減速機の芯だし不良 歯車現場でトラブル調査のとき発見される最も多い不都合の一つが軸継手の芯だし不良です。

ベアリングのスミアリング現象 スミアリングは転動面に発生し，表面は荒れているが，微小な焼きつきの集合体でできたものです。

振動測定の際のポンチマーク ポンチマークで穴をあけた位置に，探触棒付ピックアップを当てて測定すると，加速度帯域でのばらつきが大きくなります。これは探蝕棒の先端が測定表面に安定して接触しないためです。測定表面は平坦なところを選び，ペンキ，マーカーシールなどを利用して，測定位置のマークをつけてください。

油圧作動油の汚れ防止対策 まず，汚れない対策をとってください。その上で，もし万が一汚れたときのことを考えてフィルターを設置することになります。

軸受外輪の割れ 原因としては，（1）過大な締め代，（2）過大な衝撃荷重，（3）フレーキングや焼付きの進展，などが考えられます。

廃風ファンの振動トラブル ファンの異常振動には（1）回転部の損傷，（2）不均一摩耗，異物付着，（3）回転部と静止部との接触，（4）芯だし不良，（5）軸曲がり，（6）原動機の振動，（7）近接機械の振動などがあります。

オイルクーラーのメンテナンス 夏になり，気温上昇とともに，潤滑油の温度が下がらなくなりました。強制循環給油のラインにはオイルクーラーが設置してあります。オイルクーラーを増設したところ，まったく機能していないことが分かりました。なぜでしょうか。そしてどのような対策をとったらよいでしょうか。

搬送ローラーのベアリングシール油漏れトラブル 当工場では，ラインスピードが上がり，それにつれて搬送ローラーのベアリングの温度が上昇してきました。搬送される製品も温度が高いので周囲も高温です。グリースがシール漏れするようになりました。

工場での予備品の持ち方 組み立て予備品を持っているメリットを教えてください。

ユニバーサルカップリングのトラブル 当工場の主要設備にユニバーサルカップリングが多く使用されております。建設当初は快適に稼動しておりましたが，最近，振れが発生しております。