参考 JIS B 6016-1(工作機械-潤滑指示図の表示方法)に規定する工作機械用潤滑剤の種類 | 工作機械メンテナンスBOX | ジュンツウネット21

歯車潤滑油:CKBタイプ

用途中荷重密閉歯車

特性酸化安定性をもつ精製鉱油

 歯車潤滑油 記号 CKB32* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32.0
最小値28.8
最大値35.2

 歯車潤滑油 記号 CKB68* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値68
最小値61.2
最大値74.8

 歯車潤滑油 記号 CKB100 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値100
最小値90.0
最大値110

 歯車潤滑油 記号 CKB150 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値150
最小値135
最大値165

歯車潤滑油:CKCタイプ

用途高荷重密閉歯車

特性CKBタイプに極圧性を付加した精製鉱油

 歯車潤滑油 記号 CKC100 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値100
最小値90.0
最大値110

 歯車潤滑油 記号 CKC150* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値150
最小値135
最大値165

 歯車潤滑油 記号 CKC220 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値220
最小値198
最大値242

 歯車潤滑油 記号 CKC320* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値320
最小値288
最大値352

 歯車潤滑油 記号 CKC460 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値460
最小値414
最大値506

 歯車潤滑油 記号 [CKC680] 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値680
最小値612
最大値748

軸受潤滑油:FCタイプ

用途主軸,軸受及びクラッチ

特性酸化安定性及び防せい性をもつ精製鉱油

 軸受潤滑油 記号 FC2 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値2.2
最小値1.98
最大値2.42

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FC5 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値4.6
最小値4.14
最大値5.06

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FC10 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値10
最小値9.00
最大値11.0

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FC22 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値22
最小値19.8
最大値24.2

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 [FC32] 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

軸受潤滑油:FDタイプ

用途主軸,軸受及びクラッチ

特性FCタイプに耐摩耗性を付加した精製鉱油

 軸受潤滑油 記号 FD2 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値2.2
最小値1.98
最大値2.42

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FD5 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値4.6
最小値4.14
最大値5.06

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FD10* 

記号 動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値10
最小値9.00
最大値11.0

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 FD22* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値22
最小値19.8
最大値24.2

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

 軸受潤滑油 記号 [FD32] 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

<備考>
軸受には平軸受及び転がり軸受を含む。耐摩耗性を含まない油を必要とするクラッチに使用する場合。
軸受潤滑油は,ミスト用としても使用することができる。

滑り面潤滑油

用途滑り面

特性油性,付着性及びスティックスリップ防止性をもつ精製鉱油

 滑り面潤滑油 記号 G32 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

 滑り面潤滑油 記号 G68* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値68
最小値61.2
最大値74.8

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

 滑り面潤滑油 記号 G100 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値100
最小値90.0
最大値110

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

 滑り面潤滑油 記号 G150 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値150
最小値135
最大値165

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

 滑り面潤滑油 記号 G220* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値220
最小値198
最大値242

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

 滑り面潤滑油 記号 [G320] 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値320
最小値288
最大値352

<備考>
親ねじ,送りねじ,カムなど間欠運動をするクラッチや軽負荷ウォーム歯車のような全ての滑り部品に使用できる。

油圧作動油:HLタイプ

用途油圧装置

特性酸化安定性及び防せい性をもつ精製鉱油

 油圧作動油 記号 HL32 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

 油圧作動油 記号 HL46 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値46
最小値41.4
最大値50.6

 油圧作動油 記号 HL68 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値68
最小値61.2
最大値74.8

油圧作動油:HMタイプ

用途油圧装置

特性HLタイプに耐摩耗性を付加した精製鉱油

 油圧作動油 記号 HM15 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値15
最小値13.5
最大値16.5

 油圧作動油 記号 [HM22] 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値22
最小値19.8
最大値24.2

 油圧作動油 記号 HM32* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

 油圧作動油 記号 HM46* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値46
最小値41.4
最大値50.6

 油圧作動油 記号 HM68* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値68
最小値61.2
最大値74.8

油圧作動油:HGタイプ

用途油圧,滑り面兼用

特性HMタイプにスティックスリップ防止性を付加した精製鉱油

 油圧作動油 記号 HG32* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値32
最小値28.8
最大値35.2

 油圧作動油 記号 HG68* 

<参考>動粘度 mm2/s(40℃のとき)
中心値68
最小値61.2
最大値74.8

グリース

特性酸化安定性及び防せい性をもつグリース

 グリース 記号 XBCEA00 

<参考>ちょう度(25℃のとき)
ちょう度400~430

<備考>
XBCEA00,XBCEA0及びXBCEA1:集中潤滑
XBCEA2及びXBCEA3:グリースガン及びカップ潤滑
グリースはリチウム系石けんグリースが望ましい。

 グリース 記号 XBCEA0 

<参考>ちょう度(25℃のとき)
ちょう度355~385

<備考>
XBCEA00,XBCEA0及びXBCEA1:集中潤滑
XBCEA2及びXBCEA3:グリースガン及びカップ潤滑
グリースはリチウム系石けんグリースが望ましい。

 グリース 記号 XBCEA1* 

<参考>ちょう度(25℃のとき)
ちょう度310~340

<備考>
XBCEA00,XBCEA0及びXBCEA1:集中潤滑
XBCEA2及びXBCEA3:グリースガン及びカップ潤滑
グリースはリチウム系石けんグリースが望ましい。

 グリース 記号 XBCEA2* 

<参考>ちょう度(25℃のとき)
ちょう度265~295

<備考>
XBCEA00,XBCEA0及びXBCEA1:集中潤滑
XBCEA2及びXBCEA3:グリースガン及びカップ潤滑
グリースはリチウム系石けんグリースが望ましい。

 グリース 記号 XBCEA3* 

<参考>ちょう度(25℃のとき)
ちょう度220~250

<備考>
XBCEA00,XBCEA0及びXBCEA1:集中潤滑
XBCEA2及びXBCEA3:グリースガン及びカップ潤滑
グリースはリチウム系石けんグリースが望ましい。

備考

  1. 記号の中で * 付きのものは,ISO / TR 3498で工作機械用として推奨しているものである。また,[ ]を施してあるものは,ISO / TR 3498にはないものである。
  2. 記号の文字(アルファベット)に続く数値は,JIS K 2001(工業用潤滑油粘度分類) に規定する粘度グレード(VG)による。グリースの場合の数字は,アメリカ合衆国のNLGI(National Lubricating Grease Institute)の,ちょう度番号を示す。
最終更新日:2019年7月24日