Vanderbilt Chemicals, LLC／株式会社小桜商会
会社の歴史
R.T.Vanderbilt Co., Inc.（以下Vanderbilt）はクレイ（粘土鉱物）を販売する会社として，Robert Thurlow Vanderbiltにより1916年に設立された．軽質クレイは製紙工業用に使用されるが，Vanderbiltの最初の子会社であるContinental Clay Co.（現Dixie Clay Co.）とNorth American Clay Co.はゴム工業に対し，より適したクレイも採掘した．これがVanderbiltをゴム工業へ向かわせた背景である．
現在Vanderbiltは800以上の製品を，石油，ゴム，プラスチック，塗料，製紙，農業，セラミック，接着剤，ワイヤーロープ／ケーブル，化粧品，家庭用品などの幅広い分野の産業へ供給している．
日本へVanderbilt製品を初めて輸入したのは，第二次大戦後にRichard May氏が設立した東京メイで，Richard May氏のスタッフとして働いていた並河謙次郎氏が，そのビジネスを引継ぎ1957年に日本メイ（株）を設立し，1963年にVanderbiltが潤滑油添加剤の取り扱いを開始したのを機に，日本メイもそれらの輸入・販売を始めた．
Vanderbiltと日本メイの間の契約が終了したのを機に，Vanderbiltは三洋化成工業（株）と1985年9月に国内販売総代理店契約を締結．2022年3月より（株）小桜商会が輸入・販売をしている．2013年R.T.Vanderbilt Company, Inc.が再編され，R.T.Vanderbilt Holding Co.が設立，同社の下に事業分野別に3社が設立され，内潤滑油添加剤の製造・販売はVanderbilt Chemicalsに引継がれている．
主要製品
