日鉄ケミカル&マテリアルは,独自の素材,科学合成技術を活かして,優れた工業用潤滑油,高性能潤滑剤を開発すると共に,潤滑剤の分析技術,評価技術を蓄積し,潤滑診断システムの確立を図ってきました。
2018年10月1日に,新日鉄住金化学(株)と新日鉄住金マテリアルズ(株)が経営統合し,発足しました。
icon-building 会社名 | 日鉄ケミカル&マテリアル株式会社 |
icon-building-o 英文会社名 | NIPPON STEEL Chemical & Material Co., Ltd. |
icon-bars 所属団体 | 潤滑油協会,日本トライボロジー学会(グリース研究会,シール研究会),石油学会 |
icon-flag 代表者 | 代表取締役社長 太田 克彦 |
icon-list 住所 | 476-0015 愛知県東海市東海町5-3 |
icon-phone お問合せ | 電話 052-601-3966 FAX 052-601-4020 |
icon-home ホームページ | 日鉄ケミカル&マテリアルHP 潤滑診断(PDF) |
envelope メール | |
graduation-cap 設立 | 1956年10月 |
icon-inbox 資本金 | 50億円 |
icon-users 従業員数 | 約3,200名(連結) |
アクセス
事業内容
- 潤滑油販売
日本製鉄のフィールドを活用して開発された各種高性能潤滑材を販売 - 潤滑診断業務
潤滑材からご使用の設備機械の摩耗状態を診断致します - 委託分析業務
各種シミュレータ装置及び潤滑性能試験機を活用してあなたに変わって評価致します。潤滑油選定の際に非常に便利です - 特殊潤滑油開発業務
お客様の仕様にあった潤滑油を開発致します。多少にかかわらずご相談下さい - 潤滑材技術者の育成コース(教育)
現場で実務を担当されるかたから管理者までを対象として,教育コースを設けています。実際に分析をしながら潤滑材分析の意義を学んで頂きます - その他
全国に駐在する担当者が迅速に対応致します
会社の特色
<潤滑診断業務>
- 性状分析:各種潤滑油性状分析
- 摩耗診断:フェログラフィ分析を中心に現在の機械の摩耗状態を診断
- 軸受診断:使用後軸受を解析し,故障原因を究明
- 材料診断:軸受などの破壊原因調査
- トランス油分析:絶縁油のガス分析を実施し,トランスの劣化状態を調査
- その他分析
*診断は総合的に実施します
<委託業務>
- 委託分析:潤滑材の選定に際しての比較評価など
- 特殊潤滑材の開発:多少にかかわらずご要望の潤滑材を開発致します
- 教育:当社の潤滑材に関するノウハウを現場の方々へフィードバック致します
問い合わせ
本社:〒103-0027 東京都中央区日本橋1-13-1 日鉄日本橋ビル TEL 03-3510-0329 FAX 03-3510-1188
主要設備
潤滑油・グリース・絶縁油等石油製品の分析・評価を迅速かつ正確に行います。RoHS分析とPCB分析も実施しています。
<主要分析試験項目・機器>
- 潤滑油一般性状関連
密度,動粘度,粘度指数,色相,全酸価,全塩基価,アルカリ価,初期pH,けん化価,アニリン点,引火点(開放式),引火点(密閉式),燃焼点,流動点,曇り点,表面張力,残留炭素,硫酸灰分,不溶解分各種,沈殿価,汚染度(ハイアック法),汚染度(ルーゼックス法),汚染度(コンタミキット),汚染度(ミリポア重量),n-ヘキサン抽出油分,水分,屈折率,その他
- 潤滑油特性試験関連
銅板腐食試験,錆止め性能試験,湿潤試験,見かけ粘度(B型),抗乳化性試験,放気性試験,ろ過特性試験,ゴム膨潤試験,低温粘度測定試験 MRV ブルックフィールド粘度,酸化安定度試験,酸化安定度試験,酸化安定度試験,熱安定性試験,回転ボンベ゙:RBOT,タービン油用:TOST,内燃機関用:ISOT,シンシナチィ・ミラクロン法,パネルコーキング試験,泡立ち性試験,加水分解安定性試験,その他
- グリース一般性状・特性試験関連
ちょう度,簡易ちょう度,全酸価,水分,滴点,離油度,遠心離油度,油分量,銅チューブ加熱試験,水洗耐水度試験,ウォータースプレー試験,酸化安定度試験,混和安定度試験,ロール安定度試験,ASTM軸受寿命試験,その他
- 潤滑特性試験関連
曽田式四球試験,高速シェル四球試験,チムケン試験,ファレックス試験,曽田式振り子試験,ユニスチール試験,四円筒疲労試験,IAE歯車試験,ファフニール摩擦試験,油圧作動流体ポンプ試験,往復動摩擦摩耗試験,鈴木式摩擦摩耗試験
- 電気絶縁油関連
油中ガス分析,絶縁破壊電圧,水分,全酸価,色相,体積抵抗率,誘電正接,フルフラール分析,PCB分析
- 機器分析・その他
フェログラフィー分析,発光分光分析(ICP),原子吸光分析,蛍光X線分析,EPMA,赤外吸収分光分析(顕微鏡付),熱重量分析(TG),粉末X線回折分析,塩素分測定,硫黄分測定,走査型電子顕微鏡,金属顕微鏡,高速液体クロマトグラフ,GPC(分子量分布),ガスクロマトグラフ(各種),硬度計,表面粗さ計,その他
- シミュレータ試験機
すべり軸受シミュレータ(油用),ころがり軸受シミュレータ(高荷重・低速),すべり潤滑シミュレータ(グリース)
- その他試験・分析評価の実績
樹脂関係(1/4楕円法,耐油試験,引張試験など),ゴム関係(ゴム硬度,耐油試験など),腐食分析,金属材料組成分析など,軸受診断
メッセージ
日鉄ケミカル&マテリアルは,独自の素材,科学合成技術を活かして,優れた工業用潤滑油,高性能潤滑剤を開発すると共に,潤滑剤の分析技術,評価技術を蓄積し,潤滑診断システムの確立を図ってきました。
また,日本製鉄では膨大なデータと高度な保全技術を基に,油量低減や油の性状劣化管理から一歩進め,潤滑系診断やフェログラフィーを用いた潤滑診断技術,高性能潤滑剤を開発し,潤滑装置の信頼性向上やメンテナンスコストの低減,省エネルギーに大きな成果を上げています。
日鉄ケミカル&マテリアルは,自社と日本製鉄の技術を総合して,幅広い潤滑材事業を行い,皆様に御愛願頂いてきました。
その一つ,日鉄ケミカル&マテリアルの「トライボセンター」は,優れた実績と最新の技術で,皆様方の「総合潤滑診断」をお引き受けし,皆様に,大きな経済効果をお約束します。
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