(1)パッキン形状による特性比較〈(図2)油圧用パッキンの種類と特長〉参照。
形状
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液体
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密封性
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耐久性
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低摩擦性
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耐偏心性
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省スペース
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コスト対応
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リップパッキン(Uタイプ) |
油圧 |
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~
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空気圧 |
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スクィーズパッキン(ワンリングタイプ) |
油圧 |
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空気圧 |
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スリッパーシール(ST タイプ) |
油圧 |
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~
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空気圧 |
~
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Y(U)タイプ |
→シール性重視。 |
ワンリングタイプ |
→コスト重視,省スペース化。ただし,高頻度や長ストロークは避ける。 |
STタイプ |
→摩擦特性重視,高圧化対応,省スペース化。ただし,シール性を重要視する保持シリンダや外部漏れにつながるロッド部への単独使用は避ける。(シール性を重視する保持シリンダや外部漏れにつながるロッド部にはSMJシールを使用してください。) |
図 リップパッキンの特性
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この図と関連するQ
Q リップパッキンの特徴と用途について教えてください
Q リップパッキンの温度による影響について
Q スティックスリップ現象とは何か教えてください