IMVの機械状態監視診断技術者(振動) 訓練 | ジュンツウネット21

会社案内

IMVの3事業のご紹介

 IMV株式会社は,1957年に国際機械振動研究所として設立され,1987年に現IMV(International Mechanical Vibration)に社名を変更している.IMVは,振動を中心とした三つの事業を展開している.

 環境を再現する「振動シミュレーションシステム(振動試験装置・複合試験装置)」は製品が受ける振動環境を再現し,その信頼性や耐久性を評価するための6自由度振動シミュレーションシステムや環境に優しいインテリジェントシステムなど高度な技術を持つ.動電式システムにおける海外・国内ともにシェアNo.1を誇る.

 振動状態を定量化する「メジャリングシステム」は目的に合わせ振動計測装置やデータ収録解析システムなど幅広いラインナップでお客様の計測・解析業務を支援している.設備診断の関連商品としては携帯振動計(図1)や,設備診断の学習用の小型模型(図2)等がある.

携帯振動計VM-4424H

図1 携帯振動計VM-4424H

回転ロータキット(設備模型)VM-101

図2 回転ロータキット(設備模型)VM-101

 振動・騒音問題の解決を支援する「テスト&ソリューションサービス」は,1998年に日本初の振動・衝撃試験専用施設として東京テストラボを開設して以来,国内6拠点,海外2拠点に展開し,試験の実績が多くある.製品の特性に合わせた試験条件の開発や計測・解析サービスによって,トータルサポートを実現している.

訓練の沿革

規格設立の初回から参画

 IMVは規格設立の初回2004年から訓練機関として参画している.

 近年の受講生は設備診断の初級~中級の方が多い.それ以外にも振動を体系立てて学べるセミナーとして稀有な機会であると教育の一環として採用いただいている企業もある.

 訓練開始から数年は受講生に上位カテゴリ相当の方が多く,カテゴリ IIのカリキュラムより周辺の広い範囲について訓練の要望をいただいた.そうした段階を経ることでIMVの訓練はISOの要件はもちろん設備診断の現場の知識も網羅する内容にすることができたと自負している.IMVでは講師は社外と社内の2名が登壇している.

訓練カテゴリおよび実施時期

カテゴリ IIの訓練を年2回実施.6月は東京,11月は大阪で実施.

 カテゴリ IIの訓練を年2回実施している.認証試験の直前の1週間を訓練期間とするのが通例となっている.6月は東京,11月は大阪で実施している.最新の情報はIMVホームページを確認のこと.図3にセミナー風景(東京会場)を示す.

セミナー風景

図3 セミナー風景

 また,ISO19436-2準拠 機械状態監視診断技術者(振動)資格の標準テキスト「ISO基準に基づく機械設備の状態監視と診断(振動 カテゴリ I/II/III/IV)」(発行者:振動技術研究会)の販売をIMVは担っている.「演習問題集(振動 カテゴリ II/III)」も販売している.テキスト販売はIMVホームページ上で行っており,どなたでも入手できる.

訓練の特徴

予習実施を奨励し,訓練セミナーでは演習問題を1問でも多く解説

 受講生には事前にテキスト(講習スライド,演習問題集含む)を送付し,予習を行ってもらう.訓練セミナーでは,予習でわからない点を質問してもらい,授業を進めていく.そうすることで演習問題を1問でも多く解説し,認証問題でどんな問題を出題されても冷静に解いていただけるように備えていただく.

 実習・実演も効率化を進めている(実習の実演化は新型コロナなど感染症の対策も兼ねられる).所要時間を圧縮しても習熟度を損なわないように説明スライドを拡充している.究極的には実演を動画上映し,実習さながらの臨場感も両立できる体制に挑んでいきたい.

設備診断の現場でのお困り事のご相談から商談に発展することも

 設備診断の現場でのお困り事のご相談をいただくこともあり,IMVと受講生との間で訓練後に新たな商談に発展することもしばしばある.こうした点も振動メーカーならではと自負している.

受講生の傾向

 お客様が予算化し毎年複数名を受講させているケースも多い.業種では電力・ガス,エンジニアリング,メンテナンスサービス会社が多い.

おわりに

振動の啓蒙普及活動と自社のブランド名向上を目指して

 IMVは訓練機関として合格率100%を目標に,セミナー内容の検討・改定を実施している.振動の啓蒙普及活動と自社のブランド名向上のため活動している.今後も振動=IMVという位置付けになることを目標として努めていきたい.

<2025年度訓練実施要領>

前期:東京会場(東京都台東区)

 2025年6月16日(月)~20日(金)

後期:大阪会場(大阪市西区)

 2025年11月10日(月)~14日(金)

※両会場ともカテゴリII を実施

<お問い合わせ先>
〒555-0011 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-10
IMV株式会社 訓練センター
E-Mail t-support@imv-corp.com
URL https://we-are-imv.com/

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    最終更新日:2025年6月13日