トライボロジー用語」カテゴリーアーカイブ

油膜とは

油膜とは ,摩擦面に形成される潤滑油の薄膜。荷重,すべり速度,潤滑油粘度などにより形成される。油膜厚さが表面の凹凸に比べて十分大きい場合は,流体潤滑状態であり,摩擦抵抗は小さい。油膜が薄くなり,局部的に金属接触を伴う場合は境界潤滑状態となり,摩耗,焼付きが起こりやすい。

最終更新日:2018年12月25日

油性とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

油性とは 。同じ粘度を持つ,異なる2つの潤滑油を同一条件下で使用したとき,境界摩擦に相違の現れることがある。このような性質を潤滑油の油性という。これは潤滑油に含まれるある種の界面活性剤の存在による。

最終更新日:2018年12月25日

摩耗とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

摩耗とは ,摩擦による固体表面部分の逐次減量現象。普通は2面から摩耗粉として小片が脱落して減量が行われるが,相手摩擦面に表面部分が移着しあるいは相手から移着された場合や,まれには広く解釈して減量がなくても固体表面の摩擦による変形損傷をも総括して摩耗とよぶことがある。相手面は確定された固体表面であるとは限らず,例えばエロージョンのように浮遊粒子による摩耗も存在する。

最終更新日:2018年12月25日