粘度は,潤滑油の機能を支配している最も重要な性質で,流体の流れやすさである“ねばさ”,あるいは“さらさらさ”を数値で表わしたものです。粘度は,上部の板の面積A=1cm2を流体の油膜厚さh=1cmにおいて速度V=1cm/sで動かしたとき,その抵抗力が1dyne(1×10-5N)となるような流体の粘度が0.1パスカル・秒(Pa・s,0.1Pa・s=1ポアズ,g・cm-1・s-1)であると定義されます。これは絶対粘度と呼ばれ,通常はこの絶対粘度をその流体の密度で割り算した値が,動粘度として一般に使用されます。
- 島貿易が提供する USV高せん断粘度計 は,PCS社製の回転粘度計です。10^6 s^-1~10^7 s^-1,40℃~150℃の範囲を,全自動で粘度測定を行うことが可能な回転粘度計です。HTHS粘度計測をカバーしており,ASTM(D4741,D4683,D6616),CEC(L-36A-90)に準拠しています。
MiniVisc 3000シリーズ | ポータブル粘度計 | 三洋貿易
三洋貿易のMiniVisc 3000(ミニビスク3000)シリーズは, ポータブル粘度計 です。測定対象流体は潤滑油,クーラント液などです。最大700cSt@40℃を測定可能です。迅速分析でき,分析室の結果を待つ必要がありません。