トライボ診断概要
トライボ診断の主要試験項目
※記載のない分析項目も実施致します。 |
トライボ診断は機械要素の潤滑状態の変化の兆候を早期に発見する状態監視技術。軸受,ギア,摺動部などで発生した摩耗粒子を潤滑油中から検出し,その摩耗粒子の形態,サイズ,濃度,色,組成等から対象箇所の状態を把握する。それらを総合的に判断することで設備の劣化状態・摩耗部位の特定・余寿命の診断を行う。設備の最適な分解整備時期の把握・稼働率向上・メンテナンスコストの削減・異常兆候の早期発見など,CBMに欠かせない設備診断技術である。非分解・短時間で機器の状態を知ることができ,しかもトライボ診断実施のために設備を停止させる必要はない。
トライボ診断は潤滑状態の変化の兆候を早期に検出するだけでなく,対象設備の健全性の確認にも有効ある。運転開始直後からトライボ診断を定期的に実施することにより,対象設備毎に状態変化のトレンドラインを引くことができる。つまり,傾向管理による効果的な保守コストの削減が可能となる。
管理基準値を設定した対象設備は,劣化の兆候が見え始めた時点から,残りどの程度の運転時間で管理基準値に達するかを予測できる。トライボ診断は他の状態監視手法よりも早く劣化の傾向をとらえることが出来るため,余寿命期間の予測も早くなる。
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