モンキーレンチ使用ミスによる怪我 モンキーレンチはボルトを回す便利な工具として安易に使用されますが，それだけに正しく使用しないと，ガタ付きや破損の原因となります。特に外れたり，破損したりすると大きな怪我に結びつくことがあります。

油圧プレスシリンダーピストン傷による油漏れトラブル シリンダーとピストンのかじりによる油漏れは，必要な圧力を得られないばかりでなく，外部への漏洩となり，資源の垂れ流しと共に，環境汚染の原因ともなります。

モーター取り付け架台の振動 モーターには電磁振動や小さなアンバランスによる振動があります。小さいうちは問題になりませんが，モーター自体ではなく，周囲環境でその振動が助長されることがあります。

点検員のマンネリ化防止策 点検員を小グループに分けて設備を分担し，責任をとる体制にしてから，問題点が明瞭になり，つぎつぎに対策をとり，設備故障が激減しました。しかし，設備が安定したにもかかわらず，一定周期で同じ点検員が同じ設備を点検しているとだんだんマンネリ化し，作業員は職場に情熱を感じなくなってきました。

チェーンの張り調整 チェーン駆動の設備がありますが，チェーンの張り具合がまちまちです。標準的な調整方法を教えてください。

配管継手シールテープの使い方 配管継手から油が漏れ出しました。ねじ部を洗い，シールテープをまいて締めなおしましたが，かえって漏れがひどくなりました。再度やり直したのですが漏れの程度は良くなったのですが完全には良くなりません。

油圧ホースの正しい取り付け方 油圧配管では，ホースを適当に使うことで複雑な配管を解決したり，時々取外しが必要なケースでは安易に採用しております。安易さなりにいろいろと注意事項がありますが，ついうっかりやりそうなものをあげておきます。

負荷変動の多い機械の振動測定 攪拌機の振動測定を実施しましたが，変化が大きくてよく分かりません。振動測定器で攪拌機の振動を測定することは不可能なのでしょうか。

自動タレット旋盤の加工精度不良 加工精度にばらつきがあり，原因を追究したところ，サドルスライド部にかなりのギャップがあり，六角タレット割り出し部にもガタがあることがわかりました。

油圧シリンダーピストン部の漏れ まず，最初にシリンダーの筒を触ってください。ピストンリングからの漏れでしたら発熱しているはずです。さらに詳しく確かめるためには反圧力側のホースをはずして加圧し，ピストンからの漏れを調べてください。