズ310」を発表した。同シリーズはPA66樹脂製で,スマートデザインの高性能な計量装置で,最低40万回の潤滑サイクルに対応する。
 樹脂製または金属製のラインを簡単にインストールでき,上向き,下向きにも取り付けが可能。計量サイズによって吐出口の色が異なり識別も簡単で,多様な潤滑要件に対応できる。また,ラインの終点用のプラグも用意している。マニホールドの数が2,3,5ポートの3タイプがあり,使用温度範囲は5~50℃,運転圧力の範囲は12~30バール。
 あらゆるタイプのシングルライン潤滑ポンプに対応し,潤滑油および液状グリースを正確に計量できる。機械加工,テキスタイル,木工,飲食料品,印刷などの産業で,屋内に設置される小~中規模の機械を事前潤滑するのに適している。(’17 10/4)

SKF,スマートフォンを利用した状態監視のエントリー機種を発表

 SKFは,新しい携帯式センサー「SKF QuickCollectセンサー」を発表した。2種類のスマートフォンアプリのいずれかと組み合わせて使用することで,機械の状態データを簡単に収集,解釈が可能となる。
 同センサーは,監視した振動,温度データを携帯デバイスに無線転送し,エントリーレベルの「SKF QuickCollect」アプリを使って,機械診断データの保管・分析を行う。もう1つのアプリ「SKF DataCollect」はQuickCollectユーザーにアップグレードパスを提供することにより,診断能力の拡張が可能で,メンテナンス項目,点検データの管理・監視等の機能を利用できる。また,SKFクラウドに登録,接続するとSKFのリモート・エキスパートサービスにアクセスが可能となる。
 同センサーおよび同アプリは,サービス,製造,保守などの担当者が,普段の機械データ収集ルーチンの一部として使用できるように設計されており,特殊なスキルを必要とせず,多数の設備を迅速かつ効率的に監視して各設備のリアルタイムの状態を分析できる。
 また,振動・温度監視のほかにも,DataCollectアプリはISO規格に則した自動振動診断,メンテナンスタスクおよび点検に関するコンプライアンス機能,レポート生成,日付・時刻スタンプ,SKF @ptitude Inspectorソフトウェアとの互換性などの各機能を備えている。(’17 7/5)

SKF,風力タービン主軸用球面ころ軸受を発表

風力タービン主軸用球面ころ軸受 SKFは,2016年9月にドイツで開催された「Wind Energy Hamburg 2016」に出展,高性能で25年以上という実用寿命に対するニーズを満たす,風力タービンの主軸向けの新しい球面ころ軸受を発表した。
 同社の標準球面ころ軸受は,風力タービンの主軸装置に現在最も広く使用されている軸受タイプで,世界中で100,000件以上の導入事例を誇る。同製品は特に風力アプリケーション用に特化されており,最大600回転/分という回転速度に耐える能力など,風力発電セクターには不要な特長を排除して,ラジアルおよびアキシアル方向の堅牢性改善を含む,クラス最高の性能を実現する特長に焦点を絞って設計された。大幅な減量,内部形状の最適化,潤滑能力の改善などにより,接触圧の低下および負荷容量の向上が確保されている。これらの特長により,新しい球面ころ軸受は風力発電の運転条件下で卓越した性能を提供し,均等化発電原価(LCOE)を削減する。(’16 12/21)

SKF,自動車用スプリングインシュレータ一体型サスペンション・ベアリングを発表

自動車用スプリングインシュレータ一体型サスペンション・ベアリング-SKF SKFは,自動車サスペンション向けにより高い耐久性,向上された快適性と,騒音と振動の低減を提供するように設計された新製品を発表した。
 同製品は,頑丈で実績のあるメインサスペンションベアリングユニット(MSBU)技術を駆使し,軸受ワッシャーに機械的・化学的に結合したポリマースプリングが組み込まれている。
 スプリングインシュレータは,スプリングから軸受を通して車内に伝わる振動を減衰し,自動車のサスペンションシステムにおいて重要な役割を果たしている。従来型のスプリングインシュレータは,MBSUとは別に設置されているが,インシュレータと軸受の間に土や汚染物が侵入することによりインシュレータが損傷を受けやすいため,この方法では車両のサスペンションに潜在的な不良箇所を引き起こす課題があった。
 同製品は,高強度の化学的結合を用いてスプリングを軸受に接続し,軸受とスプリングインシュレータを1つの部品として構成することで弱点を排除し,軸受形状の最適化により,2つの構成要素の確実な機械的接続を確保している。また,サスペンションシステムで必要とされる部品数を削減し,組み立てを簡略化することで総サスペンションコストを抑えた。スプリング部材に選定される材料は,アプリケーションの詳細な必須要件に合うように適応させることが可能で,幅広い材料オプションを用意している。(’16 12/14)

SKF,鉄道メンテナンスのワイヤレスネットワークを確立

 SKFは,近年鉄道セクターで関心が高まりつつある状態監視型メンテナンスにおいて,ワイヤレスネットワークを確立したと発表した。
 鉄道セクターでは近年,輸送業の多くの領域と同様,安全・信頼性の向上,メンテナンスの削減が推し進められるのに伴い,状態管理型メンテナンスへの関心が高まりつつある。鉄道セクターで状態監視技術を適用するには,センサーを取り付けるために複雑なネットワークと追加の配線が必要となり,ケーブルを取り付けるために高額な費用を要するうえ,日常的なメンテナンスの手間が増えて複雑になる要因となることが課題となっている。
 SKFのエンジニアチームは,これらの課題を解決し,デザイン,取り付け,メンテナンスを大幅に簡素化,低電力のワイヤレス通信を使用してセンサーのネットワークを運用する方法を発表した。同チームは,アンテナに板状逆Fアンテナ(PIFA)と呼ばれる構造を選択。アンテナ要素がプリント基板(PCB)の上に構築されており,導電性素材で覆われたプリント基板が地板としての役割を果たす。プリント基板の反対側の面には,金属層を持つ誘電体基板が追加されており,この構造は物理的に頑丈で,あらゆる方向に送信を行う。また,比誘電率が非常に高い(εr=10.9)誘電材料を使用することで,アンテナのサイズを標準の鉄道軸箱に適する小ささに縮小することに成功した。軸箱内部に取り付けられた新しいアンテナの試験では,優れた性能を発揮し,現在市場で入手可能なデザインと比較した場合,その他の大きな金属体の周囲にあっても影響を受けにくいことが示された。同研究成果は,鉄道市場向けの次世代のIoT製品を開発するにあたって,極めて貴重な価値を持つとされる。SKFの鉄道エンジニアリングマネージャーのMario Rossi氏は「革新的なネットワークとアンテナを設計することが,鉄道車両向けの新世代ワイヤレス状態監視システムへの道を開く」と述べている。(’16 11/22)

SKF,新型グリースガン「Lincoln PowerLuber」を発表

Lincoln PowerLuber-SKF SKFは,12ボルトリチウムイオンバッテリー駆動式の新型グリースガン「Lincoln PowerLuber(リンカーンパワールーバー)」を発表した。
 同製品は,最大出力で効率的に給脂できるように12ボルトのリチウムイオン電池を採用しており,最大551 barでグリースを送ることが可能。ユーザーの利便性を高めるため,3点式ベースでツールを直立状態に保ち,モーターに汚れや破片が入り込むのを防ぐ。人間工学に基づいた軽量設計により,作業者の疲労を軽減し,狭いエリアへの容易なアクセスを可能にする。また,新型デュアルリップフォロワーによりカートリッジ供給もしくは直接充填することができるほか,作業場を明るく照らすLEDライトを内蔵。ホースホルダーとチューブガイド付きで,安全なホースの保管とグリースバレルの容易なねじ切り作業が行える。農業,自動車,建設,全般的な保守作業と一般産業アプリケーションに適している。(’16 11/16)

SKF,弾性支持台「ヴィブラコンキット」を発売

弾性支持台「ヴィブラコンキット」-SKF SKFは,2016年9月6日~9日にドイツ・ハンブルグで開催された国際的な海洋見本市「SMM 2016」にて,清潔で耐久性の高いアライメント作業を実現する弾性支持台として新しい「ヴィブラコンキット」を発表した。
 各キットには,SKFヴィブラコンチョック,アダプタプレート,SKF球面ワッシャ,調整工具,基盤ボルト,ナット,ジャックボルト,ロックボルトを含めた,1つの弾性支持台として必要な部品がすべて含まれている。弾性支持台メーカーの設置要求に準拠し,機械加工鋼板の溶接やエポキシ樹脂のような従来のチョッキング方法とは異なり,時間をかけずに傾斜・角度調節を行うことが可能。また,溶接作業による高温や煙,あるいは樹脂に関連して生じる問題や廃棄物が排除されるため,従来のチョッキング作業に比べてはるかに清潔で,環境への影響を低減できる。海運業界においてエンジン,発電機,スキッドなどの下に設置する弾性支持台として素早く簡単に使用できる。(’16 10/5)

SKF,風力発電の保守サポートシステム・アプリ「SKF Enlight」を開発

SKF,風力発電の保守サポートシステム・アプリ「SKF Enlight」を開発 SKFは,モバイルおよびクラウドを使ったデータ収集,分析,サポートシステム・アプリ「SKF Enlight」を開発した。同システムは,一般的なモバイル端末で動作し,iOSやAndroidアプリの直感的な使いやすさと特定のワークフローや広範な情報源およびセンサからのデータ収集機能を組み合わせたもの。データ収集アプリがSKFクラウドにワイヤレス接続され,すべての検査データをアップロードし,調査・分析のために安全に保存される。
 風力発電事業者は,これまで紙を用いていた保守作業をオンラインで行うことができ,検査効率の向上,保守費用の削減が可能になるだけでなく,タービンの性能に関する豊富なデータ収集をリアルタイムに行うことができる。(’16 4/6)