株式会社小桜商会
会社の歴史
（株）小桜商会は，石油会社及び潤滑油メーカーへ各種添加剤を供給する会社として1949年に設立された．当社が，最初に扱った添加剤は，Enjay Chemical（後にExxon Chemical）のParaflow PDX流動点降下剤であった．その後，バニティー・ジョーンス（通称ジョーンス商会）が輸入したLubrizol社添加剤を販売した．このビジネスをMonsanto Chemical添加剤の輸入販売に切り替え，1953年3月に同社と日本総代理店契約を結んだ．1959年当時，日本市場を独占していたローム・アンド・ハース社のVII（粘度指数向上剤）の国内生産を三洋化成工業（株）に提案，1964年から同社京都工場にてその生産を開始し順調に販売量を増やし，今日に至る．近年では得意先様のグローバル化に対応し，機能性原料，高機能添加剤の輸出入販売を推進中．また，環境に対する意識の高まる中，省燃費型エンジンオイル向け粘度指数向上剤，OECDテストガイドライン準拠による生分解性試験，魚類急性毒性試験等の分野に注力している．新たにISO14001：2015の認証取得に取り組んでおり，企業の社会的責任を果たす活動にもチャレンジしている．
2018年3月に当社は蝶理（株）の子会社となり，2022年3月よりVanderbilt Chemical社の輸入代理店となるなど，海外展開の新たな道が開けることになった．
