トライボテックス

トライボテックス | トライボ診断,コンサルティング業務

トライボテックス は,トライボ診断(潤滑油診断) ,コンサルティング業務 ,ISO18436-4準拠「機械状態監視診断技術者(トライボロジー)」資格取得のための訓練コースを行っています。

icon-building 会社名トライボテックス株式会社
icon-building-o 英文会社名TRIBOTEX Co., Ltd.
icon-bars 所属団体日本機械学会・日本トライボロジー学会・メンテナンストライボロジー研究会・日本保全学会・日本設備管理学会・金属学会・日本電気協会・日本プラントメンテナンス協会・火力原子力協会・日本風力エネルギー協会・日本鉄道車両機械技術協会・自動車技術会・中部電気保安協会・TEMCO安全協力会
icon-flag 代表者代表取締役社長  川畑 雅彦
icon-list 住所474-0052
愛知県大府市長草町山口45-7
icon-phone お問合せ電話 0562-48-1148
FAX 0562-48-1876
icon-home ホームページhttp://www.tribo.co.jp/
envelope メールcustomer-hp@tribo.co.jp
graduation-cap 設立1985(昭和60)年11月6日
icon-inbox 資本金3,000万円
icon-users 従業員数30名

アクセス

事業内容

  • トライボ診断(潤滑油診断)
    機械の潤滑状態および油の劣化や汚染状態の分析・評価・診断・対策立案
  • 状態監視用センサーシステムの研究,開発
  • 高性能油濾過装置の設計,製造,販売
  • コンサルティング業務
    潤滑油管理全般,保全計画や対策工事など
  • ISO18436-4 準拠「機械状態監視診断技術者(トライボロジー)」資格取得のための訓練コースの実施

会社の特色

 当社は「機械設備のホームドクター」として発電設備をはじめとする各種機械設備の状態診断サービスを提供しています。状態診断サービスの主力商品となる「トライボ診断」は,機械設備で使用されている潤滑剤自体の性状の評価に加え,その潤滑部で発生した摩耗粒子や潤滑剤中の粒子などを分析して対象部位の潤滑状態を診断する技術です。

 「トライボ診断」は,電力各社を中心に,船舶・航空・鉄道・鉄鋼・機械・自動車・化学プラント・食品・上下水道・土木など様々な業界で幅広く活用されており,創業以来およそ25年間で培った診断実績は50,000件を超える程になっています。当社は豊富な経験と知識に基づいた最適な潤滑管理を実現します。

<沿革>
1981年(昭和56年) 創業
1985年(昭和60年) トライボテックス株式会社 設立
1988年(昭和63年) 関東出張所開設
1990年(平成 2年) 本社新社屋完成
1993年(平成 5年) 長野出張所開設
1998年(平成10年) 関東出張所を関東営業所へ改称
  国際品質保証規格ISO9001認証取得
2000年(平成12年) 横浜営業所開設
2006年(平成18年) 長野出張所を関東営業所と統合
2009年(平成21年) ISO18436-4準拠「機械状態監視診断技術者(トライボロジー)」の訓練機関として認定
2013年(平成25年) 西日本営業所開設
2023年(令和 5年) トライボロジーサービスセンター(TSC)を新設

問い合わせ

  • 本社:〒474-0052 愛知県大府市長草町山口45-7
     TEL 0562-48-1148(代)  FAX 0562-48-1876
  • 西日本営業所:〒745-0074 山口県周南市今宿町3-13
     TEL 0834-32-7475  FAX 0834-32-7475

事業展開ネットワーク

<代理店>

  • (有)北海システム:〒069-0835 北海道江別市文京台南町25-2
     TEL 011-386-4427  FAX 011-386-4278
  • 沖縄プラント工業(株):〒901-2131 沖縄県浦添市牧港4-11-3(おきでん牧港ビル)
     TEL 098-874-5386  FAX 098-874-5378

主要設備

 

メッセージ

トライボ診断でメンテナンスコストの削減を!
 大切な設備の分解点検周期の延伸や傾向管理に,設備の状態を非分解で把握出来るトライボ診断をご活用下さい。

事業紹介

1. トライボ診断(潤滑油診断)

トライボ診断の主要試験項目
分析項目 分析目的
粘度 1.潤滑油の劣化
2.異種油混合の有無
3.潤滑特性
水分 水分量の測定
酸価 油中酸成分の測定
計数汚染度 油中粒子の数をサイズ毎に計測
質量汚染度 油中の不溶性汚染物の質量を測定
光学顕微鏡写真 油中の汚染物を観察する
赤外線吸収スペクトル(IR) 1.有機物の同定・確認
2.酸化防止剤の残存量測定
3.酸化劣化物の測定
回転ボンベ式酸化安定度 潤滑油の残存寿命を測定
フェログラフィー 定量 摩耗の程度・過酷度を測定
分析 摩耗の原因・摩耗箇所を判定
油中金属濃度(SOAP-T) 油中の金属元素と濃度の精密分析
電子顕微鏡(SEM) 摩耗粒子・無機物(主に金属)等の形態を詳細に観察 
X線マイクロアナリシス(XMA)   摩耗粒子・無機物(主に金属)等の材質を判別

 ※記載のない分析項目も実施致します。

 トライボ診断は機械要素の潤滑状態の変化の兆候を早期に発見する状態監視技術です。軸受,ギア,摺動部などで発生した摩耗粒子を潤滑油中から検出し,その摩耗粒子の形態,サイズ,濃度,色,組成等から対象箇所の状態を把握します。それらを総合的に判断することで設備の劣化状態・摩耗部位の特定・余寿命の診断を行います。設備の最適な分解整備時期の把握・稼働率向上・メンテナンスコストの削減・異常兆候の早期発見など,CBMに欠かせない設備診断技術です。非分解・短時間で機器の状態を知ることができ,しかもトライボ診断実施のために設備を停止させる必要はありません。

 トライボ診断は潤滑状態の変化の兆候を早期に検出するだけでなく,対象設備の健全性の確認にも有効です。運転開始直後からトライボ診断を定期的に実施することにより,対象設備毎に状態変化のトレンドラインを引くことができます。つまり,傾向管理による効果的な保守コストの削減が可能となります。

 管理基準値を設定した対象設備は,劣化の兆候が見え始めた時点から,残りどの程度の運転時間で管理基準値に達するかを予測できます。トライボ診断は他の状態監視手法よりも早く劣化の傾向をとらえることが出来るため,余寿命期間の予測も早くなります。

トライボ診断の余寿命予測のイメージ

2. コンサルティング業務
 メンテナンスコスト削減に役立つ設備保全活動の企画,提案,実施を行います。

  • 機械設備で発生する事象の再現試験など研究シーズの提案,実施
  • 対象設備毎の管理基準値の設定
  • 潤滑管理のマニュアル作り
  • 設備機械の劣化状態に応じた対策立案

3. 簡易分析装置の設計・製造・販売
 豊富な分析実績や経験,実機や社内試験機で得られた知見を元に,現場での潤滑油管理に役立つ簡易分析装置の設計,製造,販売を行います。

<オンサイト分析装置シリーズ>

摩耗診断装置 WearMATE
摩耗診断装置 WearMATE
 ◇設備の摩耗状態を現場で評価
 ◇従来にはない可搬性と汎用性
 ◇摩耗診断時間を大幅に短縮
オンライン摩耗監視装置 ParticleMATE
オンライン摩耗監視装置 ParticleMATE
 ◇汚染状態をリアルタイムで監視
 ◇新たな計測方式を採用
 ◇オンライン・リモート監視が可能

4. 潤滑油の清浄度管理
 コンタミネーションコントロールに最適な高性能ろ過装置の設計・製造・販売,及びろ過作業を行います。

高性能油濾過装置 DFE-K
高性能油濾過装置 DFE-K
 ◆他にはない高精度フィルターを採用
  ◇浸透式フィルターだから高精度
  ◇0.3μm~の油中夾雑物が除去可能

 ◆オイルに混入した水分を除去
  ◇DFE-Kに使用されるエレメントは,水分のみを吸着し除去
  ◇パーセントオーダーで混入した水も除去可能

 ◆酸化劣化生成物(スラッジ等)の除去
  ◇設備の稼働効率を落とす劣化生成物(スラッジ等)を除去
  ◇スラッジに内包される酸化触媒も除去するため,油の酸化を抑制可能

5. ISO準拠資格訓練コース
 弊社はISO18436-4準拠「機械状態監視診断技術者(トライボロジー)」の訓練機関に認定されています。訓練コースの詳細は弊社ホームページよりご確認下さい。

ISO準拠資格訓練コース受講者数実績
カテゴリー I:累計約500名(2009年~2022年)
カテゴリー II:累計約80名(2010年~2022年)

資格取得のための訓練コースだけでなく,機械設備の維持管理に関する提案,企画,技術勉強会等,各種研修も実施しております。

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    最終更新日:2023年6月30日