三菱重工業 | LH250 高精度門型マシニングセンタ | 工作機械メンテナンスBOX | ジュンツウネット21

三菱重工業 LH250 高精度門型マシニングセンタの潤滑個所と適油方法などがわかるメンテナンスガイドです。給油表をみると潤滑個所ごとの給油方法、交換、点検、補給等がわかります。給油表に潤滑個所の指定油、推奨油、相当油などがまとめてあります。適油のメンテナンスガイドとしてご利用ください。

給油表,適油表とは
潤滑箇所ごとのメンテナンスガイドを下記の給油表に記載してあります。この表中に適油記号を記載してあります。
適油記号ごとに潤滑剤メーカーが提供する潤滑油剤を適油表にまとめてあります。

 icon-table 給油表

(1)主軸冷却ユニット 注1

油量(L)120L
給油方法
交換・点検・補給1回/年
指定粘度
JIS B-6016FD 2

(2)潤滑ユニット

油量(L)15L
給油方法
交換・点検・補給1回/260時間
指定粘度
JIS B-6016G 68

(3)エアブースタ 注3

油量(L)
給油方法
交換・点検・補給
指定粘度
JIS B-6016HM 15

注1 )主軸冷却ユニットの古い油を新しい油に交換した場合,1時間は運転準備を入れて主軸冷却ユニット内の新しい油を循環させる必要があります。その後,主軸冷却油吐出配管経路に
設置しているラインフィルタのエレメントを取扱説明書に従って交換してください。
ラインフィルタのエレメントを交換しないとフィルタ目詰まりでアラーム停止する可能性があります。
注2 ) 主軸冷却装置および潤滑ユニットは,指定油以外の油を使用すると機械の精度の悪化,故障の原因となります。必ず指定油を使用してください。
注3 ) エアーブースターはメンテナンスフリーです。
注4 ) 油質の異なるものは使用しないでください。また,量が多すぎても悪い影響を与えることがありますので指定量を守ってください。
注5 ) 給油時ごみ等の異物が混入しないよう給油口は前もって清掃しフィルタを正しくセットしてください。
注6 ) 給油する油は毎回新しいものを給油してください。古いものは給油しないでください。
注7 ) 納入時には各潤滑油がすでに入った状態で納入いたします。
注8 ) 油は現状タンク内に入っているものと同じものを使用してください。やむを得ず異なった油を使用する場合は,タンク内の油を全て抜いてから給油し,混入させないでください

icon-table 適油表

製品名のリンクをクリックすると詳細情報を参照できます。

適油記号 A
シェル
指定油

テトラオイル 2 SP

適油記号 B

適油記号 C
出光
相当油

ダフニースーパーハイドロWR15

シェル
相当油

テラスオイル15

モービル
相当油

モービルDTE15

最終更新日:2023年9月11日