表面改質ガイド

表面改質ガイド | ジュンツウネット21

当コンテンツでは,表面処理と潤滑被膜としての乾性被膜潤滑剤やDLC,PVD,CVDなどコーティング技術の紹介をしております。
また,表面改質技術に関連するコーティング装置製造・販売,コーティング受託サービスの取り扱いメーカーを一覧紹介しています。
ご利用上の注意

表面改質方法の分類

  • 熱処理―表面焼入れ,浸炭処理,窒化処理,拡散浸透処理
  • コーティング―湿式法,乾式法,塗布法
  • 機械的処理―ショットピーニング
  • テクスチャリング  等が主なもの

コーティング装置

CVD

  • 化学蒸着法。金属塩の蒸気をガス流に乗せて,加熱された基材上に供給し,その化学分解,ガス成分とその反応によって膜として析出する方法。工具金属などに,TiC,TiN,などをコーティング。

CVD

PVD

  • 物理蒸着法。低圧容器中で金属蒸気またはそれと雰囲気ガスの反応物を基材上に蒸着させる方法。イオンプレーティング,スパッタリング,真空蒸着などの方法があり,ドライプレーディングともいわれる。

PVD

DLC

  • ダイヤモンドライクカーボン膜。低摩擦で耐摩耗性がある。

DLC

溶射

  • 溶解された材料の小さい粒を高速で,被加工物表面に衝突たい積させる被覆法。プラズマアーク,レーザ,電気アークなど。

溶射

ガスデポ

  • ガスデポジション。超微粉をヘリウムなどの不活性なガスにより減圧下で材料表面に吹き付け,被膜を形成する方法。

固体潤滑コーティング

  • 乾性被膜潤滑剤,固体被膜潤滑剤とも呼ばれている。すべり面に潤滑被膜用として用いられる材料。一般的には,固体潤滑剤,結合剤,分散剤および希釈溶剤などの成分によって構成される。

乾性被膜潤滑剤

  • 乾性被膜剤とは,結合剤を用いて固体潤滑剤を摩擦面に被膜形成される乾いた潤滑剤。
  • 潤滑性(耐荷重性,摩擦係数,摩擦寿命等),使用温度範囲(耐熱性,耐寒性),防錆性,耐油性,耐薬品性等から要求項目にあった製品を選択することが必要。

乾性被膜に求められる機能

乾性被膜の対象

用途別コーティング受託サービス

加工工具
成形金型
自動車用部品・部材
機械用部品・部材
精密機械用部品・部材
その他

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○ナノコート・ティーエス
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○パーカー熱処理工業
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WPC処理は摩擦摩耗特性を向上させる表面改質技術
http://www.fujiwpc.co.jp/

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固体潤滑剤“デフリック”の製造販売
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最終更新日:2023年11月30日