トライボ診断 | 潤滑油診断 | トライボテックス

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トライボ診断概要

トライボ診断の主要試験項目
分析項目 分析目的
粘度 1.潤滑油の劣化
2.異種油混合の有無
3.潤滑特性
水分 水分量の測定
酸価 油中酸成分の測定
計数汚染度 油中粒子の数をサイズ毎に計測
質量汚染度 油中の不溶性汚染物の質量を測定
光学顕微鏡写真 油中の汚染物を観察する
赤外線吸収スペクトル(IR) 1.有機物の同定・確認
2.酸化防止剤の残存量測定
3.酸化劣化物の測定
回転ボンベ式酸化安定度 潤滑油の残存寿命を測定
フェログラフィー 定量 摩耗の程度・過酷度を測定
分析 摩耗の原因・摩耗箇所を判定
油中金属濃度(SOAP-T) 油中の金属元素と濃度の精密分析
電子顕微鏡(SEM) 摩耗粒子・無機物(主に金属)等の形態を詳細に観察
X線マイクロアナリシス(XMA) 摩耗粒子・無機物(主に金属)等の材質を判別

※記載のない分析項目も実施致します。

 

トライボ診断は機械要素の潤滑状態の変化の兆候を早期に発見する状態監視技術。軸受,ギア,摺動部などで発生した摩耗粒子を潤滑油中から検出し,そ の摩耗粒子の形態,サイズ,濃度,色,組成等から対象箇所の状態を把握する。それらを総合的に判断することで設備の劣化状態・摩耗部位の特定・余寿命の診 断を行う。設備の最適な分解整備時期の把握・稼働率向上・メンテナンスコストの削減・異常兆候の早期発見など,CBMに欠かせない設備診断技術である。非 分解・短時間で機器の状態を知ることができ,しかもトライボ診断実施のために設備を停止させる必要はない。

トライボ診断は潤滑状態の変化の兆候を早期に検出するだけでなく,対象設備の健全性の確認にも有効ある。運転開始直後からトライボ診断を定期的に実 施することにより,対象設備毎に状態変化のトレンドラインを引くことができる。つまり,傾向管理による効果的な保守コストの削減が可能となる。
 
管理基準値を設定した対象設備は,劣化の兆候が見え始めた時点から,残りどの程度の運転時間で管理基準値に達するかを予測できる。トライボ診断は他の状態監視手法よりも早く劣化の傾向をとらえることが出来るため,余寿命期間の予測も早くなる。

トライボ診断の余寿命予測のイメージ


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    FAX 0562-48-1876
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    最終更新日:2022年1月21日