The Lubrizol Corporation／日本ルーブリゾール株式会社
会社の歴史
The Lubrizol Corporation（以下，Lubrizol）は1928年に米国オハイオ州クリーブランド市の郊外に設立された。最初の製品は，自動車の重ね板バネのキシミ音を低減するために開発したもので“Lubri-Graph”と称し，大ヒット商品となった。そのすぐ後に自動車のエンジン油を商品化した。これらの技術から添加剤の分野に特化し，独立系の添加剤専業メーカーとして世界中で事業を展開してきた。1959年には販売会社として，日本ルーブリゾール（株）が設立された。販売量の増加とともに，日本での顧客サービスの充実を目指して，1965年には愛知工場の稼動を開始（1981年衣浦工場に移転），1973年には，米国，英国に続く第3の研究拠点として厚木研究所を設立した。2001年，両者を統合した衣浦事業所を完成させた。現在，衣浦事業所では，機械試験，BTS（ブレンド テスト サービス），カスタマーサービス，物流等のサポートを行っている。
日本ルーブリゾールでは，ルーブリゾール・アディティブズとルーブリゾール・アドバンストマテリアルズの2つの事業展開を行っている。
ルーブリゾール・アディティブズでは，エンジン油添加剤，駆動系システム用潤滑油添加剤，工業用潤滑油添加剤などのパッケージ添加剤を始め，各コンポーネント剤及び，ガソリン清浄剤などの燃料油添加剤を扱っている。また2014年，炭化水素系合成油「ルーカント（R）」の潤滑油産業向けの販売に関する世界全地域での独占販売権を取得し，2015年2月より販売開始する。
ルーブリゾール・アドバンストマテリアルズでは，最先端のスペシャルティ・ポリマーや一般消費者及び工業用用途向け添加剤等のケミカル製品を扱っている。
詳細は，http://www.lubrizol.com/ を参照。
主要製品
