Oリングの保管によるトラブル | ジュンツウネット21

Oリングの保管によるトラブル

Oリングの保管によるトラブルについて教えてください。
解説します。

Oリングはメーカーから出荷後すぐに使用されるケースもありますが,倉庫等でしばらくの間保管された後,使用されるケースが多く見受けられます。しかし,Oリングを長期間保管しておくと,硬度が硬化あるいは軟化を起こしたり,機械的強度が低下したりすることがあります。また,変形を与えた状態で保管すると弾性変形とともに,永久ひずみとなる塑性変形を起こし問題となることがあります。

長期の保管において発生する硬度変化や機械的強度の低下は,空気中の酸素やオゾン,日光,熱,水を因子とした自然老化と呼ばれる現象です。これらの老化現象や永久ひずみはOリングの性能に大きく影響することから,Oリングの保管は,適切な環境にて行うことが望ましいでしょう。

保管状態としては,

(1)直射日光,油,水,熱などに曝されない環境で保管されること。すなわち,ポリエチレン袋等に入れたまま冷暗所に置かれること。

(2)変形・ひずみを与えないで保管されること。すなわち,曲げたり上にものを置いたりせず,フリーな状態を保つこと,

が条件となります。

なお,保管期間としては,未使用のもので約3年程度,機器・部品に組み込んだもので約1年程度が目安となります。 *1

 

*1 小野山正雄,Oリングの保管について,バルカーレビュー38,10,1994,P12~P14

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部

アーステック



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