適正な圧入機を使用したのにオイルシールから油漏れするのはなぜか | ジュンツウネット21

適正な圧入機を使用したのにオイルシールから油漏れするのはなぜか

オイルシールをJISのH8公差,表面粗さ6.3μm程度で加工したハウジングに,図1の圧入治具にてハウジング奥の突き当て部まで,油圧による圧入機を用いシールの圧入荷重以上で圧入しました。油を注入し運転を開始したところ,リップから油漏れが発生しました。指示されている圧入機を用い圧入したのですが,何故油漏れが発生したのですか。
解説します。

油漏れの発生原因は,外径が小さい圧入治具にて突き当てまで圧入したため,オイルシールの径方向の内環を油側へ変形させています。その結果,リップは広がり,傾斜,楕円が生じ,シール機能を失い油漏れに至っています。この対策は,圧入治具の外径を図1の良い例のように,オイルシール内環の外周径よりも大きくして,荷重を受けても変形しないようにしてください。

圧入治具の例
図1 圧入治具の例

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部

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