トライボロジー用語」カテゴリーアーカイブ

流体潤滑とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

流体潤滑とは ,流体膜によって2面が完全に分離している潤滑状態を流体潤滑という。その流体膜に負荷を支える圧力を生じさせるのに動圧型と静圧型とがある。前者は2面の相対運動によって圧力を発生させるもので,それにはくさび膜効果とスクィーズ膜効果がある。

最終更新日:2018年12月11日

流動点とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

流動点とは ,試料油を規定の方法で冷却したとき,試料が流動する最低の温度をいい,潤滑油の低温流動性の指標とする。流動点は油中に析出するパラフィンワックス分によるため,ワックス分の多いパラフィン系基油は溶剤脱ろうを行って流動点を下げる。JIS K 2269。

最終更新日:2018年12月11日

冷間加工とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

冷間加工とは ,塑性加工で製品の硬さおよび強さを高め,仕上がり成形精度を上げる目的で行われる。工業的には室温での加工を指し,学問的には材料が加工硬化する温度での範囲すなわち再結晶温度以下での加工を指す。

最終更新日:2018年12月11日

油膜とは

油膜とは ,摩擦面に形成される潤滑油の薄膜。荷重,すべり速度,潤滑油粘度などにより形成される。油膜厚さが表面の凹凸に比べて十分大きい場合は,流体潤滑状態であり,摩擦抵抗は小さい。油膜が薄くなり,局部的に金属接触を伴う場合は境界潤滑状態となり,摩耗,焼付きが起こりやすい。

最終更新日:2018年12月25日

油性とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

油性とは 。同じ粘度を持つ,異なる2つの潤滑油を同一条件下で使用したとき,境界摩擦に相違の現れることがある。このような性質を潤滑油の油性という。これは潤滑油に含まれるある種の界面活性剤の存在による。

最終更新日:2018年12月25日

摩耗とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

摩耗とは ,摩擦による固体表面部分の逐次減量現象。普通は2面から摩耗粉として小片が脱落して減量が行われるが,相手摩擦面に表面部分が移着しあるいは相手から移着された場合や,まれには広く解釈して減量がなくても固体表面の摩擦による変形損傷をも総括して摩耗とよぶことがある。相手面は確定された固体表面であるとは限らず,例えばエロージョンのように浮遊粒子による摩耗も存在する。

最終更新日:2018年12月25日

ポンチとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

ポンチとは ,(1)けがき用具の一種。けがき線を明らかにするためけがき線上や中心点にポンチマークをつけるのに用いる。工具鋼製で先端は焼入れしてある。目打ち,センタポンチ,自動ポンチなどがある。(2)棒状をした工具の総称。穴あけ鍛造用のポンチ,ポンチングマシンに用いるもの。深絞りのおす型,板に穴をあけるおす型などがある。

最終更新日:2018年12月22日

放電加工とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

放電加工とは 。工具である電極と工作物との間にパルス性放電を発生させて電気エネルギを与えたとき,工作物の表面は急速に高熱(6000~10000℃)になって溶融気化し,同時に生じる放電圧力と液体の気泡と対流の作用で溶融気化した金属が微粉末となって液中に飛散脱離する。これを繰り返すことによって不要部分を除き,所用の形状にする加工法。

最終更新日:2018年12月22日

フラッシングとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

フラッシングとは 。機械や装置を新設した場合,あるいは分解修理組立を行った直後は,配管内はもちろん潤滑部にも多くのごみや異物の存在が見られる。また長時間運転後では,劣化した潤滑油のスラッジが付着している。このためフラッシング油を長時間循環させることにより,系統内のごみやスラッジを除去した後,新しい潤滑油を充てんする。その洗浄操作をフラッシングと称し,機械あるいは汚染の程度によって最適の方法を選定する。

最終更新日:2018年12月22日

ピッチングとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

ピッチングとは ,(1)ころがり軸受の軌道面や転動面の表面に小さな穴があくこと。腐食や初期の疲れなどが原因である。(2)歯車の歯面に穴があくこと。主に繰り返し接触荷重による材料の疲れをいうが,それ以外の原因によるものもいう。

最終更新日:2018年12月22日

引抜き油とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

引抜き油とは ,金属素材をダイスまたはプラグ(芯金)の間を通し,棒,線,パイプ等に加工する引抜き加工において,材料とダイスまたはプラグとの摩擦,摩耗を減らし,引抜き速度,断面減少率を増大させて加工能率と製品品質の向上を図るのを目的として使用する潤滑剤の一種である。

最終更新日:2018年12月22日

バレルとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

バレルとは ,原油の容積を測るのに使われる独特の単位である。1バレル=約159リットル,ドラム缶1本の容積は200リットルなのでその8分目ほどである。原油,重油などをトンで表す場合もあるが,原油の種類によって比重が違うので正確な表現はできないが,大ざっぱにいえば原油の比重はほぼ0.9なので1キロリットルは0.9トンと換算することもできる。

最終更新日:2018年12月22日

パッキンとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

パッキンとは ,静止部分の密封に用いられるシールをガスケット(固定用シール)というのに対して,回転や往復運動などのような運動部分の密封に用いられるシールをパッキン(運動用シール)といい,接触形,非接触形シールおよびダイヤフラムシール,ワイパリングなどがある。一部の慣習として,ガスケットを含めてシール全体をパッキンと表現することもあるが,一つの言葉を広義と狭義に使い分けることは,まぎらわしいので避けたほうが良い。

最終更新日:2018年12月22日

粘度指数とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

粘度指数とは ,Dean-Davisによって提案された潤滑油の粘度温度関係表示法で,この値が大きいほど温度による粘度変化が小さいことを示す。40℃と100℃の動粘度より算出する。粘度指数100未満はA法,100以上はB法で算出する。JIS K 2283。

最終更新日:2018年12月22日

粘度計とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

粘度計とは ,流体の粘度を測定する計器。測定原理から,(1)ハーゲン・ポアズイユの法則に従い,一定量の試料が毛細管を通って流出するのに要する時間を求める:毛細管粘度計,(2)ストークスの法則に従い,試料中の物体落下速度または気泡上昇速度から求める:気泡粘度計,落体粘度計,ヘプラ粘度計,ビスコレータ,(3)流体中の物体が受ける粘度抵抗から求める:回転粘度計,振動粘度計,平板粘度計,などがある。

最終更新日:2018年12月22日