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三円筒型ローラーピッチング試験機

等間隔に配置された3つの大ローラーと中心に配置されたピンが3点で転がり接触することにより，短時間でマイクロ・マクロピッチングを発生させる試験機。接触幅（標準は1mm幅）や，大ローラーと中心ピンの中心間距離が同じであれば試験片の直径を変更することも可能。
また，AC/DC電源を印加することで試験片間のインピーダンス&位相変化（AC），抵抗（DC）などの変化を検出できる

用途

• 転がり接触疲労の加速試験（マイクロ&マクロピッチング）
• 耐ピッチング性の評価

幅広い試験条件により，自動車，航空宇宙，潤滑油，鉄道，コーティング，タービン，EV車両，モーターなど様々なアプリケーションで使用できる

特長

1. 中心ピン試験片とリングで独立したモーターが回転方向，滑り速度，滑り率を自動制御
2. 中心ピンにかかるトルクを測定
3. ピッチング発生時は自動検出し試験を停止可能
4. 高機能ソフトウェアによる自由なプログラム性
5. パラメーターにより試験停止可能な安全設計（過昇温，摩擦力，摩耗量，他）

仕様

• 荷重：標準型2000N／高加重型5000N
• トルク：50Nm
• SRR転がり 0％～，すべり ±200％
• 滑り速度：5.5m/s（標準試験片の場合）
• 温度：160℃程度

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