グリースに増ちょう剤や添加剤は何故必要か グリースの製造に増ちょう剤や添加剤が使用されますが，その必要性と特性について教えて下さい。また，製造方法もご解説下さい。

潤滑油中の水分を取り除くには 潤滑油の中には水分が存在しており，それをできるだけ除去しなければトラブルのもとになると聞きます。入っている水分を簡単に取り除く方法，あるいは装置について解説してください。

自動車輸出時の防錆処理 自動車を輸出する際にどのような防錆処理を行っているのですか。各国の防錆基準について解説します。カナダ，北米，北欧では，冬季に道路凍結防止のため散布される塩によって，自動車の車体が腐食します。一方，日本では，道路における塩害はまだ少なく，むしろ，沖縄のように，海からの塩分による腐食がよく知られています。

亜鉛めっきパイプの防錆 亜鉛めっきパイプはそれ自体防錆能力を持っています。さらに防錆効果を上げるため表面処理がなされますがそれはどのようなものなのか，その使用方法等について解説して下さい。

水溶性切削油剤 交換基準と交換方法 水溶性切削油剤の液の交換基準，交換時の原因確認と交換方法，交換時の注意事項などについて解説します。

非塩素系切削油 （その切削性能は） 切削油を非塩素化すると加工性の低下の他，塩素系切削油では発生しなかった問題も報告されています。ガンドリル加工，シェービング加工，タップ加工，自動盤加工の切り替え事例を紹介し，非塩素系切削油の実用性能と対策について解説します。

シンセティックソリューション について ソリューションタイプの性状を有するシンセティックソリューションと称される油剤の共通点は，水溶性合成潤滑剤を適用していることです。シンセティック（synthetic；合成），シンセティックソリューションの特長と欠点，シンセティックタイプに適した加工などについて解説します。

水溶性切削油剤の希釈水 水溶性切削油剤を希釈する水質について，あまり重要視されていないのが現実ですが，水質によってさびや腐敗の問題を引き起こし，切削油剤としての効力を十分発揮できないような状態になる場合もあります。希釈する水質について，希釈水の問題点，全硬度などについて解説します。

水溶性切削油剤の腐敗防止 上の注意点 水溶性切削油剤の一般的な使用環境は，温度・水分・栄養源の3要素から考えると，微生物が生育，繁殖するための好条件下にあります。したがって腐敗による悪臭の発生は，工場内の作業環境を悪化させ，また工場周辺地域の公害問題にまで発展するケースもあります。水溶性切削油剤の腐敗化現象と予知，腐敗防止対策についてなどを解説します。

ホーニング加工とホーニング油 について ホーニング加工は，砥石を用いてこれを一定の圧力で加工物面に押し付け，加工物との間に回転と往復運動を与え，多量のホーニング油を注ぎながら目的とする表面あらさと寸法，形状を得る加工法で，精密仕上げ法の一種とみなせます。ホーニング加工，ホーニング油と加工要因などについて解説します。