東芝 京浜事業所の機械状態監視診断技術者(振動) 訓練 | ジュンツウネット21

株式会社東芝 京浜事業所では,事業のグローバル化への対応と品質向上を図るため,設立当初から技術者の育成に力を入れている。一般社団法人日本機械学会主催のISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」資格認証事業に対しても充実した設備と質の高い講師陣により,2004年の事業開始当初から教育訓練を開催し,多くの資格認証者を輩出している。

1. 会社概要

株式会社東芝 京浜事業所は1925年,横浜市鶴見区に芝浦製作所鶴見工場として設立し,1961年石川島芝浦タービン(株)との合併を経て,1979年に現事業所として発足し,今日に至っている。2014年には事業所内に最新鋭の「グローバルエンジニアリング・製造センター」が稼働し,同社発電システム事業のグローバル展開を加速させている。2015年には設立90周年を迎える,歴史あるモノづくりの中核工場である。

同事業所は,同社の発電システム事業の主要製造拠点として,発電機,水車,熱交換器,原子力機器,核融合開発機器,ヘルスケア機器などの製造・組立を担う「本工場」と,蒸気タービンの製造・組立,ガスタービンのメンテナンス・改良保全を専門とする「タービン工場」を中心に構成されている。高効率化でCO2排出量削減につなげる火力発電システム,発電時にCO2を排出しない原子力発電システム,自然エネルギーを有効活用する水力発電システムや地熱発電システムを開発し,設計・製造・組立・据付・試運転・保守に至るまで製品ライフサイクルのすべてに一貫して携わり,「エネルギーの安定供給」と「より良い地球環境の実現」に向けて貢献している。

同社では,1977年に「エンジニアリングスクール」を開校し,電力システム機器を納入した顧客に対して,製品の構造や最適な保守方法を伝授している。2004年には海外顧客向けのコースもスタートし,累計受講者数は2万人以上に達する等,顧客から高い評価を得ている。技術者の技術レベルの品質管理を目的に資格認証制度として構築した,ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」認証事業に対しても,2004年の事業開始当初から教育訓練を開催し,多くの資格認証者を輩出している。

2. トレーニングの内容と特長

同事業所は製品ライフサイクルのすべてに一貫して携わり,火力・水力・原子力発電所などで使用される大型回転機械に関する技術力が非常に高い。前述した「エンジニアリングスクール」は同事業所内に設置・運営されており,タービン・発電機・電動機等の大型回転機械に対する製品知識やメンテナンス方法に関して最新技術も織り込んだ教育を,顧客,特に発電設備に携わる技術者を対象に実施している。振動診断技術に関しても,各種製品の教育カリキュラムの中で,実機にて発生する振動とその原因・対策まで,一貫した教育を実施している。

このような背景の下,ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」認証事業に対しても,その充実した「エンジニアリングスクール」の設備と,技術開発担当およびフィールドサービス担当のエキスパートを中心とした質の高い講師陣による,教育訓練を2004年の事業開始当初から開催している。同教育訓練は,認証試験に合格することのみを目的としたものではなく,座学で実機にて発生する振動の原因・対策までを理解するとともに,実習により即戦力の技術者となることを目指したトレーニングとなっている。

同事業所での教育訓練のポイントを以下にまとめる。

  • 発電設備,特にタービン・発電機・電動機等の大型回転機械の振動診断に関する高い技術力
  • 講師陣は,技術開発担当およびフィールドサービス担当のエキスパートを選任しており,ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」資格認証のカテゴリIV取得者5名を含み,質が高い
  • 総合電機メーカの特徴を生かした,各種製品技術者による充実した講義を実現
  • 振動診断技術を理論的に解説し,受講者の知識をさらに深耕
  • 理論だけでなく,製品技術と講師の経験・実務面でのノウハウも加味した講義内容
  • テストベンチによる固有振動数計測,ロータバランス実習を少人数で実施(教育訓練カテゴリII)
  • 教育訓練と認証試験は同じ会場で実施
訓練の実習風景
訓練の実習風景
訓練時の講習風景
訓練時の講習風景

3. 今後のスケジュール

2007年に,(一社)日本電気協会電気技術指針JEAG 4221-2007「原子力発電所の設備診断に関する技術指針―回転機械振動診断技術」が制定された。本指針では,発電設備に携わる振動診断技術者の資質に対する要求事項に,回転機械の振動評価者の力量要件として,ISO18436-2準拠「機械状態監視診断技術者(振動)」資格認証のカテゴリII取得の推奨が明記され,本教育訓練の重要性が認識された。同事業所の教育訓練も今後,同社の発電システム事業の主要製造拠点としての特徴を生かし,継続的に実施していく予定とのことである。

<2015年度訓練実施要領>

【第1回】

  • カテゴリII (6日間)
     2015年6月16日(火)~19日(金),6月25日(木)~26日(金)
  • カテゴリIII (6日間)
     2015年6月9日(火)~12日(金),6月25日(木)~26日(金)
  • 開催場所:(株)東芝 京浜事業所

【第2回】

  • カテゴリII (6日間)
     2015年11月10日(火)~13日(金),11月19日(木)~20日(金)
  • 開催場所:(株)東芝 京浜事業所

<お申し込み・お問い合わせ先>
 〒230-0045 横浜市鶴見区末広町2-4
 (株)東芝 京浜事業所
 プロセスイノベーション推進部 技術企画担当
 TEL 045-510-6223  FAX 045-505-6232
 E-Mail shindan@keihin.toshiba.co.jp
 URL http://www3.toshiba.co.jp/power/school/keihin

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