トライボロジー用語」カテゴリーアーカイブ

粘度計とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

粘度計とは ,流体の粘度を測定する計器。測定原理から,(1)ハーゲン・ポアズイユの法則に従い,一定量の試料が毛細管を通って流出するのに要する時間を求める:毛細管粘度計,(2)ストークスの法則に従い,試料中の物体落下速度または気泡上昇速度から求める:気泡粘度計,落体粘度計,ヘプラ粘度計,ビスコレータ,(3)流体中の物体が受ける粘度抵抗から求める:回転粘度計,振動粘度計,平板粘度計,などがある。

最終更新日:2018年12月22日

粘度温度図表とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

粘度温度図表とは ,石油系の動粘度-温度関係が直線になるように目盛を選んだ図表で、2つの温度における動粘度の値から任意の温度での値を推定したり,潤滑油のいろいろな温度における動粘度を比較したりするのに便利である。ASTM D 341に示されており,鉱油について動粘度ν(mm2/s)と絶対温度Tの間にlog log(ν+0.7)=A-B log Tなる関係が成立することから,縦軸をlog log(ν+0.7)横軸をlog Tで目盛ってある。

最終更新日:2018年12月22日

粘度とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

粘度とは ,流体の粘性の程度をあらわす値。せん断速度に対するせん断応力の比を粘度あるいは粘性係数という。一般にはP(ポアズ)あるいはその100分の1のcPで表すが,SI単位ではPa・s(=10P)で表す。

最終更新日:2018年12月22日

乳化剤とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

乳化剤とは ,界面活性剤の中で特に油と水の乳化に適したものをいう。スルホン酸塩,アミン塩,ソルビタン脂肪酸エステル,アルキルフェノールエチレンオキシド付加物など。水溶性切削油剤,乳化形圧延油,乳化形作動液などに使用する。

最終更新日:2018年12月22日

砥粒とは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

砥粒とは ,研磨材の粒子のことで,これを粘結剤で固めて砥石にする。ダイヤモンドや人造のものがあり,人造には溶融アルミナ質と炭化けい素質のものとがある。工作物より硬く,切刃に相当するものである。砥粒の粒子の大きさは,粗粒では番で示し,10~220番の粒度,微粉はミクロンで示し,5~80μmの粒度をいう。砥粒率とは研削砥石に占める砥粒の容積比率のことをいう。

最終更新日:2018年12月21日

トライボロジーとは | トライボロジー用語解説 | ジュンツウネット21

トライボロジーとは ,相対運動を行いながら相互作用を及ぼし合う表面およびそれに関連する実際問題の科学技術と定義される。従来潤滑学などと呼ばれていた,摩擦・潤滑・表面損傷などを取り扱う工学の分野を表す用語として,1966年にイギリスのジョスト報告で提唱され,一般に用いられるようになった。

最終更新日:2018年12月21日