MQLとはMinimal Quantity Lubricationの略で最小量潤滑のことです。MQLセミドライ加工は微量の切削油を加工点に塗布する新しい加工方法です。濃度管理・腐敗防止対策・クーラント液の処理費用削減,微量の油剤を使用するためクーラントが不要,油での汚れやベタつきが改善などのメリットがあります。下記のボタンから使用目的別に製品の一覧を切替えられます。
ご利用上の注意
MQL装置外部給油方式とは・・・工具の外側からノズルを使用して油剤を塗布する方法で,安定したミスト供給が可能です。
MQL装置内部給油方式とは・・・工具の内部から油剤を塗布する方法です。オイルホール搭載の工具を使用し,既存のクーラントラインや配管設備を使用できます。
MQL用油剤・・・MQLセミドライ加工には、それに適したMQL用油剤があります。
MQL装置内部給油
- マシニングセンタ/内部
- NC旋盤/内部
- 汎用機/内部
- ブローチ加工/内部
- 専用機/内部
上記のボタンからMQL装置内部給油のタイプを選択できます。
MQL用油剤
- 鉄系
- 非鉄系
- その他 (プレス用,マルチファクション他)
上記のボタンからMQL用油剤のタイプを選択できます。
MQLとは・・・Minimal Quantity Lubrication(最少量潤滑)の略。微量の切削油を加工点に塗布する新しい加工方法です。
MQL導入の大きなメリット
1.トータルコストの削減
- 油剤のコスト削減(濃度管理・腐敗防止対策・クーラント液の処理費用削減)
- 工具寿命の延命化
- 洗浄工程の簡素化
- 使用電力費の削減(循環用ポンプが不要)
2.作業環境の改善
- 微量の油剤を使用するため,クーラントが不要。油での汚れやベタつきが改善
- 火災のおそれがなくなる
- 切削油剤からのダイオキシン等の問題を解決
3.生産性の向上
- 機械トラブルの減少
- 回転数や送り速度などの増大が可能
- 表面粗さ,加工精度の向上