添加剤を含む使用油の処分方法 | ジュンツウネット21

使用済み潤滑油剤を廃棄処分する場合,各種潤滑油剤を一つにまとめて処分しても問題はないのでしょうか。また配合されていた潤滑油添加剤同士で化学変化を起こし,有毒ガス等が発生する危険性はありますか。

解説します。

使用済み潤滑油の廃棄処分には適切な管理が大変重要なことはいうまでもありません。まず,それぞれの地域の廃棄処分規則を十分に検討する必要があります。実際の作業に携わる作業員やオペレータが廃棄物処理の訓練を十分に受け,廃棄物を正しく仕分け処理できなければなりません。作業員が重金属・塩素・可燃性物質・その他の有機成分を熟知し,それらが危険物かどうか区別する能力を備えていれば,処理費用の節約にも繋がります。

使用済み潤滑油を廃棄する前に一つにまとめる際,大切なことは廃棄物の化学組成を常に確認することです。一般的には,廃棄処分する潤滑油を混合すること自体全て危険というわけではありません。潤滑油に添付された「製品安全データシート」は必ず読んで理解することが大事です。メーカーは潤滑油と混合してはいけない物質や有害な化学反応・分解を起こす物質を「製品安全データシート」に記載しています。

特に注意することは,液状品が混入する場合で,潤滑油以外は混ぜないようにするのが賢明です。例えば,工業用クリーナの中には鉱物系の酸を含有しているものもあり,潤滑油と反応して硫化水素が発生する可能性があります。また,溶剤ベースの工業用クリーナも潤滑油とブレンドしてはいけません。タンク内に揮発した溶剤が充満し火災や爆発を起こすこともあります。エンジンオイルには燃料が混入しているためしばしば発火する場合があります。そのような場合,必ず事前に引火試験を行って下さい。

健康に有害という訳ではありませんが,お互いに反応してそれが問題となる場合があります。例えば,タービンオイルには酸性の防錆剤が入っており,一方,作動油はアルカリ性の防錆剤を含んでいます。これらがミックスされますと沈殿物が発生し,それが作業上の問題となることがあります。

もう一つ重要なことは,保管と作業上の注意です。潤滑油を保管している場所の清掃が不十分な場合,滑って転倒したりして大怪我に繋がります。保管場所およびその周辺に吸着材を敷いたりまた清掃道具を備え付けたりすることで,さらに,日常または定期的な清掃手順を決めて実行すれば,漏れによる事故発生を防ぐことができます。

ブルカージャパン ナノ表面計測事業部

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